重慶市の学習者・鄒斌さん 懲役2年6カ月の不当判決

 【明慧日本2025年4月20日】(重慶市=明慧記者)重慶市の法輪功学習者・鄒斌さん(47)は、不当に連行されてからほぼ1年間拘禁された。2025年3月末の情報によると、1カ月前に鄒さんは重慶市九竜坡区裁判所により秘密裏に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡された。

 鄒さんは2024年5月22日、重慶市公安局南坪支局の花園路派出所の警官により連行され、家宅捜索を受け、南岸区留置場に拘束された。12月19日、九竜坡区裁判所で鄒さんに対する不当な裁判が開かれた。

 鄒さんの両親はすでに他界しており、兄は足が不自由で歩けず、鄒さんの介護が必要である。そのため、兄は何度も関係部門に手紙を送り、釈放を求めた。

 鄒さんは重慶交通大学を卒業、重慶市南岸区南坪花園路住宅団地に住んでいる。法輪功(ファールンゴン)を学んでから、真・善・忍の教えに従って良い人であることを心がけ、心身ともに恩恵を受けた。鄒さんはもともと良い職を持っていたが、真・善・忍への信念を貫いたとして、労働教養と懲役刑を受けたことがある。

 2001年5月、鄒さんは不当に労働教養を科されていた期間中、体が南京虫に刺され、腫れて膿が出るほどの状態になったが、警官らはわざと傷口を足で踏みつけて苦しめた。2002年5月に、健康上の問題で仮釈放された。

 2011年3月下旬、鄒さんは四川省青川県裁判所から不当な判決を言い渡され、刑務所に拘禁された。当時、鄒さんの母親は重病で寝たきりとなっており、兄も身体に障害があるため、鄒さんは母親と兄の世話をするために帰宅を求めた。その後、懲役3年、執行猶予4年の判決を受け、帰宅することができた。

 以下は、最近2年の間、重慶市九竜坡区裁判所により不当判決を宣告された学習者の一部実例である。

 段在英さん(76)は、2023年12月20日に警官に連行され、2024年9月14日、九竜坡区裁判所により懲役3年6カ月の実刑を言い渡された。

 黄代芳さんは2023年4月24日に連行され、2024年3月25日に九竜坡区裁判所により懲役1年6カ月の実刑を言い渡された。

 段振偉さん(76)は2023年6月2日に連行され、同年11月9日に九竜坡区裁判所で非公開裁判を受けた。その後、懲役1年6カ月と罰金2000元の不当判決を言い渡された。

 陳昌蘭さん(70歳前後)は、2022年9月16日に連行され、2023年9月頃、九竜坡区裁判所により懲役4年6カ月の判決を言い渡された。

 瀋光秀さん(81)は、2022年8月26日に連行され、2023年5月23日に懲役9カ月と罰金1000元の不当判決を言い渡された。

 陽春容さん(40)は2021年4月22日、朱宗蘭さん(40代)、朱美英さん(51)、葉文秀さん(76)と一緒に連行された。2023年4月初めに、陽春容さんは懲役6年9カ月、朱宗蘭さんは懲役4年の不当判決を言い渡された。

 余紅さん(71)は、2020年10月25日に連行され、2023年3月30日、九竜坡区裁判所により懲役4年6カ月の不当判決を言い渡された。

 劉仁秀さん(63)は、2022年2月22日に連行され、2023年2月14日に裁判が行われ、懲役1年6カ月の不当判決を言い渡された。

 許暁琴さんは、2021年4月19日に連行され、2023年に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。

 何祖彬さんと妻の呂蔡利さんは、2021年6月18日に自宅から連行され、2023年、何祖彬さんは懲役8年、呂蔡利さんは懲役5年の不当判決をそれぞれ言い渡された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/6/492373.html