　【明慧日本2025年5月27日】法輪大法（ファールンダーファー）が世界に伝え出されて33周年を迎えるにあたり、カナダ・トロントの青年の法輪功学習者が李洪志先生の誕生日を恭しく祝賀した。李先生が法輪大法デー大法を伝え出され、濁世の中にも一方の浄土があることに感謝しているという。

　これらの若者の中には、法輪功学習者の家庭に生まれ、家族と共に修煉し、共に精進している者もいれば、一時は俗世に迷いながらも、最終的に修煉の道に戻り、修煉への信心を取り戻した者もいる。彼らは共通の目標を持っている。それは精進して修煉し、円満成就して師と共に帰ることである。以下は4人の青年が自らの修煉体験を分かち合ったものである。

法輪大法デーを祝うカナダ・トロントの青年学習者たち

　8歳で修煉を始める　常人社会で迷わず惑わず

煉功と学法を行う青年学習者の孫欣然さん

　今年大学を卒業したばかりの孫欣然さんは、8歳の時に母と共に法輪大法の修煉を始め、今年で19年目になる。

　幼い頃、欣然さんは同級生との交流で争わず奪わなかった。「教室のすべての机にテーブルクロスが敷かれており、毎週取り外して洗濯していました。同級生たちは皆面倒だと思い、規定通りに行う人はほとんどいませんでした。私は毎回金曜日に帰宅する時、テーブルクロスを自主的に持ち帰って洗っていました。数週間後、隣の席の同級生がそれを見て分担を申し出、冗談で私と取り合いまでしました。他の同級生もそれを見て真似し始めました。その後、私たちの教室の清潔さは校舎全体で最も良くなり、先生方を驚かせました。これが大法の教えであり、私たちに無私で善良であることを求め、それが正の作用をもたらすのです」

　大学に進学後、欣然さんの周りの同級生は皆、過度な競争スパイラルに陥り、生活や仕事で名利を追求していた。しかし欣然さんはそうしなかった。「ある学期にプログラミングの授業があり、多くの宿題をこなし、最終試験は手書きで行う必要がありました。同じグループの同級生は皆、プログラミング専攻の友人に頼んで宿題を代行してもらっていましたが、私は自分でやることを選びました。同級生たちは私を愚かだと言いました。出来合いの答えを使わず、時間と労力をかけて満点も取れないと言いました。

　「しかし私は『転法輪』を読むことで、貪って真・善・忍の原則に背くことはできないと理解しています。期末試験の時、私はすべての資料を復習し、最終的に総合成績でAを取りました。一方、他の同級生は教授が突然厳しくチェックし、答案があまりにも類似していてカンニングの疑いがあるとして、成績を取り消されたのです」

　最後に欣然は次のように述べた。「大法を修煉でき、真誠で善良な本性に回帰できることは、財富や名声よりもはるかに貴重です。この喜びと満足は、いかなる成就も比較できないもの。李先生に感謝申し上げます」

　幼少からの修煉　李先生の絶え間ない見守りに感謝

幼少から法輪功を修煉している呉暁盟さん。トロント市庁舎前で法輪大法デー祝賀活動に参加

　法輪功学習者の家庭に生まれた呉暁盟さんは、幼い頃から両親と共に修煉してきた。彼女は次のように語った。「両親が付けてくれた名前は『暁盟』で、来世の目的を知り、師父と交わした誓約を覚えているという意味です」

　李先生の慈悲なる按排の下、暁盟さんが幼い頃通った幼稚園の園長夫妻は法輪功学習者であり、迫害がすでに始まった環境の中でも、園長夫妻は地元の大法小弟子たちに修煉の浄土楽園を提供した。一般の子供が『唐詩三百首』を暗唱する年齢で、暁盟さんと他の大法小弟子はすでに師父の『洪吟』を暗唱し始めていた。暁盟さんは次のように話した。「物心ついた時から、大法は私の成長に伴い、私の生命の一部となりました。最初は父母の真似をして静坐することを学び、師父の『洪吟』を暗唱することから始まり、徐々に五式の功法を学び、自分で『転法輪』をスムーズに読めるようになりました。」

　彼女は次のように語った。「昨年7月、カナダ年一度の法会（交流会）がトロントで開催された時、私はバンクーバーで勉強していて、学校はまだ休暇に入っておらず、学業もますます大変になっていました。それでも私はトロントに戻って法会に参加することを決め、数か月前からバンクーバー往復トロントの航空券を購入していました。当時の計画では金曜日にトロントに戻り、土日に7.20の一連の活動と法会に参加し、月曜日だけを家族と過ごす時間として空け、火曜日の早朝にはすぐにバンクーバーに飛んで授業を続ける予定でした」

　「それに加えて、当時私には非常に重要な会議の予定があり、必ず対面で出席する必要があり、大きな確率でトロントで開催される予定でした。しかし忙しい学業のため、数か月内にトロントに2度目の往復をする時間を作ることができず、心の中で李先生の慈悲なる按排を求めるしかありませんでした。」

