　【明慧日本2025年5月30日】ウクライナの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は5月11日、首都キーウの中心部にある公園で「世界法輪大法デー」を祝うイベントを開催した。イベント当日は晴天に恵まれ、学習者は功法の実演を行い、通行人に法輪功（ファールンゴン）の素晴らしさを紹介する資料を配布した。

５月11日、首都キーウの中心部にある公園で煉功している学習者

　法輪功がもたらす和やかさを感じ取る通行人

　学習者は通行人に法輪功の煉功を体験するよう声をかけた。人々はこの機会をとても大切にしていた。「今の生活は本当にストレスが多いので、心を落ち着かせてくれるような方法はとても貴重です。そうでなければ、頭が本当に耐えられなくなる時があります」と、1人の男性が坐禅をする学習者を見ながら話した。

　ある少女は、時間があるときに自分もこのように坐禅をしたいと話した。彼女は「とても素晴らしいことだし、大切なことだと思います。人はもし毎日ずっとストレスの中で過ごして、リラックスする時間がなければ、やがて感情が爆発してしまうかもしれません。私の母も今とてもストレスを抱えているので、このような功法はきっと役に立つと思います」と語った。

　子どもたちも法輪大法の功法を学ぶ

　子どもたちも一緒に煉功をしていた。9歳のミロスラウくんは、小さい頃から両親とともに法輪功を修煉している。

　第二功法は通常30分間煉公する必要があるのだが、ミロスラウくんは「以前は15分しかできなかったけど、最近は力がついてきたので、大人たちと一緒に30分間やりたいと思っています」と話した。

法輪大法の第二式の功法を煉功している9歳のミロスラウくん

　ミロスラウくんは話し続けた。「煉功をすると、本当に気分が良くなるんです。たとえば、気分が落ち込んでいるときでも、煉功をしたあとはすごく心が軽くなります」

　ミロスラウくんは、法輪大法の修煉は勉強にも役立っていると話す。「修煉すると勉強中に集中しやすくなります。一度、学校に行く前に第五式の功法を煉功したことがあって、その日の数学の授業で先生が問題を書いてすぐに答えるようように言い、僕はすぐに答えて正解でした」とミロスラウくんは話した。

　法輪大法を20年以上修煉しているウクライナの学習者の修煉体験

　ユージンさんは法輪大法を修煉して約25年になる。彼は5月13日をとても重要な記念日だと話す。「5月13日は世界法輪大法デーであり、師父のお誕生日でもあります。私たちは心から師父にお祝いを申し上げるとともに、すべての人に適したこの修煉法を伝えてくださったことに感謝しています。文化や宗教の背景、体の状態に関係なく、誰でも法輪大法を修煉して心身の健康を得ることができます」とユージンさんは語った。

法輪大法の第五式功法「神通加持法」を煉功しているユージンさん

　ユージンさんは、自身の法輪功修煉の体験を皆に共有できることを喜んでいる。「私はもう20年以上修煉していますが、とても調子が良いです。煉功をしていると、体が正のエネルギーで満たされるのを感じます。そのおかげで病気になりにくく、もし病気になっても早く回復できますし、何より心が落ち着きます」と彼は述べた。

　ユージンさんは通行人に、ウクライナが戦乱に見舞われている今こそ、法輪功に注目してほしいと話した。「私たちは今、戦争や災害、経済的困難など、非常に厳しい時代を生きています。人々は常にストレスにさらされています。しかし、法輪大法とその核心となる『真・善・忍』の原則は、心の平静と前向きな気持ちを保つ助けになります。これは精神的な修煉でもあります。法輪大法の原則は、人の行動や思考を測る基準となり、この世の中で本当の自分を見つける手助けをしてくれます。これらの原則に従うことで、道徳心を高め、より良い人間になることができるのです」と彼は語った。

　イワンさんもまた、20年以上にわたり法輪大法を修煉している。彼は、自分の体験をウクライナの人々と分かち合いたいと願っているという。彼は「私たちは人々に伝えたいのです、法輪大法という功法があります。それは健康にとても良い影響をもたらします。修煉を通して、人はより善良に、より誠実になり、道徳の水準も高まります。これは個人にとっても、社会全体にとっても大きなメリットがあります」と話した。

煉功しているイワンさん

　「私にとって、法輪大法は何よりもまず道徳の参照となる基準です。私は10代の頃から修煉を始めました。16歳のとき、私はずっと生きるうえでの原則や道徳的な規範を探し求めていました。立派な人生を送りたいと願っていたのです。そして、法輪大法こそが私にとっての道徳的な基準となりました。私はこの原則に基づいて、自分の考え方、行動、そして人生そのものを見直し、正してきました」とイワンさんは補足して述べた。

　法輪大法を修煉するウクライナ人夫婦が大家族の幸せを支える

　ナタリアさんと夫は、数年前から法輪大法を修煉している。最近では、孫たちも法輪大法に興味を持ち始めているという。

　この夫婦はキーウ近郊に自宅と土地を所有しており、法輪大法の修煉は大家族をまとめるのに大いに役立っていると話す。

　ナタリアさんは自身の修煉体験を語ってくれた。「リラックスして座り、あらゆる執着を放下すると、本来の自分に戻ることができます。気持ちが軽くなって、前向きになり、とても明るい気分になります。これは言葉では言い表すことができず、自分で体験してみないと分からないものです。それはエネルギーなのです。私はいつも笑顔で、世界全体が私に微笑んでくれているように感じます。すべてのことに喜びを感じています。私たちは田舎に住んでいて、作物を育て、種をまいています。そんな日々にも幸せを感じています。修煉は人にポジティブなエネルギーを与えてくれます。働くことも、人と接することも、すべてが楽しくなるのです」