天津市の魏三梅さんに懲役5年6カ月を宣告

 【明慧日本2025年5月13日】天津市東麗区の法輪功学習者・魏三梅さん(女性)は、2024年7月12日に警官に連行され、天津市東麗区の豊年村拘置所に拘禁された。最近、魏さんは東麗区検察院に濡れ衣を着せられて提訴され、裁判所から懲役5年6カ月を宣告されたことがわかった。魏さんは控訴した。

 魏さんは、信仰することは無実だと主張し、警官による迫害に抗議しているという。魏さんは、拘置所に拘禁されてわずか数カ月で、髪の毛が白くなり、かなり痩せた。

 法輪功を学ぶ前の魏さんは、胃病や婦人病など多くの病気を患っていたが、法輪功を修煉した後、体の不調はすべてなくなり、病気から解放された。魏さんは、真・善・忍の教えに従って良い人になるように努力し、仕事においても、他人と争わず、他人がやりたくない仕事をやり、すべての人に善を持って接している。ある日、電動自転車に乗っていたとき、車にぶつけられて、車の下敷きになった。大事故を起こしたと思った運転手は怖がっていた。魏さんは車の下から這い出しましたが、足が腫れ、電動自転車はぐちゃぐちゃになった。運転手は病院に行こうと言ったが、運転手に迷惑をかけないように、魏さんは行かなかった。自転車の修理も頼まなかった。運転手に「行っていいよ。私は大丈夫です」と言った。運転手は呆然と魏さんを見て「私は本当に良い人に出会いました」と言った。

 2024年7月12日の午前、魏さんは豊年村派出所の警官に尾行されて連行された。家宅捜索を受け、警官に法輪功の書籍、創始者の写真、プリンターなどの私物を押収された。 魏さんは刑事拘留を下され、東麗区の豊年村拘置所に送られた。

 その後、魏さんは天津市東麗区検察院に送検され、裁判所に起訴された。

 2024年11月12日、魏さんは地元の裁判所で裁判にかけられた。数日前に、魏さんは天津市東麗区裁判所から懲役5年6カ月の判決を言い渡された。判決を不服として、魏さんは控訴した。二審は今年7月に行われるそうだ。

 明慧ネットの報道によると、魏さんは法輪功を学んでいるため、しばしば地元警官から嫌がらせを受けていた。2002年9月28日、魏さんは自宅で休んでいたところ、午後2時に勤務先(天津空港)から電話があり、「書記があなたを探している」と言われた。勤務先に着くと、書記が「派出所の警官がお宅に行く」と言った。魏さんは帰宅すると、天津市東麗区公安支局新立村派出所の警官に連行され、天津市東麗区拘置所に送られた。25日間拘禁された後、1年間の労働教養処分を受け、天津市板橋女子労働教養所に収容された。そこでさまざまな迫害を受けた。

 2015年11月15日午前、東麗区新立派出所の警官3人が、魏さんの家のドアを叩いたが、魏さんは病気の家族の世話をしていたため、すぐにドアを開けることができなかった。警官らは近隣の人のドアを叩いた後、また、魏さんの家のドアを強く叩いた。魏さんはドアを開け「なんですか? 家に病人がいることを知っていますか?」と聞くと、警官は「知っている」と答えながら、家に入り、至る所で写真を撮り、魏さんに北京へ何かを郵送したかと質問し、本棚から法輪功書籍の書き写しを取り上げたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/5/8/493654.html