　【明慧日本2025年5月18日】（台湾＝明慧記者）5月13日は「世界法輪大法デー」であり、法輪功（ファールンゴン）の創始者・李洪志先生の誕生日でもある。世界各地の法輪功学習者（以下、学習者）は、この日を祝うさまざまな行事を開催し、李洪志先生の慈悲なる済度に感謝した。

　2025年5月11日、台湾の雲林および嘉義から集まった300人を超える学習者は、嘉義県の新港国立中学校の講堂に集い、茶会や舞踊を用いて、各地の煉功拠点の学習者たちが師父への敬意と感謝の気持ちを伝えた。これは、李洪志先生の誕生日を祝うと同時に、師恩への深い感謝を込めた特別な日となった。

　祝賀イベントでは、優雅な中国古典舞踊のステージ、各県・市の煉功拠点による早朝煉功の映像、観光地などでの活動を伝える実録映像の上映、そして各地の煉功拠点から寄せられた祝賀カードやメッセージの紹介など、内容は多岐にわたった。

　また、学習者は日常生活の中で確実に修煉する方法を用いて、師が法を正すことを手伝い、衆生を救い、三つのことをしっかりと行うという誓いを果たし、この偉大な日を祝賀した。イベントの過程では、参加者が日常生活の中で修煉を実践することの大切さを改めて感じる機会となり、また、祝賀カードやメッセージを通して師父への感謝と祝福の気持ちを表した。このような企画は、文化的な意味合いに富んでいるだけでなく、慈悲と正念の雰囲気を肌で感じることができる内容となっている。

雲林と嘉義の学習者は、両手を合掌して心を込めて、声をそろえて「師父、お誕生日おめでとうございます！」と唱和した

中国古典舞踊を披露する芸術学校の学生

　今回のイベントの主催者である林志修さんは、次のように話した。「本日は世界法輪大法デーを祝うため、雲林と嘉義の煉功拠点から約300人以上の学習者が一堂に会しました。今年はこれまでと異なる形式で開催し、茶会の形を取り入れました。特に注目すべき点は、各煉功拠点の学習者がそれぞれ一枚の祝賀カードを用意し、師父の誕生日をお祝いするとともに、自らの心の言葉を書き記したことです」

　「また、学習者が受付の際に一人ひとりに渡された付箋には、師父、お誕生日おめでとうございます』という祝福の言葉や、自分の心からの感謝の気持ちを書いてもらいました。この取り組みの主な目的は、学習者が『修煉を始めた頃の初心』を思い出し、今回のイベントを通じて心をひとつにし、一体になることです。修煉の道のりや心性の向上についても互いに良い交流の機会となり、今後さらに精進し、師が法を正すことを手伝い、衆生を救うという使命を共に果たしていけるよう願っています」

イベントの主催者・林志修さん

　両手を合掌して師恩に感謝する台湾国際臓器移植ケア協会（TAICOT）副理事の黄千峯氏は、次のように語った。「師父の慈悲なる救い済度に心より感謝いたします。これからも揺るがぬ信念で師父に従い、法輪大法の弟子としてなすべき三つのことを着実に行い、師に手伝い法を正し、衆生を救ってまいります。師父、お誕生日おめでとうございます」

師恩に感謝する台湾国際臓器移植ケア協会（TAICOT）副理事の黄千峯氏

　自分に対する要求がとても高い小学校長の暁萍さんは、自分の心性の試練で何度も失敗していることを振り返り、師父に誠心誠意に伝えたいと話した。「私は必ずこの試練を乗り越えます！」

　彼女は続けてこう話した。「最近ずっと心性の関に直面しています。師父に感謝します！　私の名利への執着を師父は、『真・善・忍』こそが宇宙の真理だと教えてくださいました」

　彼女は心からこう誓った。「師父のお言葉に従い、自分の内に向けて探し、善なる者となり、悪しき者とはならず、私は命をかけてこの誓約を果たし、法を正す時期の真の修煉者となることを願っています。師父、ありがとうございます！」

