文／夏蘭（中国東北部）

　【明慧日本2025年6月2日】私は幸運にも1997年に法輪大法の修煉を始めました。修煉して間もなく、私の全ての病気は治療することなく治癒しました。これは大法の師父が私の体を浄化してくださり、無病で全身が軽く感じる状態にしてくださったからです。「5.13」世界法輪大法デーを迎えるにあたり、大法の師父のご加護の下で私の家族と親戚、友人が恩恵を受けた出来事をお話ししたいと思います。

　一番上の弟が修煉を始める

　私の一番上の弟は小さい頃から気性が荒く、タバコを吸い、酒を飲み、喧嘩好きで、命がけの喧嘩までするので、家族は彼のことで心配が絶えませんでした。大人になってからは重い腎結石を患い、しょっちゅう血尿が出ていました。弟の仕事は夜間に配達をする必要があり、私はいつも彼が心配で、弟が帰宅したと電話で連絡が来るまで眠れませんでした。

　私は弟に電話をかけ、法輪大法について紹介し、彼にも修煉を始めてほしいと伝えました。すると弟は本当に大法を修煉し始めました。修煉を始めて間もなく、弟の病気はすべて治り、タバコと酒を完全にやめ、気性も良くなり、人と喧嘩することもなくなりました。

　弟は食品関係の仕事をしていました。ある時、弟が配達から帰ってきてお金を数えていると、ある顧客から500元の偽札を渡されていたことに気づきました。弟は怒りませんでした。翌日、弟は再び偽札を渡した店主のところへ配達に行きました。店主がお金を渡す時、弟は「今日は私がお金を数えて、偽札がないか見てみましょうね」と言いました。店主は顔を赤くして「私は正直な人間であり、二度とそんな間違いはしない！」と言いました。そこで、弟は「本質的な事を言えば、私もあなたも、この500元で困るわけではありません。でも、あなたは私にたくさんの徳をくださったのです」と言いました。店主は慌てて「法輪功ってどんなものなのか、私に話してくれませんか？」と言いました。弟は店主に「法輪功は真・善・忍を原則とし、良い人になり、さらに良い人になることを目指し、仕事や日常生活での出来事において常に相手のことを考えるのです」と教えました。すると、店主はとても後ろめたさを感じました。

　ある日の朝、私が座禅をしている時「小麦粉が『ダメに』なった」という弟の声が聞こえました。弟は「昨晩、新しくトラック1台分の小麦粉を入荷したばかりだけど、盗まれたのかな？」と思いました。座禅を終えて倉庫に行くと小麦粉は盗まれていませんでした。「どういうことだろう？」と思いました。弟が小麦粉の袋を開けてよく見てみると、小麦粉がカビていました。それで「小麦粉が『ダメになった」という声が聞こえたのか、と納得しました。弟は「これはきっと師父が警告してくださったに違いない、さもなければカビた小麦粉が食品になっていたら大変なことになっていた」と思いました。弟は業者に電話をかけましたが、業者は交換に応じてくれなかったので、弟は自分で損をして処分しました。もし大法を修煉していなければ、弟は怒って、その業者の店を壊していたかもしれません。

　ある時、一番上の弟が配達中に交通事故に遭い、運転していた荷物運搬用の三輪車が2回転しました。畑で作業していた人たちが車のもとへ駆け寄って見てみると、車の窓ガラスは全て割れ、工具箱が弟の体にのしかかっていました。人々が弟を車の中から助け出すと、弟は全く怪我をしていませんでした。1人の老人が「あなたの家にはきっと大きな佛様が祀られているのでしょう。でなければ命はなかったでしょうに」と言いました。弟は人々に「私は法輪功を修煉しているので、私の師父が私を守ってくださったのです」と伝えました。

　一番下の弟は大法がすばらしいと信じ災難を避けることができた

　2005年3月のある朝、一番上の弟が私に電話をかけてきて「昨晩、同じ夢を三度続けて見たんだ。夢の中で、ショーアル（一番下の弟の幼名）が焼死したんだ」と言いました。私は「これは偶然ではないわ。きっと師父が私たちに、ショーアルに何か起きることを警告してくださっているのよ」と言いました。

