文／中国山東省の大法弟子

　【明慧日本2025年6月1日】私は今年80歳で、妻と私は法輪大法の弟子です。20年以上修煉を続けています。この性命双修の功法を修煉して以来、身体は若返り、精神的な境地も向上しました。80歳の今、足取り軽く畑仕事をこなし、数エーカーの田んぼを耕し、2匹の牛と一群れの羊を育て、村の歯科医として空いた時間に歯の治療もしています。皆が私を60歳くらいと見て、良い体だと羨ましがります。

　重病患者が瞬時に活力を取り戻す

　若いころ、私は食品工場の工場長でした。指導的立場から共産党への入党を強いられ、入党しましたが、仕事を通じて党の邪悪さと腐敗を痛感しました。工場で新設備を導入し、美味しいハムを生産し市場で好評でしたが、市や町の政府関係者が理由をつけて無料でハムを要求しました。政府と少しでも関わる人々も同様に要求し、ビジネスを潰されました。「これが党の『先進分子』のやることか」と感じ、党委の友人に頼んで入党申請書を取り戻し、その場で破り捨てました。

　1998年、私は法輪大法の修煉を始めました。ある時、新しく知り合った指導者Aさんの家を初めて訪れ、礼儀として「奥さんは？」と尋ねると、「十数年寝たきりで、医療費に国は70～80万元費やしました。今はもう…」と後の事を考える状態だと言いました。Aさんの妻に挨拶するため近づくと、40代なのに白髪で顔色が悪く、まるで老女のようでした。

　私はAさんと奥さんに、妻の胃病の話をしました。「以前は妻がニラの餃子を食べると何日も胃痛が続いていたのですが、法輪功を修煉したら治りました」と話しました。すると、奥さんが「どうやって煉功するのですか？」と聞きました。私は「簡単な抱輪を教えますよ。ベッドの上でできますか」と言うと、彼女はすぐに、「はい、できます！」と言いました。なんと、普段は腕も上げられないのに起き上がったのです。

　最初の動作「頭前抱輪」を私が支えると、彼女の腕は氷のように冷たく、末期疾患の重さが感じられました。ところが20分ほど煉功すると、彼女は「お腹がすいた」とご飯を要求しました。小さな碗のご飯をすぐ食べ切り、大きなスープ碗でさらに盛るよう夫に頼み、それも食べました。Aさんは驚き、「普段は卵1個しか食べないのに、こんなに食べて大丈夫か？」と心配しました。私は「大丈夫ですよ」と伝えると、Aさんは何と言っていいのか分からず笑いました。

　数日後、Aさんから電話があり、「妻が『大法の本を読みたい』と言っています！」とのことでした。「奥さんの様子はどうですか？」と聞くと、「驚くべきことに、外を歩いたり、食事も作れるようになりました」と話しました。

　私は師父の講法や録音や映像資料を届けました。彼女は本を白いスカーフで包み、大切に保管していました。20日余りの学法と煉功で、奇跡的に回復しました。彼女は佛法と縁のある人でした。

　Aさんは、「病は治ったけど変じゃないですか?　妻は冷水で髪を洗い、病気で訪ねてくれた家に歩いて礼品を届けに行ったりするのですが、バスも使わないのです」と言ったので、私は「それこそ完全に回復した証ではありませんか。法輪大法は超常的です！」と答えました。Aさんの妻の回復は高級幹部の間で話題になりました。Aさんの姉も大法を修煉し始めました。

　Aさんの妻は今70歳を超えていますが、60歳に見えるほど若々しいです。

　金色の火球が胸を守る

　私が、修煉を始めたころの忘れられない出来事です。夕方、自転車で帰宅中、道端をゆっくり走っていると、三輪車に衝突され、倒され、車が私の体を轢きました。車には多くの穀物と2人が乗っていました。その瞬間、金色の火球が胸を守りました。その時、近くの銀行にいた親戚が目撃していたのですが、恐怖で言葉も出ず、通行人も火球を見て私が燃えたか死んだと思ったそうです。運転手は驚いて逃げました。

　暫くして私がゆっくりと起き上がると、銀行にいた親戚が駆け寄り電話をしようとしました。私は「家に帰りたいです」と止めました。家に帰ってみると、頭皮が少し剥がれて、頭と脚にけがをしていましたが出血はありませんでした。息子たちが逃げた運転手を追うと言ったのを妻と止めました。そして、私は息子たちに「私たちには師父がいらっしゃいます。偶然ではないのです。過去世の借りを返したのかもしれません」と話しました。息子たちは大法の本を読んだことがあったので理解し、追及はしませんでした。

　夜は横になれず、厚い布団を背にし、左右に傾くと腸が「ゴロッ」と動く音がしました。深夜0時近く、後ろに体を倒してみたら音が消えて、翌朝は回復していました。私は急ぎの仕事があったので外出しました。病院もいかず、薬も使わず、師父を固く信じ生死の関門を越えました。

　村人は私の奇跡を知り、ほとんどの人が大法の真相を理解し、全員が三退しました。村の書記は当局の動きがあると事前に知らせ、大法の本を他の家に隠すように助言しました。彼らの善行は福報を得ました。

　老婦人の福報

　村の歯科医として、来院者に妻と真相を伝え、三退を勧めました。私の話を聞いて、真相を理解し三退する人が多くいました。

　ある日、隣村の製粉所で、高齢の女性がネギの買い手と話をしていました。6エーカーのネギが、葱白が短いと言われて0.27元/500g（１元＝19.98円）で買い叩かれてしまい、売れませんでした。私は女性に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を心から唱えるよう伝え、三退の重要性を話しました。女性から真相冊子を求められ、後日届ける約束をしました。

　数日後、冊子を届けると、「あなたのおかげでネギが3日で売れました！　2人の業者が競って3.5毛で買ってくれました。これからも毎日唱えます！」と喜んで話しました。

　その後、彼女が診察に来て、「大法は本当にすごいです！　毎日、心からの九文字を唱えたら、気管支炎が治り、77歳で働けるようになったんですよ。ありがとう！」と言いました。私は「感謝するなら大法の師父に感謝してください。大法がそのようにしてくださったのです」と答えました。

「大法を大切にする一念を持てば、天が幸福と平安を授けてくださる」というのは本当です。まさにその通りです。

　（明慧ネット2025年世界法輪大法デーの入選文章）