文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年4月12日】私の夫には兄弟が3人います。数年前まで、義父は田舎の実家で数畝(訳注:1畝⦅ムー⦆は約666.7㎡)の土地を耕していました。現在、義父は80歳を過ぎましたので、私たち家族は義父に、街にある3人の息子の家を順番に回って暮らしてもらっています。
義父が耕していた実家の土地は、私と夫が時間を見つけて耕しています。時には夫が忙しくて行けないこともあり、そんな時は私が1人で自転車型の三輪車に乗って耕しに行きます。私はバッグにいつも真相資料を入れており、道中で縁のある人に出会えば、その資料を渡して、「三退」をすれば平安が訪れることを伝えています。
それは昨年(2024年)新型コロナ(中共ウイルス)のパンデミックが深刻だった頃のことです。ある日、私が実家に行こうと隣村を通りかかると、2人の女性が道端でおしゃべりをしていました。私は三輪車を止めて、彼女たちに声をかけました。「おばさん、お話し中すみません。今もまだ新型コロナがこんなに深刻ですから、ぜひ『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』という言葉を心に刻んでくださいね。そうすれば、平安が守られます」
すると、1人の女性が言いました。「あなたのことを知らないけど、どこの人?」。私は答えました。「おばさん、私はこの村の者ではありません。でも、こうしてここでお会いできたのもご縁によるものです」。私は話し続けました。「おばさん、今、コロナがこんなに深刻ですよね。実は、法輪大法は私たちを救うために伝えられているのです」。2人は驚いた様子で聞き返しました。「本当なの?」
私は頷いて言いました。「本当ですよ、おばさん。『天安門焼身自殺事件』の人たちは、実は法輪功学習者ではなかったのです。あれは江沢民が法輪功を弾圧するために仕組んだ嘘です。今、法輪大法はすでに世界100以上の国と地域に伝わっていますが、焼身自殺も、殺人事件も起きていません。法輪大法は佛法修煉であり、『真・善・忍』を修めるものです。もし、すべての人が『真・善・忍』を実践し、何かあったときにまず他人のことを考えるようになったら、この社会はもっと素晴らしくなると思いませんか?」
私はさらに尋ねました。「おばさん、もしかして共産党員ですか?」。するとひとりは、「私は違うよ」と言い、隣にいたもうひとりの女性を指差して、「この人は党員だよ」と言いました。そこで私はその女性に向かって話しました。「おばさん、あなたが入った共産党や共青団、少年先鋒隊から脱退しましょう。脱退すれば、これからは神様や佛様が見守ってくださいます」。彼女は名前を言ってくれたので、私はその名前で三退の登録をしてあげました。
そして、彼女たちに「お守り」を渡して、「『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と心から唱えてくださいね。健康は福ですし、無事に過ごせることも福なのです」と伝えました。2人とも「いいですね」とうなずきました。それから、私は彼女たちに「真相パンフレット」と『明慧週報』を一部ずつ渡して、「ご自宅に持ち帰って、ぜひじっくり読んでくださいね。ご家族の皆さんにも見せてあげてください。そして皆さんで『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と覚えておいていただければ、きっと神佛のご加護があります」と伝えました。
ひとりが言いました。「あなたって本当にいい人ね。ありがとう」。私は笑顔で言いました。「おばさん、私じゃなくて、私の師父に感謝してくださいね。私の師父がこのようにするよう教えてくださったのです。皆さんのご健康とご無事をお祈りしています」
またある日、私は実家からの帰り道で、家の前でトウモロコシの皮をむいている4、5人の男性を見かけました。私は三輪車を止めて、笑顔で声をかけました。「お兄さん、トウモロコシの皮をむいているんですね。今年は大豊作ですね!」
すると、彼らも嬉しそうに答えました。「そうなんだよ! 今年は本当に収穫がいいんです。あなたは何をしているのですか?」。私は微笑みながら言いました。「私は皆さんに福を届けに来ました。『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』という言葉を心に刻んでくださいね。そして、三退して平安を守りましょう。皆さん、もう共産党から脱退しましたか?」。彼らは、「もう脱党したよ!」と言いました。
彼らは私に聞きました。「何かいいものを持ってる?」。私は笑って尋ねました。「何が欲しいですか?」。うち1人が言いました。「俺は法輪功の資料を読むのが好きなんだ」。別の人は、「カレンダーはある?」と聞きました。私は「あります!」と言って、彼ら一人ひとりに「福を届けるカレンダー」と「真相冊子『明慧週報』」を渡しました。
