　【明慧日本2025年5月20日】私は2016年に法輪大法の修煉を始めました。今年で50歳になります。私は自分の修煉の中での些細な体験を書き出したいと思っていましたが、自分はあまりよく修煉ができていないと思い、書かずにいました。今回、同修の励ましを受けて、自分の修煉体験を師父にご報告し、同修の皆さんと交流したいと思います。

　私は子供の頃から偏頭痛を患っており、睡眠不足の時にも痛みます。これは頑固な病気でした。父も頭痛持ちだったため、私はずっと遺伝だと思っていました。母は何度も私を連れて病院に行き、受診しましたが、効果があまりなく、最終的には治療を諦めました。頭痛の時は痛み止めで痛みを和らげ、時には両親や兄弟が長時間、力を込めて私の頭を押さえてくれたりもしました。もう30年以上この苦しみに耐えて来ました。

　1995年、私が外で出稼ぎをしていた時のことです。ある日食事を終えた後、突然頭から足の先まで全身に発疹が出てきて、段々と大きくなり、最終的には身体中が腫れあがってしまいました。その時の私は、もう人間の姿とは思えないほどで、嘔吐と下痢も止まらず、病院で診てもらったところアレルギー性の一時的なショックと診断されました。何に対するアレルギーなのかは特定できませんでした。それ以来、怖くて多くの食べ物を食べられなくなってしまいました。夏でも寒がりで、いつも厚着をしており、重い婦人科の病気や便秘等にも悩まされていて、体はずっと虚弱な状態でした。

　25歳の時に私は結婚し、その後男の子を生みました。姑はとても怠け者で、家の掃除を嫌がり、料理も殆どしなかった為、家事の全ては私に押しつけられました。私は家族全員分の洗濯をし、畑仕事もやり、牛や羊の世話もしていました。姑は子供の世話も一切手伝ってくれず、毎日朝から晩まで麻雀ばかりしていました。義姉はとても強引な性格で、姑にあれこれ指図し、トラブルを起こし、姑に家を分けなさいとけしかけたりしていました。彼女は常に私たちの家庭に口を出したがり、それが原因で家庭の対立がどんどん深まりました。あの頃の私は本当に生きる気力を失っていましたが、小さな子供を見てその考えを諦めました。それ以来、私は彼女たちに対する恨みがどんどん深まり、最終的に私たち家族3人は私の実家に戻ることにしました。こうした過去を思い出すたびに、彼女たちへの恨みが更に強くなり、夫の実家に戻ることも彼女たちに会うことも絶対にしたくないと思っていました。2016年5月の朝、私は市場に肉を買いに行った時、一人の年配の女性に出会いました。彼女は私に大法について話してくれました。その内容がとても素晴らしく感じられました。その後、市場に行くたびによく彼女に出会い、大法の書籍や真相資料も頂きました。それから私は『轉法輪』や『洪吟』等の大法の書籍を読み始め、大法の修煉を始めることになりました。

　特に深く印象に残っているのは、私が初めて『轉法輪』を読む時、師父は毎ページで繰り返し心性という二文字を私の目の前に示して下さいました。私は修煉とは心性を修めることだと思いましたが、当時はまだ心性とは何かを理解していませんでした。学法を続けていくうちに、徐々に理解できるようになりました。

　『轉法輪』を何度か学び終えた後、私は徐々に師父が説かれた「失と得」「業力の転化」について深く理解できるようになり、姑や義姉との間の対立は無意味なものではなく、因果応報によるものだと分かりました。心が一気に晴れ、彼女たちへの恨みは全て消えました。

　私は夫の実家から400〜50０キロほど離れたところに住んでいます。それ以来、毎年時間を作って何度か夫の実家を訪ねるようにしていました。そのたびに家や庭を掃除し、美味しい料理を作ってあげました。条件が限られているので、大きな鍋でお湯を沸かし、義母の髪を洗ったり身体を拭いたり、布団カバー等を洗濯していました。毎回家の中と外も綺麗に掃除しました。また、義母と世間話や大法について話していました。特に同修の修煉体験を興味津々に聞いてくれました。大法のお守りも毎日身につけてくれています。義母はいつも私たちが帰って来るのを楽しみに待ってくれていました。義姉とも仲良くなり、毎回彼女の家にも遊びに行っていました。義父母への親孝行することについて、義理の弟と決して争うことはしませんでした。

　私はこれら全てが師父と大法によって自分を変えて下さったのです。それ以降、私の病気はすっかり消え去り、本当に病気のない体の軽やかさと素晴らしさを実感しました。今後も、大法の導きのもとで更に自分に厳しくしていこうと思っています。

　私が38歳の時、可愛くて綺麗な娘を出産しました。彼女は小さいごろから便秘がちで、しょっちゅう風邪をひいて熱を出していました。娘が病気になると、私はとても不安になり、夫はいつも私の世話が足りないからと言って私を責めるので、娘の病気が私にとって大きな心の重荷になっていたのです。

　大法を修煉するようになってから、娘も一緒に学法をし、問題があれば内に向けて探していました。娘は小さいのですがとてもよくできています。娘が高熱を出した時も、私はもう怖くなくなり、毎回、師父の説法を聞き「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じました。そしてこれは師父が私の娘への情を取り除いて下さっているのだと気づきました。毎回、1日或いは一晩で娘の熱が下がり、本当に不思議で神秘的でした。

　コロナ禍のある日の午後、娘の体調が悪く、夜には40度の高熱を出しました。私と娘はいつものように師父の説法を聞き、心の中で師父に助けを求めました。翌朝、夫が娘の様子を見に来て、体温を測ったところ、37.2度に下がっていて、熱はすっかり引いていました。便秘も、薬を一粒も飲まず自然と治りました。娘の成績もクラスの中でとても良いです。

　私が大法を修煉するようになってから今日まで、私も娘も薬を一粒も飲まずに健康に過ごせています。師父のご加護に心から感謝しています。