【明慧日本2025年3月28日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省大連市金普新区の法輪功学習者・谷麗さんは最近、不当に懲役3年6カ月の実刑判決と1万元の罰金を科された。
谷さんは大連市金普新区に住む元大連市金州区第二病院の看護師長で、1996年から法輪功を学んでいる。法輪功を学んだ後、谷さんの性格は明るくなり、他人を助け、仕事を真面目に取り組み、家庭も睦まじくなった。
2023年4月28日の朝、谷さんは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じれば、疫病から身の安全を守ることができると人々に伝えていたところ、法輪功に誤解を持った人に通報され、金普新区の光明派出所の警官により連行された。2日後の4月30日、谷さんは大連市の姚家留置場に拘禁された。
谷さんは以前の交通事故の影響で体調が回復しておらず、収監には適さないため、2023年5月9日に解放されたが、半年間、居住監視下に置かれた。
その間、公安局、検察庁、裁判所の関係者は資料を捏造し、谷さんに罪を着せようとした。2024年2月、谷さんは普蘭店検察庁に起訴され、普蘭店裁判所に送致された。
2024年の旧正月前後、谷さんは普蘭店裁判所で2回の不当な裁判を受け、3月11日に再度、不当な裁判にかけられた。
2025年2月17日、谷さんは再び連行され、大連姚家留置場に拘禁された。その間の詳細な経過は不明だが、最近になって、谷さんが懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡され、1万元の罰金を科されたことが判明した。
かつて懲役4年の刑を宣告され、遼寧省女子刑務所で残酷な拷問を受けた
谷さんは2016年12月6日、法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして警官に連行され、2017年8月19日に懲役4年の不当な判決を宣告された。
2017年9月12日、谷さんは遼寧省女子刑務所に拘禁された。谷さんを監視する受刑者らは、谷さんを虐待し、高負荷の奴隷労働を科しただけでなく、様々な手段を使って法輪功をやめさせようとした。
ある日曜日、作業に出かけたとのころ、谷さんは労働に行かないため、拷問室に連れられ裸にされ、体に水をかける、乳首をつまむ、スリッパでお尻を叩くなどの拷問を受けた。
時々、受刑者は(ヒールの高い靴)ソリッドヒールで谷さんの顔と頭を殴り、疲れ果てると椅子に座って殴り続けていた。また、谷さんの頭を壁にぶつけたり、胸に衝撃を与えたりした。その結果、谷さんは数日間窒息しそうになった。
2020年12月5日、谷さんは4年間の刑期を終えて、傷だらけの体で家に戻った。帰宅してからわずか2年半で、再び金普新区の警官に連行され、懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)