文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年2月26日】少し前、明慧ネットに掲載されていた記事の中に、同修たちに発正念の重要性を呼びかける文章がありました。私はその内容に深く感銘を受け、自分の発正念に対する姿勢を見直しました。私は、発正念が師父の求める「大法弟子が必ずしっかり行うべき三つのこと」の一つであることを理解しており、日頃から実践していました。しかし、その重要性を真剣に受け止めず、自分に対しても厳しく要求できていませんでした。
発正念の際には両足を組んで座る必要がありますが、私は足の痛みを恐れ、10分ほどで耐えられなくなり、足をほどいていました。また、思考を静めることができず、師父の求める発正念の状態には程遠いものでした。当然ながら、その効果も期待できるものではありませんでした。普段の第五功法の際も、足を組んだまま30分続けるのが精一杯で、修煉の状態も決して良いとは言えませんでした。
修煉に対する怠け心のためか、身体にも病業の状態が現れました。しかし、それを法に則って根本から否定することができませんでした。例えば、少し長く歩くと股関節が痛み、歩けなくなっては休み、しばらくしてからまた歩くという状態が続いていました。さらに、子宮下垂の病業も現れました。そのため、私は学法に力を入れましたが、なかなか効果が現れませんでした。
そこで私は学法の方法を見直し、通読から書き写す方法に切り替えました。そして3年以上かけて『轉法輪』を4回書き写し、現在は5回目に取り組んでいます。この過程を通じて、多くの悪い習慣を修正し、心性も向上したと感じています。
ある時、同修の交流文章を読み、その中で、1人の同修が神韻を広める際に大きな妨害を受けたものの、発正念を行い、およそ2時間かけて自らの空間場を清めたことで、旧勢力の妨害を打破したという体験が紹介されていました。この文章を読んで、私は自分の修煉が怠慢になっていたこと、そして身体に現れる異常な状態も旧勢力による虚像であり、修煉者としての基準に達しないように、途中で挫折させようとするものであったことを認識しました。私は、これらも旧勢力の按排によるものであり、自分自身の空間場を徹底的に清める必要があると強く感じました。
そう気づいた私は、すぐに足を組んで座り、発正念を行いました。そして、旧勢力の一切の按排を全面的に否定し、さらには、私が生々世々の輪廻の中で旧勢力によって意図的に植え付けられた執着心や固執した観念までも、完全に否定し、徹底的に取り除くと誓いました。私は集中力を高め、心を込めて30分間、発正念を続けました。
発正念の最中、私は足の中にある悪いものが、師父の力によって足のかかとから排出されていくのを感じました。その力は非常に大きなものでした。発正念を終えた後、足の痛みが軽減され、また、自分の空間場を清めることに対する自信も深まりました。私は、自分の正念によって空間場を清めることが正しい道であると確信しました。
その後、私は毎日30分間、自分の空間場を清めることを継続しました。そして、世界中の大法弟子が四つの時間帯で発正念を行う際も、楽に足を組み、30分間集中できるようになりました。今では、足の痛みは完全になくなり、歩行もほぼ正常に戻り、子宮下垂の症状も消えました。
私は改めて発正念の重要性を深く認識しました。発正念を十分に重視していない同修の皆さんも、一刻も早く行動を起こし、邪悪が修煉や法の実証に対して行うあらゆる妨害を取り除いてほしいと願っています。私たちは勇猛精進し、師父の正法の進程にしっかりとついていかなければなりません。