　【明慧日本2025年5月16日】心地よい音楽と穏やかなそよ風に包まれる中、黄色い服を身にまとったロサンゼルスの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は今月11日、世界的観光地であるサンタモニカのビーチで煉功と祝賀イベントを行い、「5.13世界法輪大法デー」を祝った。

　今年の5月13日は、法輪大法（ファールンダーファー）が一般公開されてから33周年、そして第26回「世界法輪大法デー」にあたり、また法輪功の創始者・李洪志先生の誕生日でもある。この日、学習者たちは心からの感謝の気持ちを込めて、「ロサンゼルスの大法弟子より、師父お誕生日おめでとうございます」と挨拶を申し上げた。

観光名所サンタモニカのビーチで一連のイベントを開催

伝統武術を披露

太鼓の演奏

　医師「導いてくださった師父に感謝」

　ロサンゼルスの学習者であり医師のダナ・チャーチルさんはこう語った。「師父に感謝いたします。私たちを導いてくださり、ありがとうございます。今日はサンタモニカで世界法輪大法デーを祝賀し、世界中から訪れる観光客に大法弟子の真の姿を見せます。師父への感謝の気持ちは、言葉では言い尽くせません」

ダナ・チャーチルさん

　「以前の私は非常に傲慢でした。自分は世界で最高のものを経験してきたと信じていました。4カ国語を話し、フランスに住んだこともあり、有名なフランス・リビエラでホテルを経営しようと思ったことがあります。多くの人が行ったことのない場所にも旅をし、最も高価なワインを楽しんでいました……。でも、それは私をどこに導くのでしょうか？　結局、心の中は空虚でいっぱいでした」。2000年に法輪大法の修煉を始めたチャーチルさんは、心身ともに恩恵を受け、真・善・忍が彼の生活のすべてに根付き、人生は美しく調和のとれたものへと変わった。

　チャーチルさんは2000年、大家が法輪功の主著『轉法輪』を紹介してくれた時、すぐに「これが私の歩むべき道だ」と心を決めたという。それ以前、彼は深刻な高血圧に苦しんでいた。発作が起こると、頭が割れるように痛んだという。「私は幼い頃から高血圧を患っていて、30歳になると、もうどんな医者にも頼れなくなっていました。薬は効かず、ビタミンやミネラルなどあらゆる方法を試しても効果がありませんでした」

　そして、法輪大法を修煉し始めてわずか2〜3カ月後、「血圧が正常に戻ったのです。それは私の人生で一度も経験したことのない感覚でした。本当に奇跡だと思いました。法輪功は私の人生を変えてくださいました。おかげで再び医科大学に戻ることができ、医師としての道を歩めるようになりました。だから、これは本当に強大な修煉の功法です」とチャーチルさんは振り返った。

　さらに彼にとって驚くべきことは、修煉を始めてから、以前のように怒りっぽく、世界を憎んでいた自分がすっかり消え、とても穏やかになったということである。

　「師父がおっしゃったことは、すべて現実になっている」

　学習者で米国西南部法輪大法学会の会長である李有甫さんは次のように語った。「私はかつて、本当に人を救うことができる修煉法を真剣に探していました。そして1996年、ついにそれを見つけたのです」。李さんは法輪大法を修煉して約30年になったが、修煉を始めたときの感動、感謝、そして信じられないほどの思いは今もなお鮮明だという。「師父がなさっていることは一見ごく普通のように見え、話されることも淡々としています。しかし、その言葉が実際に現実となる時、世界を驚かせるような力があります」と、彼は感じた。

米国西南部法輪大法学会の会長である李有甫さん

　李さんは当時を振り返り、「師父がおっしゃったことは、すべて現実になってきています」と深く感慨した。

　例として彼は「最初の頃、ロサンゼルスで法輪功を修煉している人はほんの数人しかいませんでした。その時、私は師父に『いつになったら、もっと多くのアメリカの人たちが法輪功を知り、真・善・忍を理解し、そして学ぶようになるのでしょうか？』と質問する機会がありました。すると師父は、だいたいこうおっしゃいました。『将来、世界中が知ることになります』。それから29年後の今、法輪大法は全世界に知られ、真・善・忍もまた広く知られるようになりました」と語った。

　民主運動家「社会は法輪功を必要としている」

　当日の午後、学習者たちは海辺に特設ステージを設け、歌や舞踊などの形で世界法輪大法デーを祝った。世界各地から観光客は足を止め、見ていた。

　中国民主党の創設メンバーの一人である朱虞夫氏も活動に参加し、学習者たちへの支持を表明した。朱氏は、「私が知っている法輪功の人たちは、本当に善良です。私は、学習者たちが平和的に信念を貫き、強い精神力で困難に立ち向かっている姿を見てきました」と述べた。

　同氏はまた「健全な社会には、法輪功のように美しい心を持ち、理想を掲げ、真・善・忍の価値を守る団体の存在が不可欠です。もし人々が皆『真・善・忍』という普遍的な価値に従えば、社会には必ず良い影響をもたらします。それが社会秩序の再建につながるのです」

　「今の社会では倫理や道徳がひどく損なわれています。社会には法輪功が必要です。中国のように長年にわたり苦難と抑圧にさらされてきた社会には、真摯で、善良で、忍耐強いという精神がなおさら必要です。それによって社会の秩序を立て直すことができるのです」と語った。最後に「5月13日は法輪功の創始者・李洪志先生の誕生日です。お誕生日おめでとうございます」と祝福の言葉を述べた。