そして、こう伝えました。「この冊子に載っている物語は、すべて実際にあったことです。ぜひじっくり読んでみてくださいね。それから、ご家族の皆さんにも見せてあげてください。みんなで『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と覚えて唱えていれば、大きな災難が来ても無事でいられます!」。彼らは皆、「いいね!」とうなずき、喜んで受け取ってくれました。
この時、もう1人の男性がやって来て、「俺にも1冊ちょうだい」と言いました。彼は続けて、「法輪功の対聯(ついれん:二つの縁起の良い句が対になっている、門や家屋に貼る掛け軸のようなもの)もあるよね。俺はもう3、4年ずっと貼り付けているよ」と言いました。私は「今は対聯は持ってないんですよ」。ちょうどこの時、近くの平屋の屋根の上にいた別の男性が私に声をかけました。「俺にも一冊くれ!」。私は「じゃあ、降りてきて取りに来てください!」というと、彼は、「うちの嫁さんに取りに行かせる!」と言いました。
私は彼の家の玄関まで歩いて行きました。彼の奥さんが家から出てきました。私は言いました。「カレンダーを一つ差し上げますね。ほら、とてもきれいでしょう? それに、物語も載っていて、すべて実話です。お姉さん、ぜひよく読んでくださいね」。私は続けて聞きました。「お姉さん、今はみんな三退して平安を守っています。あなたはもう三退しましたか?」。彼女は「怖いわ」と言いました。私はすぐに、「お姉さん、私が悪い人に見えますか?」と聞くと、彼女は「そうは見えないけど…」と答えました。
私はさらにこう話しました。「法輪大法はすでに全世界に広まっています。海外では、法輪功がどこに行っても歓迎されています。中国共産党だけがまだ法輪功を迫害しています。彼らは法輪功学習者を拷問し、不当に拘束し、さらには生きたまま臓器を収奪して高額で売買しているのです。法輪大法は佛法であり、『真・善・忍』を修めています。もし皆が『真・善・忍』の原則に従って、何かあった時まず他人を思いやり、トラブルが発生した時に自分の内に向けて探すことができたなら、社会はきっと良くなると思いませんか?」。お姉さんはうなずいて私の話に賛同してくれました。
話しているうちに、お姉さんがかつて共産党組織の共青団や少年先鋒隊に入ったことが分かりました。私は「お姉さん、お名前は何とおっしゃいますか?」と尋ねると、彼女は自分の名前を教えてくれました。私は彼女のために三退の登録をしてあげて、「もし将来、何か危険な状況に遭ったときは、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心の中で念じてください。きっと神佛に守られます」と伝えました。彼女は「分かりました」と答えてくれました。
私は彼女に真相カレンダーと「福」の文字が書かれたお守り、それから『明慧週報』も渡し、「ご家族と一緒に、ぜひよく読んでみてくださいね」と伝えました。彼女は「はい」と応じました。最後に私は「お姉さん、ご家族皆さんが平安で健康でありますように」と言いました。彼女は嬉しそうにそれらを手に取り、家へと戻っていきました。
2023年の旧正月の期間中、師父は新しい経文『なぜ人類が存在するのか』を発表されました。ある日、私は別の村に小麦粉を挽きに行く途中、村の入口で1人のおじいさんに出会いました。彼は手押し車を押していて、その上には1袋の小麦粉が載っていました。
私は「おじいさん、その小麦粉はどこで買ったのですか?」と尋ねました。しかし、どうやらこのおじいさんは耳が少し遠いようで、何を話しても、全く話しがかみ合いません。私はおじいさんの耳元で大きな声で言いました。「おじいさん、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と必ず覚えておいてくださいね! 覚えていれば平安をもたらしてくれます!」。それでもやはり、おじいさんには聞こえないようでした。
私は急いでバッグから「心からの九文字」が書かれているお守りを取り出して渡し、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という言葉を指さしながらおじいさんに見せました。おじいさんはお守りを手に取り、しばらく眺めた後、「うん、これは効き目があるかもしれないな」と言いました。
私はさらに『明慧週報』を渡しました。その中には、師父が全世界の人々に向けて発表された経文『なぜ人類が存在するのか』が掲載されていました。加えて、『福」の字が書かれた掛け飾りも一緒に渡しました。おじいさんは喜んでそれらを受け取りました。
このような出来事は、これまでに数え切れないほどありました。ここではすべてを語ることはできませんが、これらは一つひとつが貴重な体験です。
弟子は、師父の慈悲なる救い済度に深く感謝いたします。師父のお誕生日をお祝い申し上げます!