　【明慧日本2025年5月30日】吉林省公主嶺市に住む法輪功学習者の鄭秀琴さんは2024年8月30日、公主嶺東三派出所により不当に連行され、家宅捜索を受けた後、公主嶺市留置所に不当に拘禁され、冤罪を着せられた。公主嶺裁判所により不当に懲役3年の判決を受け、2025年3月21日に吉林省女子刑務所に連行された。中国共産党の公安、検察、司法当局は、家族との面会を一切認めていない。

　鄭秀琴さん、63歳、吉林省延辺和龍市八家子鎮出身。かつて彼女はB型肝炎、心臓病、頸椎症など複数の病気を患い、普通の病院や漢方医者の治療でも治らず、心身ともに疲弊し、苦しみに耐えかねていた。しかし、法輪功を修煉し始めて半年も経たないうちに、すべての病気が完治した。

　1999年7月に江沢民による法輪功への迫害が始まって以来、鄭秀琴さんは法輪功の修煉を堅持し、人々に迫害事実を伝え続けたため、度重なる邪悪な迫害を受けた。

　2005年8月31日、鄭秀琴さんは敦化市で娘を学校に送る途中、タクシー運転手に法輪功について伝えたところ、悪意ある通報により敦化市巡警大隊に連行された。過酷な拷問による尋問で重傷を負い、9月3日に家族によって自宅に連れ戻された。

　鄭秀琴さんは身体に負った傷を写真に撮り、敦化婦人連合会と延辺婦人連合会に郵送し、女性と子どもの合法的権利を守ってほしいと訴えた。しかし、2005年9月16日午後4時30分、敦化市巡警大隊の警官と通報者ら4人が労働教養書を持って八家子市場幼稚園に再び現れ、鄭秀琴さんを強制的に連行し、1年間の労働教養を科した。

　2012年4月18日、延吉進学派出所の警官らが鄭秀琴さんの自宅に押し入り、ノートパソコンや法輪功の書籍を奪い、彼女を依蘭洗脳班に連行し、不法に拘束して迫害した。鄭秀琴さんは9日間のハンガーストライキを行い、4月27日に長春市の黒嘴子女子労働教養所に連行され、1年3か月の迫害を受けた。

　女子労働教養所では、彼女が「転向」を拒否したため、大隊長の魏丹や看守の段亜娟により、朝5時30分から夜22時または24時まで立たされる罰を強いられた。脚や足が浮腫む中、5日間立ち続けた後、5月7日から5月17日まで10日間、両手を挙げた状態でベッドに縛り付けられ、ベッドの上で大小便を強いられた。人格を侮辱され、身体を折檻され、ベッドから降ろされた後、左腕が重傷を負い、上げられなくなった。受刑者による交代監視を受け、夜は2～3時間しか睡眠が許されなかった。5月24日夜10時、ユダ（中共に転向された元法輪功学習者のこと）である呂秀萍に殴打された。彼らは法輪功学習者に対して非常に残忍だった。

　2024年8月30日、公主嶺市に住む鄭秀琴は法輪功について人に伝えたため、私服警官に尾行され、公主嶺東三派出所により連行され、家宅捜索を受けた。公主嶺市拘置所に15日間拘留されたが、期限が過ぎても釈放されず、公主嶺裁判所により懲役3年の不当な判決を受けた。2025年3月21日、吉林省女子刑務所に送られた。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）