【明慧日本2025年2月27日】遼寧省開原市在住の法輪功学習者・劉麗さん(59歳女性)は、法輪功を実践したため、2024年7月9日、当局に懲役2年6カ月の不当判決を宣告された。最近、劉さんの家族はこのことを確認した。身体に障害を持つ劉さんは拘禁中に高血圧を発症した。家族は劉さんの健康を心配している。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の詳細
2023年7月6日午後、劉さんは、法輪功学習者・楊玉坤さん(同じく障害者、63歳女性)、蘇長琴さん(78歳女性)、陳永芬さん(76歳女性)とともに法輪功迫害の事実に関するシールを貼っていたところを不当に連行された。4人はその日の夕方、尋問のため開原市警察に連行された。蘇さんと陳さんは翌日釈放されたが、劉さんと楊さんは鉄嶺市拘置所に15日間拘留された後、釈放された。
2023年10月19日、蘇さんと楊さんは開原市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の2人の警官と下肥地派出所の7〜8人の警官らに不当連行された。2人の女性は高血圧などの症状があるため、拘留されなかった。その日の午後に釈放された。警察は同日、劉さんを再び連行しようとしたが、劉さんはその場で意識を失い、救急車で病院に搬送され、緊急治療を受けた。
2023年11月3日、蘇さん、楊さん、劉さんは昌図県検察庁に連行され、身元確認書類の記入を強要された。蘇さんと劉さんは2人とも酷いめまいを起こし、警官は2人がそれを偽装していると非難した。2人はその日のうちに保釈された。この時点で、陳さんの状況は明らかではない。
2024年5月20日に、劉さんは自宅で連行され、鉄嶺市女子拘置所に連行された。警官は劉さんの家族に対し、劉さんは起訴され、裁判を待っていると伝えた。
7月9日に、劉さんは昌図県裁判所に出廷し、懲役2年6カ月の不当判決を言い渡された。現在も拘置所に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)