文/中国東北地方(遼寧省、吉林省、黒竜江省)の大法弟子
【明慧日本2025年4月5日】数カ月前、私と3人の高齢の同修が一緒に法を学んでいた時、誰かがドアをノックし、高齢の同修の息子さんを探している、と言いました。私はよく考えずにドアを開けてしまいました。入ってきたのは国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官で、リーダーは村民委員会の副主任でした。私たちは3人とも警察署に連行され、別々の部屋で尋問を受け、供述調書が作成されました。
私たちは誰も警察に協力せず、何を尋ねられても何も答えず、供述はゼロでした。私たちの名前を聞かれた時、私たちは「あなたたちには教えません。あなたたちに教えることはあなたたちのためになりません。将来、法輪功の名誉が回復した時、あなたたちが今日大法弟子に尋問したことは犯罪になるでしょう。その時、あなたたちの責任を代わりに負う人はいません。それに、私たち皆70歳を超える高齢の女性たちが一緒に本を読んだだけで、何の法律を犯したというのですか?」と言いました。
その時、国保の副隊長が私と面識があったことを思い出し「あなたは○○さんじゃないですか?」と言いました。私は笑って「思い出しましたか」と言いました。副隊長は「あなたは変わりましたね」と言いました。私が「どう変わったのですか?」と尋ねると、副隊長は「態度が変わりました」と言いました。私は「ああ、申し訳ありません。以前、あなたは私を逮捕し、拘束したので、私はあなたが報いを受けるように正念を発し、あなたを恨んでいました。しかし、今は違います。私の師父は、修煉者に敵はおらず、警官も救われるべき生命であると教えてくださいました。私はあなたたちを恨むという観念を変え、心から正念を発しています。あなたたちが救われ、大法に対して罪を犯さないようにと願っています。以前は私が十分に修煉できておらず、慈悲心が足りませんでした。今、あなたに謝罪します。申し訳ありませんでした」と言いました。
その時、国保の副隊長は大声で笑い、パソコンを使って供述調書を作成している警官を指さして「黙秘、黙秘、黙秘、署名拒否と打ち込め」と言いました。
その後、私たちを家に送ると言いましたが、私たちは「自分で帰りますから送っていただかなくても結構です」と言いました。私たちが警察署の門の階段を降りていく時、国保の副隊長は、別の高齢の同修と丁寧に握手をし、友好的な態度を示しました。
その後、私服の公安職員3人が高齢者用マンションにやって来て、私を探している、ということを言いましたが、彼らは私のことを知りませんでした。私は公安職員たちが裏口から立ち去ろうとしているのを見ました。彼らは私のすぐ近くまで歩み寄り「ここのオーナーの母親ですか?」と尋ねました。私は「知りません」と答えました。彼らは「あなたはじゃないですか?」と尋ねました。私は「どうして私がそうだと分かるのですか?」と尋ねました。彼らは「あなたのように見えたからです」と言いました。私は心の中で師父に弟子のご加護を求めました。警官が来たからには真相を聞きに来たのでしょう。私は逃げるわけにはいきません。彼らを救わなければなりませんでした。そこで私は「あなたたちはどこから来たのですか? 勝手に入ってきて」と尋ねました。彼らは公安局の者だと言いました。私が身分証明書を見せるように言うと、彼らは身分証明書を取り出し「あなたに少し状況をお聞きしたいのです」と言いました。
公安職員3人は私を地元の警察署に連れて行き「法輪功の人はみな正直に話すと聞いていますので、あなたも私たちに協力して状況を確認していただけるとありがたいです」と言いました。私は「分かりました」と答えました。リーダーは部下に録音を開始させ、私に「あなたは誰に法輪功を教えたのですか?」と尋ねました。私は「私の娘に教えました。彼女は真剣に修煉せず、お金を払って病院へ行って治療を受けています」と答えました。彼らは再び「誰かに真相を伝えましたか?」と尋ねました。私は「はい、病気を抱えている高齢の男性や女性たちに伝えました。彼らに『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心から念じれば、常に念じれば病気は良くなると教えました」と答えました。彼らは私が真相資料を配布したことがあるかどうかを尋ねました。私は「はい、10年前に配布しました。しかし、私たちの町は小さく、誰も私に真相資料を提供してくれないし、作り方も知りません」と答えました。公安職員のリーダーは再び「あなたは午前2時に起きて煉功をしていますか? どのような再生機器を使用していますか?」と尋ねました。私は驚いて彼らに「え? 私が午前2時に煉功することを知っているのですか? 私を監視しているのですか?」と尋ねました。リーダーは「あなたが自分で午前2時に煉功すると言いました」と言いました。私は彼らに「私は煉功の時はMP3プレーヤーを使って煉功音楽を聞いています。再生機器などは何も使っていません」と言いました。
公安職員のリーダーは再び私に「あなたは今も煉功をしていますか?」と尋ねました。私は「この質問にはお答えしません」と答えました。心の中で、弟子が彼らを救い彼らが真相を聞くことを妨げている邪悪なものを除去できるように、私は師父にご加持を求めました。そこで、公安職員3人が、どうして法輪功を修煉し始めたのか、ということを尋ねたので、私は病気のために法輪功を修煉し始めたことを話し「多くの病気を抱え、薬を飲んだり注射をしたりしても効果がありませんでしたが、法輪功を修煉した後、すべての病気が治りました」と言いました。彼らはどのように修煉するのかも尋ねてきたので、五式の功法があり、時間があれば毎日煉功し、本を読むようにと伝えました。彼らはどのような本なのかと尋ねました。私は『轉法輪』という貴重な本だと答えました。リーダーは「それはとても厚い本ですか?」と尋ねました。私は「そうです」と答えました。リーダーは「私は新しい『轉法輪』の本を持っています。あなたの言葉が私たちの価値観に影響を与えたので、その本をあなたに送りましょう」と言いました。私は「では、ありがとうございます」と言いました。私は再び「『轉法輪』は天書です。私に送る前に、必ず一度読んでください。一度読むと福報があり、地獄に落ちることはありません。読まなければ後悔するでしょう。『轉法輪』はとても貴重な書籍ですから」と言いました。
私は公安職員3人に、法輪大法は世界百カ国以上の国と地域に広まっている、ということを伝えました。そして「あなたたちは法輪功を迫害してはいけません。私たちはみな良い人間です」と言いました。すると彼らは、帰って上司に報告し今後は私のことを探さないようにする、と言いました。