　【明慧日本2025年5月25日】安徽省在住の法輪功学習者・王宏萍さん（40代女性）は、法輪功を学んでいるため、2025年5月20日に不当裁判が開廷される予定である。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

　事件の詳細　　

　安徽省合肥理工大学の英語教師である王さんは、2023年9月20日、安徽省の省都合肥市包河区国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関）の数人の警官により自宅で不当連行された。王さんは、まず洗脳班に拘留され、その後合肥市留置場に移送された。地元の検察庁は王さんをいわゆる「カルト組織による法執行機関の妨害」のという罪で起訴した。

　王さんの10代の娘は、母親の不当連行によって心に深い傷を負った。それ以来、王さんの娘は恐怖の中で暮らし、自殺を何度も考えるようになった。王さんの娘の不安定な精神状態は、父親に多大な心配をもたらした。

　王さんは2025年5月20日に蜀山区裁判所に出廷する予定である。また、安徽省蘇州市の劉春山さん（学習者）も同日に裁判を受ける予定であった。劉さんに関する詳細は明らかにされていない。

　2018年2月、蜀山区裁判所は合肥地域における法輪功関連の事件を扱うよう指定され、それ以来40人以上の学習者が同裁判所で不当判決を受けている。