　当時、ショーアルは四川省で働いていました。私たちはショーアルに電話をかけ「急ぎの用事があるから、すぐに帰ってきなさい」と伝えました。ショーアルが帰ってきてから私たちは夢の話をしました。するとショーアルはすぐに腹を立てて「あなたたち、なんて馬鹿なんだ。たった一つの夢で私を呼び戻すなんて。飛行機代はあなたたちが出すんだろうな」と言いました。当時、往復の航空券は1万元もしました。

　私たちはショーアルに、師父が説かれた「あなたと直接関係する夢が一つありますが、このような夢はいわゆる夢とは言えません」（『轉法輪』）を伝えました。私たちはこの夢が他の空間で起こっている事だと分かっていました。一番上の弟は、さらにショーアルと一緒に『轉法輪（巻二）』を学びました。

　翌朝、私が煉功のビデオを流していると、ショーアルが「昨晩夢を見たんだ。南湖で遊んでいて『家に飛んで帰ろう』と思ったら、本当に家に飛んで帰れたんだ」と言いました。ショーアルの悟性も優れていました。私たちはショーアルに三退の意味を説明し、彼も妻と娘のために三退を行いました。ショーアルは法輪大法の修煉は始めませんでしたが、大法をとても信じています。私たちはショーアルに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と常に念じればきっと災難を避けられる、と伝えました。ショーアルは『普度』と『済世』という大法の音楽を持って四川へ帰りました。

　5月になり、ショーアルが所属していた会社では地下石油パイプラインの腐食を防ぐための工事がありました。そこで、ショーアルは東北地方に戻っていました。ある日、その工事現場で爆発事故が発生し、現場にいた4人が火傷を負いました。うち2人は全身の表面積のうち40%の範囲に火傷を負い、残りの2人は60%の火傷を負っていました。事故が起きた時、ショーアルはちょうど外出中で現場にいませんでした。事故の原因は、会長の親族が規則に違反した指示を出したことによるものでした。もしショーアルが現場にいたら、彼自身も火傷を負うか、そうでなければ処罰を受けていたでしょう。なぜなら、ショーアルは安全管理者で、安全面に関して重要な責任を持っていたからでした。

　ショーアルが法輪大法を信じていたため、大法の師父が彼を加護してくださり、この災難を避けることができました。私たち家族一同、大法の師父に感謝申し上げます！

　一番上の姉の夫が交通事故に遭い口と鼻から出血し骨折したが大法の師父のご加護によって命が助かった

　私が法輪大法の修煉を始めてから、一番上の姉に電話をかけ、彼女も修煉を勧めました。姉は小さい頃から憑き物に苦しめられ、全身に病気を抱えて何もできず、性格も非常に短気でした。少しでも気に障ることがあると口汚く罵り、聞くに堪えませんでした。毎日苦痛の中で生きており、様々な医者や専門家を訪ね歩き、多額のお金を費やしましたが、治ることはありませんでした。

　師父は「先ほど憑き物の問題についてお話しした時、わたしはすでに本当に大法を修煉できる人の身体に取り付いている憑き物を、どんなものであれ、身体の中から外まであらゆる良くないものを全部取り除いたのです。真に修煉しようと思う独学の人にも、この大法の本を読んでいる時に、同じように身体をきれいに浄化してあげます。そればかりではなく、あなたの家庭の環境も片付けなければなりません。これまで祀っていた狐、イタチなどの位牌は、早く捨ててください。すでに浄めてあげましたので、存在しなくなりました。あなたは修煉しようとしているのですから、われわれは最も入りやすい門を開き、こういったことをしてあげます。しかし真の修煉者に限ります」（『轉法輪』）と説かれました。

　私の一番上の姉は修煉を始めて間もなく、師父は姉の憑き物を取り除いてくださいました。姉はそれ以来、病気もなく体も軽くなりました。性格も変わり、幸せな気持ちで毎日を過ごしています。姉が恩恵を受けたことで、彼女の家族もまた恩恵を受けました。

