文/李滌非(カナダ)
【明慧日本2025年2月28日】私はFacebookで法輪功の真相を伝え始めたのは2019年7月です。Facebookの世界でさまざまな悪人に出会いました。中に法輪功学習者を狙って罠を仕掛ける悪人もいました。例えば数年前、神韻芸術団がYouTubeに公開した「天国」の映像を使って、「スマホで撮影した天国の光景」の偽動画を制作しFacebookにアップして、法輪功学習者が騙されるのを待つという手口がありました。純粋で善良な学習者たちは何も考えず、真偽を見極めずに次々と転送した後、悪人は「法輪功学習者が天国の映像を捏造し拡散し、ユーザーを愚弄する」と言って法輪功を攻撃してきたのです。
私が調べて偽動画を作った張本人まで突き止めて、2回も警告してから彼は悪事を働かなくなりました。しかし数日前、また偶然にも偽造された動画を発見しました。それは、氷点下の雪の中で、あるひげを伸ばした西洋人男性が夏用の袖なしシャツを着て、小川に面して背筋を伸ばして座禅をする動画です。彼の髪の毛、ひげ、足を覆う布の上に大雪が積もっています。一見すると、彼は法輪功の弟子に見えますが、法理と照らし合わせるとおかしな点があり、よく観察すると多数の破綻が見受けられます。例えば、冷たい風が薄手のシャツを揺らしているのに、この人物からは生きている気配を全く感じられません。動画の投稿者は法輪功を学んでいるベトナム人かもしれません。300以上の「いいね」、21回の転送、数十のコメントがあり、そのほとんどはベトナム人学習者がやったようで、幸いにも疑問を呈する人もいました。私は自分の疑問を多くのコメントの下に貼り付けて、2日後にその動画は削除されました。
Facebookで真相を伝える修煉者が増えるにつれて、うっかり騙される修煉者も増えています。邪悪なものが大法弟子に向けて送りつける頻度が増えているので、ここで同修の皆さんに一言お伝えします。
今日に至るまで、Facebook上で私が発見したこの種の邪悪なアカウントは10以上あり、その大半は、神韻所在地で盗撮して写真をネットに掲載し、明慧ネットに何度も通報された陳という台湾出身の男性に管理されています。一部、未来の日付と設定されたアカウントも含まれています。この男性の周りには多くの仏教徒が集まっています。
ある人物が邪な人だとか、あるアカウントが悪質なものだとか私が言うち、極めて少数の同修はすぐそのようなアカウントをブロックしたりしますが、大半の同修は反応せず(もしくは私に「ありがとう」と言うが悪質なアカウントをブロックしない)、かえって私をブロックする人もいました。同修Aは多くの邪なアカウントのフォロワーとなっており、Aに「〇〇は法輪功を破壊しようとする陣営の人だよ」と注意すると、Aは〇〇のアカウントをブロックしたのですが、次に「〇〇〇も悪人だよ」と伝えると、Aは私を相手にしなくなりました。
自分のフォロワーに悪人が多くいることを知りながら気にかけていない修煉者もいて、理由は、「彼らの投稿するものを私は見ていないから」です。このような同修は、悪人らが師父と大法を攻撃していると知りながら、平気でそのような悪人らを自分のフォロワーにしています。もしかして自分の修煉がうまくいっている、悪人らを恨んだり怒ったりしないで平穏な心を持っていると自惚れているかもしれません。このような同修は、正義感を持つ常人にも劣ると思います。根本的には、これは師父と大法に対する不敬にほかならないので、さらに掘り下げれば、師父と大法を信じているかどうかにも問題があると思います。たとえ地上の小さな神々や仙人があなたの前に立っても、あなたはそんなに無関心でいられないでしょう、まして師父は万物を創造した創造主なのに。
なぜこうなったのでしょうか。私の観察によれば、このような無関心で何とも思わない態度は師父に対する敬意の欠如の表れで、法輪大法に対して十分に信じていないことを示していると思います。また、そのような修煉者たちは頭にある無神論も根絶していないと思います。法難が起きて、そして26年間も続いているのは、学習者におけるこのような不敬不信な態度と関係しているのではないかと思います。『法難』という経文が発表される前から、私の知り合いの同修が「海外の大法弟子たちはすでに師父を敬う面で逸脱している」と言っていました。
師父は各地での説法に我々に神仏の世界を見せて、無神論を打破しています。特に『洪吟五』に収められた詩は次々と無神論、進化論の邪悪さを啓示しています。しかし、しっかり学ばなかったら、自分の頭の中の無神論の毒素を除去できません。上記に挙げた修煉者の中には、1992年の第二期法輪功講習会に参加した人や、毎日『轉法輪』をたくさん読んでいると自称する人もいます。残念なことに彼らの心性は相変わらず低いものです。だから、単に『轉法輪』を形式的に学ぶだけで十分でしょうか?
