【明慧日本2025年4月22日】(台湾=明慧記者・沈容)4月2日から15日にかけて、アメリカの神韻グローバル芸術団(以下、神韻)は台湾の台中、台南、嘉義、高雄の4都市で計11回の公演を行った。舞台の緞帳がゆっくりと上がると、天上の聖なる世界からのまばゆい光が観客を照らし、会場はたちまち熱烈な拍手に包まれた。
台湾は古くから「福の地」と称され、五千年にわたる中華民族の伝統的な道徳と文化の精髄を今なお受け継いでいる。長年にわたり、神韻は中国本土で公演ができないため、台湾各地では公演が絶えることなく続けられている。
この2週間の公演を通じて、台湾各界のエリートからは感嘆の声を寄せられた。「神韻は天の意志とつながっている」、「目覚めた者の智慧がすべてを貫いている」、「神の強大なエネルギーを感じる」、「心の奥底に触れる魂の饗宴である」
戦争の脅威、疫病、天災や人災が相次ぐこの混乱の時代にあって、観客たちは神韻の舞台を通して、神仏の加護のエネルギーを感じ取るだけでなく、自らの内面にある安定した力をも取り戻した。天からの贈り物である神韻は、今、ますます多くの人々を、光に満ちた人生の大道へと導いている。
4月11日夜、神韻は台南文化センターで初公演を行い、満席となる大盛況を記録した |
4月16日午後、神韻は台湾・高雄の衛武営国家芸術文化センター歌劇院で4公演の最終公演を行い、再び満席となり盛況のうちに幕を下ろした |
4月14日夜、神韻は高雄の衛武営国家芸術文化センターで初公演を行った。高雄市長の陳其邁氏をはじめ、立法委員の林岱樺氏、許智傑氏、邱志偉氏、高雄市議会議長の康裕成氏、市議員の陳麗娜氏、劉德林氏など多くの政界要人が祝賀の花かごを贈り、神韻の公演の成功を心から祝福した |
4月15日午後、神韻は高雄の衛武営国家芸術文化センター歌劇院で公演を行い中央通信社の会長・李永得氏、立法委員の邱議瑩氏および賴瑞隆氏より祝賀の花かごが贈られた |
4月15日午後、神韻の主催者は高雄にて、台湾で唯一となる「神韻アーティストとの交流会」を開催した。会場には、8人の神韻アーティスト(前列)と、台湾の政財界から集まった50人以上のVIPが一堂に会し、特別なひとときを共に過ごした |
立法委員:神韻は心を清め、希望と純粋なエネルギーを伝えてくれる
15日午後、立法委員の賴瑞隆氏は高雄の衛武営歌劇院で神韻公演を鑑賞した(写真:大紀元) |
立法委員の賴瑞隆氏は、トップレベルの公演が観客を人間界と天上界を行き来する旅へと導き、希望と純粋なエネルギーを伝えてくれると述べた。それによって、人々に将来への自信を与えているという。
「(神韻を鑑賞して)一流の国際レベルのダンサーや音楽家によるパフォーマンスに加えて、素晴らしいバックスクリーンの演出もあり、人間界と天上界を行き来するような感覚を味わいました」と話す賴氏は、「この公演は、人々にこの世に対する自信を与えてくれるだけでなく、忙しい日常の中で心を清めてくれるような力があります。観た後には活力と精神力が満ち溢れ、まるで充電されたかのように、また新たな挑戦に立ち向かう力が湧いてきます」と述べた。
賴氏はさらに、「神韻は常にとてもポジティブなエネルギーを発信し続けています。私は、これこそがあらゆる専制や権威主義に立ち向かう最も良い方法だと思います。私たちは、最も前向きな方法でそのメッセージを伝えることで、それが人々の心に深く届くと信じています。そして、いつの日かこのような公演が世界中で鑑賞されることを願っています。中国本土でも観られる日が来ることを、心から期待しています」と述べた。
4月15日午後、高雄で神韻公演を鑑賞した立法委員の邱議瑩氏(写真:大紀元) |
初めて神韻公演を鑑賞した立法委員の邱議瑩氏は、「すべての演目が本当に素晴らしかったです!」「とても感動しました!」と称賛した。
「私は、法輪功の修煉者たちの精神には本当に敬服しています」と邱氏が語り、「法輪功のメンバーこそが、中共がいかに国民を残酷に扱っているかを最もよく知っていると思います。文化と芸術を通じて、法輪功が反共(反迫害)の精神を伝えている点が、本当に特別な公演だと感じました」と述べた。「これこそが法輪功の最も偉大なところです」とも語っている。
屏東県の議員:「真・善・忍」の理念を伝え まさに今の時代に必要としている
月14日、高雄で神韻公演を鑑賞した屏東県議会議員の洪明江氏(写真:大紀元) |
「言葉では言い表せないほど素晴らしい!」と、これまでに5回神韻を鑑賞している屏東県議会議員の洪明江氏は絶賛した。「毎回演目が異なり、感動もその都度違います。神韻が伝える『真』の精神が見て取れます。特に、すべてのダンサーが心を込めて演じており、その感動が観客にしっかりと伝わってきます」と語った。
