【明慧日本2025年2月27日】吉林省舒蘭市(じょらんし)在住の法輪功学習者・朱玉軍さん(男性)は、法輪功を実践したため、2024年(正確な時期が不明)当局に懲役4年の不当判決を宣告された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
朱さんは2024年6月5日、警察の捜査で50人以上の法輪功学習者が連行された際に不当連行された。朱さんは舒蘭市留置場で刑事拘留された。内部関係者は、朱さんが2人の看守に殴打されているのを見たと報告した。看守の1人は「この男は質問に答えることを拒否したので、殴打されて当然だ」と言った。
その後、朱さんは心臓に疾患があることが判明し、しばらく入院した。拘置所は保釈を申請したが、上級機関が却下した。正確な時期が不明だが、朱さんは舒蘭市裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡され、2024年12月18日に公主嶺刑務所に拘禁された。朱さんの健康状態が悪かったため、刑務所の病院に収容された。家族には健康状態や居場所は伝えられなかった。
過去に受けた迫害
朱さんはかつて舒蘭市林業検察局の検察官で、同僚からは将来有望な若手として認められていた。迫害が始まった後、朱さんは1999年12月に法輪功を訴えるために北京へ向かった。朱さんは連行され、1年間の強制労働を命じられた。朱さんは控訴し、解雇された。
朱さんは2003年10月10日に再び連行され、拘禁された(強制労働の刑期は不明である)。
釈放後、朱さんは妻とともに吉林省吉林市に移り、惣菜店を開いた。警察は2013年10月18日に朱さんを連行し、吉林市拘置所に拘禁した。朱さんは虐待のため入院し、2015年9月に船営区裁判所に懲役5年の不当判決を宣告された。朱さんは吉林刑務所で残酷な拷問を受け、再び入院した。釈放後も容態は悪化し、一時は危篤となったが、徐々に回復した。