　事態は本当に転機を迎えた。暁盟さんは次のように語った。「トロントに戻る1週間前に、会議開催に関するメールを受け取りました。会議は依然としてトロントで開催され、本人の出席が必須でした。しかし、開催日程がちょうど今回トロントに戻った際の唯一の空き時間である月曜日だったのです！　会議日程を見た瞬間、感謝と感動の気持ちは言葉では表せませんでした。」

　最後に暁盟さんは次のように語った。「私はより精進して修煉し、師父の慈悲な救度と見守りに背かず、師父に感謝しています！」

修煉への道に回帰　信心を取り戻す

　現在社会人のジゼルさんは、中国国内で幼い頃から母や他の親戚同修と共に修煉し、大法書籍を一緒に読誦していた。

　年齢の増長と共に、重い学業は中国にいるすべての子供が避けられないものであり、ジゼルさんも重い課業の中で徐々に『転法輪』を読む時間を減らしていった。彼女は次のように語った。「大学卒業時まで、私は毎日携帯電話に没頭し、自分の将来をどう良くするか、自分の生活のためにどう奮闘するかを考えていました。」ジゼルさんは自分が大法から遠ざかっても、真・善・忍の原則は常に自分の心に刻まれていたと話した。

　海外に出て大学を続けることになったジゼルさんは、自ら進んで『転法輪』を読み始めることを決意した。何度も読み返すうちに、彼女はいつも憤慨していた心が徐々に消失していくことを発見した。彼女は次のように語った。「仕事中、自分の本来の仕事以外に、他人の助手もしなければならず、非常に忙しく、時には他人の仕事を先に処理してから自分の仕事を続けなければならないこともありました。時々、他人に何かを頼まれると、非常に不満に思いながらやり、心の中で考えていました。明らかにあなたの仕事なのに、なぜ私に押し付けるのか、と。もしもっと良い仕事が見つかったら、すぐに転職して、ここで時間を無駄にしないと常に思っていました。この時、心態が非常に良くなかったため、行った仕事も頻繁にミスをしていました」

　絶えず『転法輪』を読むことで、ジゼルさんは内に向かって自分を見つめるべきだと気づいた。彼女は次のように語った。「後になって、これは自分の嫉妬心が作用していることを悟りました。他人が休んでいる、早く退勤しているのを見て、自分の心がバランスを失い、他人が自分より多くのお金をもらっているとさらに不平になりました。不満の心も現れ、自分の仕事ぶりが良くないのに指摘されると、人に言われたくない心も現れました。

　後になって自分は修煉者であり、真・善・忍を実践しなければならないと思いました。心態を正した後、私はもう自分の仕事が多いことを不満に思わず、かえって速く完了できるようになりました。後に同僚がある日、私に仕事を頼むのは流れに慣れさせるためであり、彼自身が年次休暇を取るので私が彼のポストを引き継ぐのだと説明してくれました。確かに自分の心態が正されて、良くない心を取り除いた後、仕事は速く完了し、後に昇給もしました。」

　最後に彼女は次のように述べた。「師父の慈悲な救度に感謝し、以前きちんと修煉していなかった弟子を見捨てず、まだ機会を与えてくださったことに感謝しています。李先生に感謝しています」

　大法が教えてくれた他者を先にすること

トロント天国楽団でサックスを担当する張安娜さん

　現在働いている張安娜さんは幼い頃から母と共に修煉してきた。彼女は次のように語った。「幼い頃は修煉を理解していませんでしたが、真善忍が良いものだと感じ、母は徳を守り、良い子になるよう教えてくれました。2016年のニューヨーク法会に参加した後、李先生の説法と同修の交流により修煉の緊迫感を感じました。私が真剣に『転法輪』を読み始めた後、修煉の貴重さを見て、大法の内涵と生命への重要性を真に体験しました。」

　安娜さんは法会に参加した後、自ら進んで学法・煉功し、真相を伝えるプロジェクトに参加し始めたと話した。この過程で、安娜さんは物事を行う際に他者を先にすることを学んだ。彼女は次のように語った。「私は中国人の同級生と夜に一緒にクイズ（小テスト）をすることを約束していましたが、その日の午前中に天国楽団のパレードがあり、ルートが非常に長かったのです。一日演奏して帰ってきた後、特に疲れて動きたくなく、同級生との約束をキャンセルしたいと思いました。しかし同級生と約束したことなので、約束を守るべきだと思いました。彼女の立場に立って彼女の考えを感じた時、自分は少し体調が良くありませんでしたが、他人を前に置くことを決心し、同級生に会いに行きました。同時にこの同級生に大法の素晴らしさを伝え、彼女も支持を表明しました」

　最後に彼女は次のように述べた。「慈悲で偉大な李先生、ありがとうございます！　大法は私の生命に意義と希望を与えてくれました。師父、お誕生日おめでとうございます！」