　2010年10月のある日の早朝、午前3時過ぎに一番上の姉の夫が豆腐を売るために家を出ました。姉の夫が豆腐を積んだ荷車を押して幹線道路に出た途端、後ろから猛スピードで走ってきた車にはねられ、地面に倒れて意識を失いました。鼻、口、耳からは血がとめどなく流れ出ていました。省庁所在地の病院へ搬送する時間もなく、甥（訳注：姉の夫の息子）が姉の夫を県立の漢方病院へ運びました。診断の結果、左耳の骨と鼓膜は完全に砕け散り、右足は3箇所を骨折。口と鼻からの出血の原因は不明で、非常に危険な状態でした。

　私たちが病院に駆けつけた時、一番上の姉の夫はすでに集中治療室から一般病室に移っていました。私たちは姉の夫の周りを囲んで「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じていると、徐々に彼は目を開けました。私たちは姉の夫に心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるように伝えましたが、彼は何の表情も示しませんでした。私たちもその場にいた親友たちも皆で姉の夫の周りで念じ続けました。

　当時、一番年上の甥（訳注：姉の夫の息子）は、父親（訳注：姉の夫）を病院に連れてきた時の状況を思い出しました。甥は父親が地面に倒れ、顔中血だらけで意識を失っているのを事故の時に見ました。早朝だったので近くに助けてくれる人はいませんでした。身長166cmの甥は、意識のない175cmの父親を両手で支え、車に乗せました。車を運転して交差点に差し掛かると、1台の乗用車が右から真っ直ぐ突っ込んできました。甥は14歳から車を運転していたベテランドライバーだったので、直感的に「命を奪いに来た」と感じました。車が甥の車にぶつかりそうになったその時、どこからともなく力が働いて、彼の車を右から左の路肩に押しやり、突っ込んできた車とすれ違うことができました。甥はいつも大事なものをしまっているポケットから大法の護身符を取り出し「師父が私たちを守ってくださったのだ」と言いました。

　甥、姪、そしてその場にいた親友たちが皆、一番上の姉の夫に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるように促しましたが、彼はやはり念じようとしませんでした。私は「私が教えるから、私が一句念じるごとにあなたも一句念じなさい」と言いましたが、それでも姉の夫は念じませんでした。そこで私と親友たちはひたすら「法輪大法は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい」と念じ続けました。すると、姉の夫は突然どもりながら「法輪大法は素晴らしい」と言い、その後は続けて念じるようになりました。姉の夫が意識を取り戻したのを見て、私と一番上の弟は家へ帰りました。

　翌日、一番上の姉から電話があり、病院に来てほしいとのことでした。私たちは姉の夫がまた悪化したのかと思い、急いで病院へ行くと、姉の夫がベッドに座っているのが見えました。姉は「本当に奇跡が起きたのよ。あなたも本人から聞いてみて」と言いました。

　姉の夫は「あなたたちが帰ってから、私はずっと『法輪大法は素晴らしい』と念じていました。念じているうちに、師父が（他の空間で）私の足をつなぎに来てくださるのが見えました」と言いました。私は「師父のことがわかるの？」と尋ねました。すると、姉の夫は「わかるに決まっているでしょう！　時々、あなたの姉が師父にお香をあげる時、私もあげていましたから。師父は白いシャツを着て、袖をまくり、私の骨折した部分を触っていました。私は『カチャカチャ』という骨の音まで聞きました。それから足がつながったのです」と言いました。そう言いながら、姉の夫は右足を持ち上げました。姉の夫はまた「杖があれば歩けます」と言いました。一番上の弟は「僕の肩に捕まってください、僕が杖代わりになります」と言いました。姉の夫は本当に一番上の弟の肩に捕まって歩き始めました。その場にいた全員が、法輪大法の奇跡を目の当たりにしました。

　さらに不思議なことがありました。もともと姉の夫の左耳の鼓膜と耳骨は砕け散っており、耳は音が聞こえなくなっていました。姉の夫が省の病院へ行って専門医に診てもらったところ、左耳は機能不全だと診断されました。しかし、帰宅したその日の夜、姉の夫の左耳は再び音が聞こえるようになったのです。今に至るまで、姉の夫の耳は全く問題ありません。

　私たち家族全員と親友一同、慈悲深く偉大なる師父に感謝申し上げます！　師父の慈悲なる救い済度に深い感謝と最大限の敬意を示します！

　（明慧ネット2025年法輪大法デーの入選文章）