「私は『轉法輪』だけを読みます。新経文を読みません」と言っている人がいますが、あなたはまだ私の弟子なのでしょうか?
師父は『精進要旨三』「私からの棒喝」で上のように述べています。師父の基準に従えば、『轉法輪』だけを読む人は、大法弟子と言えないではありませんか。師父はまた『精進要旨』「はっきりと目覚めよ」で「経文とは何でしょうか? つまり、常に読む文章ですが、皆さんは読んでいるでしょうか? 法を多く学べば、仕事がうまくいかないことはありません」と説かれています。
ここでは、私が実際に見た状況と、自分が悟ったことを述べます。ご参考になれば幸いです。
正邪の大戦において、善良な心を抱いて邪悪の側に立ち、その存在を憐れに思うためその味方になっている同修の皆さん、自分の行為が大法に悪影響を及ぼすのではないかと心配しないのでしょうか。
修煉していない知り合いBから聞いたことです。修煉者Cはいわゆる善意から、明慧ネットを攻撃する悪人を自分のFacebookのフォロワーグループから削除せずずっと残しています。悪人を改心させたいと望んでいましたが、結局、Cの言動は次第にその悪人に似てきました。
修煉していない人にもこのような見識と知恵が備わっているのに、一部の修煉者は本当に劣っていると思います。悪人が明慧ネットを攻撃している中、私たちの同修の中で無原則に悪人を寛容する人は少なくはありません。結局、悪人に洗脳され、利用されました。Bは、「こうした無原則な人は非常に情けない」と考えています。
大法を攻撃する傾向にあるアカウントやグループを調べてみたら、驚きの事を発見しました。大法弟子と名乗って交流を装うこれらのアカウントやグループで、最も早いものは2011年や2012年に開設され、多くの同修が騙されてグループに参加しています。長い間動きを取っていないグループもあれば、2021年に活動を開始したグループもあって、しかし多くのグループは数ヶ月前から突然活発化して、中国共産党の指示に従って行動しているという特徴が明らかです。グループ内の内容は師父に対する中傷と、大法弟子に街に出て抗議するようにと煽動するものです。活動の時期や内容は、まさに中国共産党の現在の指示と完全に一致しています。
これらのアカウントには共通の特徴があり、つまりプロフィールに法輪功の名義、或いは師父の写真、大法弟子が行った活動に関連する写真や歌を使っていて、または法輪功に関する記事を転送するなど、修煉者に信じ込ませて騙しています。最近、Facebookで真相を伝える同修が増えるにつれて、このような罠に落ちる同修も増えています。ある邪悪なアカウントのフォロワー数は1200人以上もいます。
2024年11月23日、法輪功学習者の交流を名目とする邪悪なアカウントのコメント欄に、私のFacebook友達Dの投稿を見かけました。「これは大法を破壊する邪悪なサイトです。どうか善良なる大法弟子と民衆の皆さん、早くこのグループから出てください」
2024年11月21日昼、Dがコメントを書きました。
「ここで、Facebook上の大法弟子の皆さんに注意喚起をします。あなたは邪悪なアカウントをブロックしたとしても、以前送った『いいね』は自動的に消えません。そのため、『いいね』を取り消してからブロックしてください。そうしないと、他のユーザーはずっとあなたの『いいね』が見えます。皆さん、この点にご注意ください」
11月26日、Dはまたコメントを書きました。
「正念を持ってさっそく以下のリンクにアクセスして『いいね』を取り消してください。注意! ブロックするだけではまだ終わっていません。ブロックだけをすると、その『いいね』はそのまま残ります。忘れないでください」
これは、法輪大法と師父を中傷する者に対して、修煉していないDが取った態度です。修煉していない人でさえ、これほど心を込めて大法を守って同修を大切にしています。修煉者と自称している私たちは自身を振り返ってみましょう、恥ずかしくありませんか。
以下は、Facebook上の邪悪なアカウントに関して私が調査した内容です。
1、台湾の同修がグループを作って、その後、管理を怠って悪人に悪用されるグループです。
1)、過去のもの(グループ名は忘れた)
2)、現在、台湾の同修が運営する「法輪大法 FALUN DAFA交流園地」
2、師父の姿を自分のプロフィール写真にしているグループがあります。何回注意しても聞かないのは主にベトナム人ユーザーと韓国人ユーザーであり、今は多少改善しています。
3. 師父のアカウントや大法のアカウントに成りすまして、不正を働きます。
