文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年4月18日】2007年、私の夫は真相の横断幕を掛けたことで、不当に1年間の労働教養を受けました。初めて子どもを連れて労働教養所に夫を訪ねたとき、刑務官の隊長が非常に邪悪な態度で、私たちに向かって不適切な言葉を投げかけてきました。私はその場で冷静に正念を発し続けました。彼がさらに何か言おうとしたとき、私は「黙りなさい。これから私に話すときは礼儀正しくしてください」と言いました。すると、その隊長はまるで指令を受けたかのように態度を一変させ、表情も穏やかになり、とても友好的に色々と話しかけてきました。彼は「ご家族の皆さんは元気ですか? 畑の収穫はどのくらいありましたか? 生活で何か困っていることはありませんか?」と尋ねました。私は「ご心配ありがとうございます」と答えました。それ以降、私たちが労働教養所を訪れるたびに、彼は私たちにとても礼儀正しく接してくれるようになりました。私は、師父の加持によってその刑務官の背後にあった邪悪が解体されたと分かりました。
同じ年、私は労働教養所に行って夫を無条件で解放するよう要求しました。毎日労働教養所に行き真相を伝え続けたため、別の空間にいる邪悪な存在が耐えられなくなりました。しかしある日、派出所に捕まえられましたが、私は派出所の警官に真相を話しました。「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と心から念じれば、凶事を避け、難を吉に転じることができると伝えました。
派出所に着いた後、女性警官が上司に電話をかけ、「法輪功の者を捕まえましたが、どう処理しますか?」と報告しました。上司は「その法輪功の人は何を話しているのか?」と聞きました。するとその女性警官は私を見て笑いながら、「『法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい』と言っているだけで、他には何も話していません」と答えました。上司は電話を切りました。
その日の昼、私は鉄格子のある小さな部屋に閉じ込められました。部屋には小さな暖房付きのベッドがありました。私は「法輪大法は素晴らしい」と声を上げて唱えましたが、疲れたのでベッドに座り、正念を発し、坐禅をしました。すると間もなく、若い警官がやってきました。その警官は非常に親切で、笑顔で「お姉さん、しっかり功を修めて、しっかり坐禅してください」と言いました。私は笑顔で何も言わず、心の中で師父に弟子の正念を加持してくださるようお願いしました。
私は約2時間以上正念を発しました。師父の加持のおかげで、私の正念は非常に強くなり、天目を通じて労働教養所の上空にある邪悪な存在がすべて解体されたのを見ました。その後、五彩の光が現れ、とても美しく、続いて佛や道、神々が現れました。その壮麗さは言葉では表現できないほどで、非常に神聖な光景でした。また、私が閉じ込められていた小部屋の別の空間にある鉄格子が消えているのを天目で見ました。その後、先ほど話しかけてくれた若い警察官が再びやってきて、鉄格子を鍵で開け、丁寧に「お姉さん、家に帰ってください。今は午後4時で、まだあなたの県まで行く車があります。帰るには遅くないですよ」と言いました。私の家は労働教養所から300里(約150キロメートル)以上離れています。その警察官はさらに、「お姉さん、車代はありますか?」と聞きました。私は「あなたの親切な行いに感謝します。本心で『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じれば、凶事を避け、災難を吉に転じることができますよ」と答えました。
2015年5月、現地の同修たちはほとんどが江沢民を訴えることに参加していました。その後、多くの同修が連行されたり、嫌がらせを受けたりしました。ある日の午後5時過ぎ、私が子どもと一緒に法を学ぼうと座った時、外から大きな音でドンドンと激しいノックの音が聞こえました。その音はとても大きく、私は一瞬驚きましたが、江沢民告訴のために邪悪が嫌がらせに来たのだとすぐに理解しました。
その時、私は子どもに正念を発するよう言い、私たちは静かに正念を送り始めました。外ではノックの音が続いていました。最初は心がとても不安でしたが、師父の加持のもと、しばらくして心がだんだん落ち着いていきました。そして正念を発するにつれて、ますます強くなり、自分の中に山をも砕くような力があると感じました。約30分後、私は天目を通じて、自分の立掌した手が別の空間では非常に大きくなり、警察たちがとても小さく見えるのを目撃しました。私の大きな手がその警察たちを押しのけ、遠くへと追いやったのです。
私は、慈悲で偉大な師父の加持のもとで、別の空間に存在する邪悪が解体されたことを知っていました。その時、外から警察の声が聞こえました。「お前たちは開けなくてもいい。俺たちが来たのは、お前が書いたあの二通の手紙(江沢民告訴の手紙)を読んだからだ。これからはもう送らないようにしろ。また送ったらお前たちを逮捕するぞ。今回はこれで終わりだ。俺たちは行く」と言っていました。しばらくして、私は外に出て確認しました。彼らは本当に帰っていて、それ以降二度と来ることはありませんでした。
この文章を書く目的は、自分の正念がどれほど強いかを語ることではありません。普段の修煉において、三つのことをしっかり行うこと――すなわち、多く学法し、多く正念を発し、多く真相を伝え、多くの人を救うことが重要です。そうすれば、師父が私たちを加持してくださり、必要なすべての能力を与えてくださいます。そして、肝心な時に、邪悪な旧勢力のあらゆる手配を解体することができるのです。