文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年5月20日】時間はあっという間に過ぎ、中国共産党（以下、中共）が大法に対して繰り返し広範囲にわたり誹謗中傷し迫害を始めてから、もう20年以上経ちました。大法弟子たちが真相を伝え続けることで、次第に世間の人々も迷いから目覚まし、理性的になってきています。

　20年以上前のある日、私は大通りで、ある家の前の電信柱に大法の真相を伝えるステッカーを貼っていました。するとちょうどその家から出てきた女性に見つかりました。彼女は中共の嘘に毒されていて、大法に対して敵意や憎しみのある言葉を私に向けました。

　しかし、後に偶然の機会に彼女が私に家の手伝いを頼んだとき、その間に私は彼女にこう伝えました。

　「大法の修煉の原則は『真・善・忍』の基準に従い、道徳的に高尚な人になることです。中共のテレビでの虚偽の宣伝とは違います」

　また、「天安門焼身事件」の偽りの真相や大法に対する他のネガティブな宣伝は全て嘘であることも話しました。

　最終的にその夫婦は「法輪大法は素晴らしい」ということを理解してくれました。

　ある時、知り合いの人に大法の真相を伝えました。その人は中共による大法への誤った宣伝の影響で大法に対する誤解が深く、私の話を聞くと感情が高ぶり、ひどい言葉を口にしました。私は動じることなく真相を伝え続けましたが、彼女はなかなか受け入れようとしませんでした。

　しかし後日、偶然にもまた道で出会い、彼女は私に家で農作業を手伝ってほしいと頼み、豊かな食事でもてなしてくれました。その時、私は大法の修煉で培った慈悲の心で改めて大法の真相を伝えると、彼女とその相手は法輪大法に対する誤解を完全に解き、大法の素晴らしさを理解しました。

　数年前、村で大法の真相資料を配っていたとき、知り合いに会いました。彼に大法のことを伝えると、彼は強く抵抗し、中共側について大法をひどく非難しました。どんなに話しても聞く耳を持ちませんでした。

　しかし、一昨年、再び彼に出会ったとき、私はまず自分の心を整え、大法の修煉で培った「すべての人のために思いやる慈悲の心」をもって彼に真相を伝えました。以前の彼の悪い面を思い出して否定的に考えるのではなく、純粋な心で接したのです。

　その結果、彼は熱心に私の話を聞き入れ、法輪大法の素晴らしさを理解し、少先隊組織からも順調に脱退しました。

　数年前、村の入口で知り合い数人に真相を伝えたとき、彼らの多くはテレビで流れる大法に対する悪意ある嘘の宣伝を繰り返していて、自分が中共の宣伝に騙されたことに気づいていませんでした。しかし去年、再びその中の一人に出会い、改めて大法のことを伝えたところ、彼はまったく反対せず、穏やかな表情で静かに話を聞いてくれました。おそらく彼の心の中では、自分の未来のために正しい選択をしようとしているのかもしれません。

　この二十数年にわたる迫害に対する抗議と大法の真相の伝達の中で、このような事例は数多くあります。嘘の毒に侵されていた多くの人々が目覚めましたが、ここでは一つ一つ挙げることは控えます。

　私たちの心性が法の要求に達したとき、真相を伝えて人々を救うことは本当に難しくなく、水の流れのように自然に成し遂げられます。なぜなら、本当に人を救うのは師父であり、大法だからです。弟子の微々たる努力の背後には、師父が衆生のために負ってくださる大きな苦難と無限の慈悲の守護があります。

　師父の慈悲深い救いに感謝いたします。

　改めて師父に感謝申し上げます。

　同修の皆さま、至らぬ点があればどうか慈悲深くご指摘ください。

　合掌