暁萍校長は、「真・善・忍」の法理に基づいて他人に善意をもって接し、自らの内に向けて探し、不足を正し始めている。そして率先して人徳教育を実践しているという

　2020年に法輪功を学び始めた賴（ライ）さんは、修煉を始める前はしばしば体調が悪く、手足が冷たく、頭痛や風邪に悩まされ、人生に対して大きな迷いを感じていた。しかし、法を学び煉功することで、「名・利・情」は人を縛る鎖であり、それを手放すべきだと分かるようになったという。

　彼女はこう語っている。「真・善・忍こそが人生の原則です。日常生活の中で心性を修めることで、少しずつ向上していけます。修煉のおかげで、体が大きく変化しました。以前私を悩ませていた問題はすべて改善しました」

　彼女は師父に対して深い感謝の念を抱いており、声を詰まらせながら、両手を合わせてこう述べた。「師父は弟子のためにあまりにも多くを背負ってくださいました。師父の慈悲なる救い済度に感謝いたします。弟子はただしっかりと修煉に励み、自らをしっかりと修め、師が法を正すことを手伝い、衆生を救い、誓いの使命を果たすのみです」

　雲林在住の美秀さんは、2020年12月に修煉を始めた。師父の救い済度によって新たな命を授かった彼女は、感激の気持ちで胸がいっぱいだと述べた。「修煉する前の私は、すぐに怒ってしまう短気な性格でした。でも修煉を始めてから、家庭生活や子どもとの関係、そしてお客さんとのやり取りの中でも、自分の変化がはっきりと感じられるようになりました。特に感動したのは、父の変化です。父は以前、私の修煉をまったく認めていませんでした。でもある日、父がこう言ったのです。『父さんが教えられなかったことを、おまえの師父が教えてくださった。だから私は法輪大法を認めるよ』。この言葉が、私にとって最も感動的な瞬間でした」

　美秀さんはさらにこう語った。「修煉とは、心の底から本当に修めることです。これから私は、自分の修煉の道を、師父が私を慈悲で救ってくださったご恩と受け止め、そのご恩に報いるためにも、着実に、しっかりと修煉していきます」

　学生である劉さんは、師父が自分に「得失を淡泊に見ること」を教えてくださったことに深く感謝している。彼女はこう語った。「修煉を通して、物事に直面したときに、得ることや失うことにあまり執着せず、『真・善・忍』の基準で自分を律することができるようになりました。まだすべてができているわけではありませんが、今も努力を続けています。法を得ることができたこと、そして導いてくださった師父に心から感謝しています」

　そして彼女は両手を合わせて心からこのように述べた。「師父、お誕生日おめでとうございます！」

師父が「得失を淡泊に見ること」を教えてくださったことに深く感謝している学生の劉さん

　舞踊芸術を学んでいる学生・李さんは、アメリカ・サイパン島の出身。彼女は、修煉を通じて得た最大の収穫は「内に向けて自分を探すこと」と「クラスメートを包容すること」だと話した。「修煉のおかげで、クラスメートとの衝突やトラブルがあった時でも、相手の立場を思いやり、自分のどこに問題があるのかを内に向けて探すことができるようになりました」

　彼女は、「真・善・忍」を教えてくださった師父に感謝の気持ちを込めて、両手を合わせ、心を込めて述べた。「師父、お誕生日おめでとうございます！」

舞踊芸術を学んでいる学生・李さん

　今回のイベントは心の奥深くに触れ、参加した学習者が修煉を始めた初心や、師父の慈悲なる支払った代償をあらためて思い起こす機会となり、まさに貴重な体験となった。さまざまな形での表現を通じて、修煉の持つ力を感じるだけでなく、学習者同士の絆を深め、共に精進する決意も一層固めた。この心に触れる感動を通して、修煉の旅路におけるひとつの注意喚起となり、今後ますますこの道を大切に歩み続ける原動力となった。