　【明慧日本2025年6月2日】ルーマニアのティミショアラで5月9日から11日まで開催された宗教祭の期間中、法輪功学習者（以下、学習者）は会場にブースを設け、来場者に法輪功（ファールンゴン）の功法を教えた。学習者はまた、法輪功の創始者である李洪志先生の著作『法輪功』と『轉法輪』の2冊を展示し、閲覧や購入ができるようにした。

　法輪功のブース前では、学習者が興味を持った来場者に法輪功の功法を紹介し、ティミショアラでの煉功点についても案内した。毎週日曜日の午前10時から、植物園で無償の煉功指導が行われている。

　イベント期間中、学習者は法輪功の修煉によって心身に良い変化が得られることを紹介する資料やリーフレットを配布した。また、中国での広まりについても伝え、短期間のうちに7,000万人以上の中国人が修煉を始めたことを紹介した。

5月9日から11日まで、ティミショアラの宗教祭に出展された法輪功ブース

ティミショアラで開催された宗教祭で、来場者に法輪功を紹介する学習者

　法輪功の書籍が大きな関心を集める

ルーマニア・タルグジウに住む家族

　ある家族は、法輪功を求めてわざわざトゥルグ・ジウからティミショアラを訪れた。彼らは法輪功にとても興味を持ち、この修煉法についてさまざまな質問をした。そして『法輪功』と『轉法輪』の書籍を購入した。

『法輪功』という書籍に興味を示した男性

　ある男性がまっすぐに学習者のもとへ歩み寄り、中国共産党（中共）による法輪功への迫害について尋ねた。「これは中国で修煉しているという理由で（中共に）迫害されているあの功法ですか？　今も（迫害は）続いているのですか？」と彼は質問した。

　彼は学習者から中共による迫害の実態について詳しく話を聞き、同時に法輪功という修煉法についても理解を深めた。イベントの期間中、彼は毎日のように法輪功の展示ブースを訪れては、「あのような（中共の）暴行が一日も早く終わることを願っています」と話した。

『法輪功』という書籍を閲覧する男性

　5月10日（土）の朝、学習者が展示ブースに到着すると、一組の若者がすでに迫害に関する展示パネルを熱心に読んでいた。読み終えた後、彼らは学習者と長時間にわたり交流した。彼らは法輪大法についてこれまで聞いたことがなく、この修煉法に大きな関心を持ち、「努力してより良い人になろうとする人々を迫害するのは愚かな行為だ」と話した。迫害の詳細については知らなかったものの、中国で「正常ではない」ことが起きていることを認識した。

　学習者のゾルタン・ペンゼシュさんは今回のイベントについて次のように話した。。「数年前と比べて、今年は法輪功ブースの前で立ち止まる人が増え、法輪功の修煉の効果について知りたいという気持ちが強いと感じました。多くの人が自宅で煉功したいと言っていました。リーフレットを配っていると、ほとんどの人が受け取り自然に話ができました」

　「私が法輪功の原則について説明し、蓮の花の飾りを贈り物として渡すと、ほとんどの人が『真・善。忍』の原則を認めてくれました。そして『もし人々が法輪功の真・善・忍の原則を尊重すれば、この世界はもっと良くなるだろう』と話していました」と彼は話した。

　宗教祭の来場者が功法を体験し、煉功場所について尋ねる

　レシタから訪れた女性が法輪功の功法を学んだことがあり、２週間後にティミショアラの植物園での煉功に参加する予定だと話した。

　他の地域から訪れた2人の学生が法輪功にとても興味を示した。彼女たちは煉功拠点の情報を教えてもらい、「煉功場所は私たちの住んでいるところから遠くないので、ぜひ見に行って法輪功を体験してみたいです」と話した。

煉功を学んでいるレシタから訪れた青い服を着た女性

宗教祭に参加していた2人の男性は、前日に法輪功の功法実演を見ており、翌日には実際に煉功を体験した

2人の学生が法輪功ブースを訪れ、功法の体験した

　2人の年配の女性がブースの前で立ち止まった。そのうちの1人は86歳という高齢にもかかわらず、とても健康でした。彼女たちは学習者と法輪功について交流し、法輪功の「真・善・忍」の飾りが付いる蓮の花を受け取り、とても喜んでいた。

　以前の宗教祭で法輪功のことを聞いたことがあるという人も何人かいた。彼らは法輪功のリーフレットを家に持ち帰って読み、植物園に法輪功の煉功場所があることを知っている人も多くいた。