1)、例えば、師父の写真や名前を利用して多くの学習者を引き寄せて、アクセス数を増やし、不動産賃貸、職業紹介、弁護士相談などの業務を展開しています。このグループの設定が師父に対して極めて不敬であるため、発見された際に他のユーザーの強い要求の下で閉鎖しました。
2)、Facebookで明慧ネットと名乗る偽アカウント
https://www.facebook.com/people/%E6%98%8E%E6%85%A7%E7%B6%B2/100082247859388/
3)、師父の写真と名前を盗用するアカウント
https://www.facebook.com/profile.php?id=100068576122147&mibextid=LQQJ4d&mibextid=LQQJ4d
4. 台湾の陳に関わるアカウントとグループ
台湾の陳が持っている複数の名前は陳微塵、陳渡、寓理洪武、Yamawataru Chen(Yamawataru)、Ark Chenなどがあります。彼は「微塵創世大法チーム」、「微塵創世大法創作センター」を率い、傘下に無数のアカウントが存在して、最近、一部が活発になっています。フォロワー数が多くて同修が「いいね」を多く送っているのは主に以下のものです。
•創世主と予言
•創世法王弥勒グローバル後援会
•大法学習交流の場 2016年10月28日
この台湾の陳は即ち神韻所在地で盗撮した写真をネット上に流して、明慧ネットに何度も通報された人物です。彼が所有する「大法洪伝」という簡体字のアカウントは彼の信者によって運営され、中に様々な内容が混在して、もっぱら師父と大法を中傷するコメントが多くあります。ニュースフィードの中に師父と大法を中傷するための専用サイトすら設置されています。グループ内に見た感じで法輪功学習者だろうと思われる数十人がおり、また、中国語視聴者の中で人気のある動画「信じるか信じないかはあなた次第」の配信者も複数の邪なグループに所属しています。
5、中国共産党によって運営されている、法輪大法を攻撃し虚偽の経文を作成することで世間を惑わす邪悪なアカウント
・法輪大法(2011年)
・法輪大法交流園地(2012年)
・求真論壇(2024年7月14日)
明慧編集部は2024年に『明確にすることと、注意喚起』を発表し、みんなに「師父は常人のソーシャルメディアを通じて情報を発信することはありません」、「真に修める弟子は法を多く学び、随時に自分の能力を用いて悪しきものを一掃するようにしましょう」と注意を促しました。
次に、ある同修が書いたものを転送します。
状況を判断できない時、落ち着いて大法の法理で考えれば良し悪しが分別できると思います。
皆さん、ちょっと考えてみてください。師父はもし常人のウェブサイトに自らのアカウントを作るとすれば、どんなサイトがこのような威徳を持つのでしょうか。大法弟子が運営するサイトでさえ、師父の許可を得なければ師父の写真を掲載することもできません。十数年前から、大法のものは一般人のサイトに貼り付けてはいけないと師父はすでに説いています。皆さんは忘れてしまったのでしょうか。『各地での説法十四』「二〇一六年ニューヨーク法会での説法」で師父は、「この社会はすでに乱れてしまい、あらゆる悪いものがインターネットに渦巻き、あたかも魔のように回っています。どんなものもインターネットに載せられたら、巻き込まれてしまい、他のものと一緒になって社会、人心、道徳と伝統を撹乱し、人間の生活状態を変えているのです。玉石混交しています。私はこの神聖なるものをあの魔の巣窟に入れたくはありません」と説いています。では、師父は魔の巣窟のようなインターネットにFacebookのアカウントを作ることがありえますか。
今、大法弟子が運営している乾浄世界(GANJING WORLD)は人類を正しい道へ、未来へと導くためのサイトです。私たちがFacebookでGANJING WORLDを宣伝する目的は、Facebookの利用者をGANJING WORLDへ誘導するためであり、私たちはただ常人社会のソーシャルメディアを使って人々を魔の巣窟から救っています。今、さまざまな物事が玉石混交しているので、大法弟子として慎重に行動し、真偽と良し悪しの判断がまだつかないものを軽々しく認めて拡散すべきではありません。
【修煉者同士の理性的な交流は、一般的に、その修煉者がその時点で修煉を通して得た認識に基づいたものであり、善意を持って交流し、互いに向上することを目指すものです。】