【明慧日本2025年2月27日】長春市九台区紀家鎮の法輪功学習者である郎佰明さんは、2023年7月に地元の警官によって再び連行され、不当に拘禁された。2025年1月下旬の情報によると、地元裁判所で不当に判決を下され、現在吉林刑務所に拘禁されている。
郎佰明さんはこれまで何度も中国共産党に連行され、不当に拘禁されてきた。また、2回にわたり不当に労働教養を科され、労働教養所で残酷な迫害を受けた。
一、天安門広場で煉功し、不当に拘禁される
1999年7月20日、中共は法輪功への激しい迫害を開始した。2000年10月、郎佰明さんは天安門広場で煉功を行い、世間に「法輪大法は素晴らしい」と証明したが、連行され、その後地元の留置場に送られ拘禁され、迫害を受けた。
二、法輪大法についての真実を伝え、飲馬河労教所で2年間の不当労働教養を受ける
2000年10月、郎佰明さんは留置場から解放された後、法輪功迫害の事実を伝えたため、警官に連行され、九台の飲馬河労働教養所で2年間の不当な労働教養を受けた。
飲馬河労働教養所では、次のような多くの残酷な迫害手段が用いられた。
独房に拘禁され、徹夜で立たせる拷問(鷹を訓練する時のやり方)、強制的に立たせ続ける、しゃがませ続ける、屈ませ続ける、蹴ったり殴打する、棒での殴打や火で炙る拷問、氷水をかけて凍えさせる、炎天下に晒す、警棒による拷問、電気ショック、四肢を引っ張る刑罰(「五馬分屍」)、宙吊りなどの様々な拷問方法が用いられ、プラスチック管で肉に穴を開ける、残忍な強制灌食、眼球を弾く、歯ブラシで指を締めつける、「死人ベッド」に縛り付ける、ビニール袋で窒息させる。
中共の拷問イメージ「五馬分屍」 |
これらはすべて法輪功学習者に修煉を放棄させるため「五書」の署名を強制する目的で行われた。
郎佰明さん、趙喜順さん、潘剛さんなどの法輪功学習者は、断食で迫害に抗議したが、残忍な強制灌食の拷問を受けた。警官は複数の受刑者に命じて学習者の手足を押さえ、口をこじ開けてから管を胃に挿入し、大量の塩を混ぜたトウモロコシ粥を流し込んだ。その後、わざと学習者を抱えたまま走り回り、さらには腹を殴打し、「消化を助ける」と言った。趙喜順さんと潘剛さんは前歯を折られ、口腔を傷つけられた。郎佰明さんたちは、悪徳医師の金医師により、頭頂部に大きな針を刺されるなど、毒辣で残酷な迫害を受けた。
拷問実演:残忍な灌食 |
三、修煉を堅持し、飲馬河労教所で再び1年以上の不当労働教養を受ける
郎佰明さんが帰宅した後、地元の派出所の警官に連行され、老人ホームに不当に拘禁された。そして、修煉を放棄する「三書」を書くように強要された。
その後帰宅した翌年、大隊書記によって派出所に連行され、ある書類に指紋の押捺を強制された。
数年間の残酷な迫害により、郎佰明さんは正常に法を学び、煉功することができなくなった。ある事故で頭部を負傷し手術を受けたが、術後の治療を続けることができなくて、絶望の中で「法輪大法は素晴らしい」と心から唱えた。その結果、身体が奇跡的に回復し、周囲の住民も大法の超常性と神秘性を目の当たりにした。
2008年8月1日、郎佰さんは「法輪大法は素晴らしい」と言って、法輪功の修煉を堅持する意思を示した。すると、紀家派出所の警官3人に連行され、九台の飲馬河労教所で再び1年2か月の不当な労働教養を受けた。
労働教養所から解放された後、地元の「610弁公室」は彼に修煉を放棄する「五書」を書かせようと強要したが、郎佰明さんは妥協せず、「法輪大法」という4文字を書いた。
四、吉林刑務所での迫害を受けた
2023年7月20日、郎佰明さんは地元の警察に連行され、拘禁された。2025年1月下旬に得られた情報によると、彼は地元の裁判所で判決を受け(具体的な期間は不明で、3年または5年と推測されている)、その後吉林刑務所に送られ迫害を受けている。彼は毎朝4時過ぎに起床させられ、小さな椅子に座ることを強制され、夜9時までずっと座らされる。このような小さな椅子に数日座るだけで臀部が擦り切れることがある。現在、彼はすでに3か月以上もこの状態を強いられている。
中共の拷問刑具:小さい腰掛け |
吉林刑務所では、不法に拘禁された法輪功学習者に対して、多種多様な拷問が行われている。その手口は次の通りである。長時間座らせる、殴打、電気ショック、独房での拘禁、拘束具(背後手錠と連体足枷)の装着、四肢を固定する拘束、煙で燻す虐待、針で刺す虐待、殴打、プラスチック管で叩く、汚れた布で口を塞ぐ、熱湯をかける、目玉を弾く虐待、睾丸をつねる虐待、四肢を引っ張る拷問(五馬分尸)、宙吊りにする、拷問台(大挂)による拘束、縛り付け、残忍な強制灌食、塩水を強制的に飲ませる、睡眠を剥奪した。
明慧ネットが公開した迫害ケースの統計によると、2024年、吉林省内の9つの地区で法輪功学習者が様々な迫害を受け続け、その被害者数は1.031人である。その内訳は次の通り。迫害により死亡、または冤罪のうちに死亡した:14人、不法判決を受けた:78人、連行:396人、嫌がらせを受ける:287人、不法に家宅捜索を受けた:216人、強制洗脳:11人、逃亡生活を余儀なくされた:7人、行方不明:4人、各種経済的迫害:18件、被害額合計は15万7.850元以上である。