　【明慧日本2025年5月17日】2025年5月13日、アメリカ・テキサス州両院はそれぞれ、SR512号およびHR1102号の決議案を可決し、2025年5月13日を「世界法輪大法デー」とすることを宣言した。

　SR512号決議はテキサス州第8選挙区選出の上院議員アンジェラ・パクストン氏によって提出され、HR1102号決議は第130選挙区選出の下院議員トム・オリヴァーソン氏によって提出された。両決議では、法輪大法（ファールンダーファー）が人種や文化の枠を超えて人々や地域社会にもたらしている恩恵を称賛するとともに、テキサス州のすべての法輪大法の学習者に心からの祝福を送っている。

SR512号決議を上院に提出したアンジェラ・パクストン氏（左）と、HR1102号決議を下院に提出したトム・オリヴァーソン

　州上院議員「『真・善・忍』は人類にとって最も優れた人徳」

　パクストン議員は次のように述べた。「法輪大法の学習者は、真・善・忍という普遍的な価値観に従って日々の生活を送ろうと努力しています。（しかし）彼らの友人や家族は中国で監禁され、悪辣で強制的な臓器摘出の被害に遭っています。前回の議会では、私はアメリカ初の反強制臓器摘出法を推進するという名誉を得ました。テキサス州は、皆さんにとって引き続き安全な避難所であり、皆さんと共に歩み続けます。『孤星の州』（と呼ばれるテキサス州）は、皆さんの存在と地域社会への貢献によって、より強く、より素晴らしくなっています」

2025年5月13日、上院でSR512号決議案を説明するアンジェラ・パクストン氏

　当日、テキサス州のオースティン、ダラス、ヒューストン、サンアントニオなどから集まった数十人の法輪功学習者が議会の傍聴に参加した。パクストン上院議員は彼らを励まし、次のように語った。

　「私は法輪大法のコミュニティの皆さんにお伝えしたい。私は皆さんと共にあります。そして、私は1人ではありません。上院議員も下院議員も、皆さんと共に、素晴らしきものを称え、邪悪に立ち向かうことに尽力しています。今日ここにいる皆さんをとても誇りに思います。私は、ここにいる多くの方々の家族や友人が、今もなお中国で拘束されていることを知っています。私たちは、彼らが自由を得るその日まで、たゆまず努力を続けます」

　同議員は「真・善・忍」という普遍的な価値観に対して、心からの賛辞を述べた。

　「『真・善・忍』、これらの品位は人類の人徳であり、私たち人間が持つ最も優れた品性です。皆さんが世界に、テキサス州に、地域社会に、そしてご家族やご友人に与えてくださっている素晴らしさに感謝します。皆さんがいてくださるおかげで、私たちの暮らしはより素晴らしくなっています」

　州下院議員「テキサス州は『真・善・忍』の価値を大切にしている」

　テキサス州下院議員トム・オリヴァーソン氏は議会での発言で、テキサス州が法輪功を歓迎していることを明言し、次のように述べている。

　「法輪大法は、真・善・忍という原則に基づく平和的な精神修煉法です。その価値観は、個人の自由と人間の尊厳という本質に根ざしており、テキサス州が大切にしているものでもあります。法輪功学習者は、中国のような国では深刻な迫害を受けていますが、ここテキサス州では自由に生きており、私たちは彼らをこの州に迎え入れ、地域社会の一員として共に歩んでいることを誇りに思っています。彼らの多くの貢献に感謝し、精神的な鍛錬、平和な生活、信仰の自由を守るという誓いに敬意を表します」

下院で発言するテキサス州下院議員トム・オリヴァーソ氏氏（テキサス州議会スクリーンショット）

　オリヴァーソン議員は、法輪功学習者の信仰の自由の追求を支持し、次のように述べた。「皆さんが今日ここに来てくださったことに、心から感謝します。私たちは皆さんを州議会議事堂に歓迎します。これは、私たちの州、そしてこの国にとって、とても、とても重要なことだと思います。私たちは信仰の自由を尊重し、大切にしています。私たちは『善』を重んじ、『真』を大切にします。だからこそ、皆さんが今日この時間を割いて私たちと共にいてくださることに深く感謝しています。そして今後も、皆さんと共に取り組んでいけることを願っています」

5月13日、法輪功学習者と記念撮影するオリヴァーソン下院議員（前列中央）

5月13日、テキサス州議会で傍聴する法輪功学習者