神韻が演目を通して「真・善・忍」という普遍的な価値を伝えているという。洪氏は「もちろん、今の社会にはこの価値がとても必要とされています。なぜなら、現代社会には『偽り』があふれているからです。私はいつも言っていますが、神韻の公演は毎回演目が違い、常に変化し、進化しています。ただし、ひとつだけ決して変わらないものがあります。それは『真・善・忍』の精神です。この価値は、絶対に変わることはありません」と述べた。
フォロワー100万人の波特王氏:神韻は人々に「中共=中国ではない」と区別させている
4月15日夜、高雄で神韻公演を鑑賞したフォロワー100万人を超えるインフルエンサーの波特王氏(写真:大紀元) |
YouTubeチャンネルで103万人の登録者を持つ台湾の有名インフルエンサーの波特王(ポター・ワン)氏は、「(神韻の)音楽と全体のダンサーのパフォーマンスが合わさって、視覚的な表現がとても癒されるものでした」「音楽の構成も素晴らしく、とてもよくマッチしていて、聞いていると壮大なスケールを感じました」と述べた。
王氏は、神韻が「中共=中国ではない」という重要な事実を人々に認識させているという。「中共は本当に多くの文化的な部分を消し去ってしまったと思います。でも、神韻芸術団はそれらをきちんと保存しています。だから、中国と中共は実際には別物なんだということを知りたい人は、この舞台、この公演を観れば、彼らが異なる存在であることがはっきりと分かると思います」と同氏は語った。
舞踊『前代未聞の罪悪』は、中共による法輪功学習者への生体臓器収奪という残虐行為を描き出しており、王氏は深く心を打たれたという。「この出来事は、僕は信じています。というのも、自分でもこの問題について扱う番組をやったことがありますし、ちょうど最近も、ある芸能人が中国で心臓と肝臓の移植を受けたという話がありました。これによって中共と私たち(台湾人)の価値観の違いが浮き彫りになったと思います」「中共にとっては、芸能人が来て手術を受けることが『アジア初のケース』として宣伝材料になる。でも、私たち台湾人が見るのは、なぜそんなに早く臓器移植ができるのか、という疑問です」と王氏は述べた。
台湾のバナナ王:まるで神仏がそばにいるように感じた
4月14日夜、高雄で神韻公演を鑑賞したイーロン農産会の余致栄氏(写真:大紀元) |
「ここに来ると、まるで神仏がそばにいるように感じます」と話す、台湾の「バナナ王」と称される著名な実業家・余致栄氏は、神韻の舞台はまるで仙境にいるような感覚を与え、「神仏のご加護」を感じたと話した。
「今回は子どもを連れて来たのは、何よりも彼らに心の向上を体験させたかったからです」と話し、「神韻は、人に本来の初心を思い出させ、心の中の倫理観を見つけさせてくれる。そして、現代社会ではあまり教えられなくなった、心に深く響く教育のあり方を示してくれます」とも述べた。
4月12日夜、台南で神韻公演を鑑賞した元ハンドボール台湾代表選手で、現在はフィットネスコーチを務める周訓民氏(写真:大紀元) |
元ハンドボール台湾代表選手で、現在フィットネスコーチの周訓民氏は、身体と心がエネルギーに包まれるような不思議な感覚を味わったという。「最後の演目、特に金色の大法輪が回転する場面では、スクリーン全体が金色に染まりました。私は創世主から放たれるエネルギーをとても強く感じました。客席に座っていたにもかかわらず、身体が震え始め、全身がエネルギーに満たされているのを感じました」と同氏は述べた。
神韻の舞踊劇を観て、天上は常に人間界のすべてを見守っていると悟った彼は、「人は善行を積み、修行を重ねることで、少しずつ仏道の中心的な思想に近づいていき、最終的には天上の故郷へと帰ることができるのです」と語った。
会社社長:神韻は天上の意志と繋がっている
4月2日、台中で神韻公演を観賞した電解水業社長の賴峰璋氏(写真:大紀元) |
「神韻の毎年の公演は傑作です」と、3度目の神韻公演を鑑賞した電解水業社長の賴峰璋氏は感嘆した。「(神韻は)心血を注ぎ、思いを尽くして作られており、天上の意志と繋がっています。『神韻』とは、神の音符のようなものです。だからこそ観賞する価値があるのです」と同氏は述べた。
神韻の舞踊は、賴氏に人生の智慧を悟らせたという。「(神韻の)すべての舞踊、すべての舞踊劇、すべての物語、実はすべて善について語っているのです」と話す彼は、「あなたは『善』をもってそれ(トラブルや困難)を解決し、勇気をもってそれを解決すると、おそらく最終的に結末は完璧のものになります」と彼は悟り、「悪は最終的に善によって溶かされるのです」と述べた。
