文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年5月10日】今の中国人は幼い頃から年を取るまで、共産党の悪文化の毒素に浸かっています。小学校、中学校、高校、大学、そして職場環境に至るまで、長期にわたって刷り込まれた無神論や進化論は、人々の思想の中に無意識のうちに残っており、人としての神伝文化の理念や善意を完全に押しつぶしてしまったのです。さらにさまざまな政治運動を通じて、中国人は生き延びるために仕方なく、頭の中に偽り・悪意・闘争・色欲・欺きといった、魔性的で極端な思想を植え付けられています。
邪悪な党文化の毒素は、現在私たち修煉者にとって深刻な破壊的影響を及ぼしています。それは、私たちの向上や昇華を妨げる一種の障壁を形成しているが、ある面ではそれに気づきにくく、その副作用を見落としやすいのです。修煉者にとって、精進への大きな障碍となっています。もし修煉せず、大法の基準で測らなければ、いくつかの変異した思想が悪いものだとまったく気づかず、逆に気づかないうちにそれを守ろうとしてしまうことさえあります。
最近、ある同修の病業虚像を取り除くのを手伝った際、法に基づき交流し、そして彼女自身が最近の修煉の状況を語ったことを通し、私たちは2回目の正念を発しました。その時、それぞれの自身の空間場に存在する、大法弟子の法を実証することへの迫害と、共産党悪文化の要素を取り除くという一念を加えました。30分間正念を発する中で、師父の慈悲深い加持のもと、私の天目には彼女の体内から、彼女にそっくりだが少し醜く、頭部と顔に偽装が施された存在が清められて出てくるのが見えました。それを私たちの正念によって溶かされ、消え去り、清められました。その時、このことは口にはしませんでした。
翌日、同修は笑顔で、真剣な態度で私に、我々の発正念が彼女に大いに助けになったと話してくれました。集団で発正念する力を実感したとのことです。私はその後、私の現段階で天目に見えた状況を彼女に話し、それが彼女に大きな啓発となったのです。
後になって、私は1つの問題を考えました。執着にも私たち自身のイメージが含まれていること。まさに真我と偽我の区別がつかず、毎回の関や困難も、真我と偽我の戦い、正と邪の戦いそのものです。どの関も困難も業力によって引き起こされ、まさに生と死の戦いです。
師父が「人間が正法を修煉するには、業を消去しなければなりません。業を消去するとは業を滅し、転化させることです。当然のことながら、業力が承知しないため、人間には難や障碍が現われてくるのです。」(『轉法輪』)とおっしゃいました。
では、大部分の業力は人間社会において、邪党の高圧的な独裁政権の下で作り出されたものであり、それは旧勢力が私たちに強制的に押し付けてきたもので、私たちが天地を敬い、神仏を信じ、法を得て修煉する正念を迫害し、そのように按排されたものです。それは師父に認められないものです。私たちの体は一軒の家のようなもので、その中にはさまざまな毒素を含む書籍や映画、テレビの映像などの有害な物が詰まっています。
師父の法から私たちは、私たち自身が成すべきことはしっかりと成し遂げるべきだと知っています。師父はすでに私たちにその能力を授けてくださっています。正念を十分に発し、自分が成すべきことをしっかりと成し遂げ、この肉体という浴槽を清め、掃除して、真我が汚染されるのを少なくするべきです。だからこそ、法を多く学び、真剣に学び、実修し、心性を高め、レベルを上げ、功力を高めることが必要です。そうでなければ、無意識のうちに邪念を養い、強化してしまい、それが逆に体外で悪事を働くことになります。さらには他人に害を及ぼし、全体迫害への作用に達することになります。共産邪霊の手段は、さまざまな方法で私たちの学法を干渉し、私たちの執着を強め、関係を疎外させる、色欲で誘惑したりすることです。小さく言えば、ひとつの目線、仕草、または思考パターンですら、それを表現していることになります。大きく言えば、自己中心的、強引、褒め言葉を聞きたがる、裏で噂を流す、嘘をつく、極端な行動をする、師と法を信じる正念を弱めることなどがあり、目的は修煉者の正念を破壊することです。
そのため、同修の皆は、もう少し力を入れて、この方面の修煉を重視し、必ず自分自身の中にある共産邪党文化の毒素を取り除かなければいけません。
大法弟子は、あらゆる環境の中で法を師として自らを厳しく律し、伝統的な文明的習慣と人としての高尚な道徳に回帰し、次第に自分をより純粋にし、使命を果たし、最終的に返本帰真をすることです。
個人的な体験ですが、もし不適切な点があれば、同修の慈悲深いご指摘いただければ幸いです。