【明慧日本2025年4月21日】遼寧省大連市在住の法輪功学習者・孟憲芳さん(63歳女性)は、法輪功を実践していたため、不当に拘禁され、1カ月の間に3度ショック状態に陥った。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。孟さんは2010年5月に法輪功を始め、数十年にわたる大腸炎、胃炎、乳腺炎、乳房のしこり、乳房肥大症からすぐに回復した。
事件の詳細
孟さんは2025年3月2日午後2時頃、馬欄子派出所と沙河口区警察の警官に不当に連行された。警官らは孟さんの法輪功の書籍、資料、そして「福」の飾りを押収した。
孟さんの自宅は家宅捜索された後、孟さんは大連市留置場に移送された。身体検査の結果、腎不全と収縮期血圧は280mmHgだと判明した。留置場は孟さんに高血圧の薬を強制的に服用させ、入院させた。
孟さんの健康状態が悪かったにもかかわらず、看守たちは孟さんに毎日雑用を強制した。孟さんの健康状態はさらに悪化し、わずか1カ月の間に3回もショック状態に陥った。
2025年3月中旬頃、沙河口区警察は孟さんを留置場で2度尋問した。沙河口区検察庁も警察の尋問記録を検証するために現場に赴き、孟さんに法輪功の放棄するように要求し、拘禁すると脅した。孟さんの家族には、10万元を支払えば刑期が1年短縮される可能性があると告げられた。
孟さんの70歳の兄は最近、孟さんが不当に連行されたを知り、弁護士を雇って留置場での面会を依頼した。孟さんの兄は、孟さんが憲法で保障された信仰の自由の権利を行使し、健康になることを目的とすることはいかなる法律違反も犯していないとして、孟さんの即時釈放を求めた。