文化観光局長「中国人の誇り」と称賛
4月8日夜、嘉義で神韻公演を観賞した雲林県文化観光局長の陳璧君氏(写真:大紀元) |
「これは中国人の誇りです」と、神韻を三度観賞した雲林県文化観光局長の陳璧君氏は、依然として「とても感動している」と述べた。
彼女は「こんな素晴らしい文化は中国から来たものですが、中国では公演できません。しかし一方で、私たちが台湾でこの中国人の誇りを観ることができることを幸運に思います」と語った。
文化を主管する立場として、文化芸術の推進がいかに困難であるかを深く理解している陳氏は、「このような信念を持ち続けるには、確固たる信仰が必要です」「舞台上のダンサーたちは、単なる身体的な力だけではなく、何よりも内面から湧き出る強い力を持っているのです」と感慨を込めて話した。
台南市議会議員:神韻は二つの感動をもたらし、涙を誘う
4月12日、台南で神韻公演を観賞した台南市議会議員の朱正軒氏(写真:大紀元) |
台南市議会議員の朱正軒氏は、神韻の公演に何度も感動して涙を流したという。「一つ目の感動は、私たちが子どもの頃から聞いてきた物語が、神韻によって芸術文化の形で目の前に具体的に表現されていることに感動しています。二つ目の感動は、『前代未聞の罪悪』という演目です。あの場面では、最後に涙が出ました。あんなにも非人道的な物語を、芸術の形で表現していても、やはりとても悲しくなりました」と語った。
弁護士:神韻は神のメッセージを届けている
4月8日夜、弁護士の曾錦源氏は、妻の嘉義大学副教授の黄翠瑛氏とともに、嘉義での神韻公演を観賞した(写真:大紀元) |
「神韻が最も大切にしているのは、神のメッセージ、すなわち『真・善・忍』という信念を届けていることです」と、弁護士の曾錦源氏は称賛した。「『忍』の背後には、単なる我慢の苦しみだけではなく、包容の心があります。包容があるからこそ、そこには偉大な愛があり、人はもちろん。すべを克服することができるのです。これが、神韻の最も貴いところだと思います」と同氏は述べた。
曾氏は、もともと現在の混乱した世界情勢に対して不安を感じているが、神韻を観賞した後は心に希望が満ちたと話す。彼は「私たち一人一人は創世主の被造物であり、神によって創られた存在です。人の内なる善良さを呼び覚ますことさえできれば、その人の可能性は無限に広がるのです」と語った。
元アメリカ在住の音楽家:「偉大なる魂の饗宴」と称賛
4月11日夜、台南で神韻公演を観賞した元アメリカ在住の音楽家であり、金融管理学院室内楽団の助教授の楊尚儒氏(写真:大紀元) |
「(神韻は)心の奥深くに触れる魂の饗宴です」と、元アメリカ在住の音楽家であり、金融管理学院室内楽団の助教授の楊尚儒氏は称賛した。「まるで中華民族五千年の歴史を遡るような感覚で、タイムスリップ の列車に乗って過去へ戻ったような感じです」と同氏は讃嘆した。
プロの音楽家として、楊氏は特にオーケストラの卓越した編曲を称賛した。「オーケストラの中で、東西の楽器の融合がとてもよく出来ており、音色はとても繊細です。舞踊の動きがとても良く引き立てられています。どのメロディーも、どの動きも、伝統文化への敬意が込められているのを感じます」と語った。
「神韻は、言葉では表現できないその深い含蓄や神性を演じてくれました。彼らの演技には、まるで一種の霊性、心から湧き出る美があるように感じます」と話す楊氏は、「大人はぜひ子どもを連れて観に来るべきだと思います。中華民族伝統文明の道徳観を身につけることは、とても大切です!」と話した。
青年実業家:「神韻はまるで一筋の光のように、人生の方向を指し示してくれます」
4月11日夜、台南で神韻公演を観賞した青年実業家の鄭礼昂氏(写真:大紀元) |
「神韻のすべての演目は、まるで目覚めた者の知恵がすべてを貫いているように感じました」と、中国人と英国人のハーフである青年実業家の鄭礼昂氏は感嘆した。「この世界には私たちに影響を与えることが多すぎますが、(神韻)はまるで前方にある光のように、方向を指し示してくれます」と同氏は述べた。
実業家として、鄭氏はさらに、「神韻は音楽や全体の協調、そしてチームによって表現される円融な姿を通して、人生をいかに精緻に、いかにしてあらゆるものを鍛え上げていけるかを考えさせてくれます」と語った。
神韻の世界巡回公演の詳細については、https://shenyun.org/公式サイトをご覧ください。