文/中国甘肅省の大法弟子
【明慧日本2025年3月1日】法を暗記する過程について交流したいと思います。
私は法を暗記することを決意しました。それは、身近な同修が法を暗記したことで大きく変化したのを目の当たりにしたからです。この同修は、1999年7月に中共が大法を迫害した後、巨大な圧力の下で大法の修煉を離れ、約10年間修煉をしていませんでした。しかし、他の同修の勧めによって、再び修煉を始めることになりました。その当時、私たちは交流をしましたが、彼女が修煉の面で大きく遅れを取っていることが分かりました。
1年後、彼女は他の地域から戻ってきました。私が彼女と再び交流した際、彼女の修煉がとても進歩していることに気づきました。彼女は「私は『轉法輪』を一通り暗記したの」と言いました。さらに1年後、彼女と再び会って交流すると、彼女の法理の理解がとても明晰になり、話すことすべてが法に基づいており、驚くほど向上していました。彼女は「また『轉法輪』を一通り暗記したの」と言い、私にも暗記することを勧めました。
しばらくして、私は「法を暗記するのは難しい」「自分は物覚えが悪い」「年を取っている」などのネガティブな思考や、苦労を恐れる心理的な障害を手放し、法を暗記することを決意しました。
2017年12月、私は『轉法輪』という宝の書の暗記を始めました。暗記は読誦とは違います。読むだけなら速いですが、暗記するには、一つの段落を十数回読まなければなりません。本を閉じて暗記しようとすると、文字を抜かしたり、加えたり、間違えたりすることがありました。そこで、「10回読んで正確に暗唱できないなら、100回以上読んでみたらどうなるのか?」と考えました。
30回以上読んだとき、本を閉じると頭の中が真っ白になり、一句も思い出せませんでした。私は少し恐ろしくなりました。「なぜ、読めば読むほど覚えられなくなるのか?」。しかし、そのまま読み続けました。70~80回読むと、本を閉じても法を思い出せるようになりました。そして100回読むと、その段落が明確に頭の中に刻み込まれ、本を閉じても、まるで本を見ているかのように、一句一句がはっきりと脳内に浮かぶようになりました。
法を暗記することは、私にとって非常に困難な修煉の過程でした。この間、多くの関門や困難を乗り越えなければなりませんでした。時には、何日経っても一つの段落を暗記できないこともありました。そのような時、突然ある出来事が起こり、心性を試される状況に直面することがありました。しかし、その心性の関門を乗り越えた後に再びその段落を暗記しようとすると、驚くほどすんなりと覚えることができました。さらに驚いたことに、その段落には、まさに私が直面した心性の試練に対する答えが示されていたのです。
私は、法を暗記する際に一つの原則を守っています。それは、「一文字も抜かさず、余計な文字を加えずに、完全に暗記できるようになった後、さらに正確に10回暗唱してから次の段落に進む」ということです。
『轉法輪』を一通り暗記し終えたとき、私は心の底から「私は法を得た、本当に明確に法の門に入ることができた」とこう感じました。法理が私に宇宙の偉大さと、無限に広がる蒼穹を示してくれました。暗記することで、私の思考の限界が打ち破られ、認識が向上しました。暗記する前の私は、法を感覚的に理解していただけで、理性的に悟ることができていませんでした。2017年の終わりから2019年の初めにかけて、私はようやく最初の一巡目の『轉法輪』を暗記し終えました。
2019年2月から、私は2巡目の『轉法輪』の暗記を始めました。今回は、一文ずつ暗記する方法に変えました。一文ずつ暗記する過程で、師父の法をより深く理解することができました。一つ一つの文にはそれぞれ異なる意味があり、異なる境地が含まれています。どの一句も、私の人間的な殻を破り、私を目覚めさせるものでした。
時には、ある一句をスムーズに読めるようになったのに、本を閉じて暗唱しようとすると、単語や文字の順序が入れ替わってしまうことがありました。その時、私は「これは私の骨の髄に染みついた観念が邪魔をしているのだ。この観念は変わりたくないと思っており、思想業力がそれを阻んでいるのだ」と悟りました。そこで、私は何度も何度も繰り返し読み続けました。この過程で私は「繰り返し法を読むことは、私の思想業力を取り除き、古い観念を清め、世俗の中で形成された物事の認識方法を変え、また、人間社会の習慣的な思考方式を取り除くことでもあるのだ」と悟りました。
法の暗記を一巡するたびに、私は異なる収穫を得て、異なる悟りを開くことができるのです。
2020年、私は3回目の『轉法輪』の暗記を始めました。この時、法理が私を導き、どのように内に向かって探し、自分の執着や観念を取り除くかを教えてくださいました。師父が法の中で示された例を通して、執着を取り除くさまざまな境地や心のあり方を悟ることができました。
以前、私は「双盤(両足を組む座禅)は苦しみに耐えなければならず、足を押さえつけてしなければならない」と思っていました。しかし、数回の暗記を通じて、今では1時間以上双盤をしていても足の痛みを感じなくなりました。法理が向上すると、身体もそれに伴って変化するのです。法の暗記を通じて築いた堅固な基礎のおかげで、この数年間、心をえぐるような試練を乗り越えることができました。そしてついに、暗闇を抜けて光明へと至る道が開かれました。もちろん、数十年にわたり毎日法を暗記し、精進して「三つのこと」をしっかり行ってきた同修に比べれば、私の遅れは計り知れません。
心からすべての同修が『轉法輪』を暗記することを願います。なぜなら、法を暗唱することで、私たちの人としての状態が変わり、根深い観念が変わり、大法に対する理解が理性へと昇華するからです。法は私たちの昇華の基盤であり、変化の根本であり、人から神へと向かう道であり、すべての保障なのです。
大法と同化することで、初めて私たちは人の表面的な殻を脱ぎ捨て、法理に則って行動できます。このようにして『三つのこと』をしっかりと行い、自らの使命を果たし、衆生の期待に応えることができるのです。
これは私のささやかな悟りです。不適切な点がありましたら、どうか同修の皆さまの慈悲なるご指摘をお願いいたします。