　【明慧日本2025年6月3日】山西省晋中市在住の3人の法輪功学習者・韓来青さん（56歳男性）、郭金仙さん（女性）、劉補仙さん（女性）は、法輪功を学んだとの理由で、2024年に、中共当局にそれぞれ不当判決を宣告された。韓さんは懲役3年、郭さんは懲役4年、劉さんは懲役1年2カ月の判決を受けた。韓さんと郭さんは控訴したが、2024年4月9日に敗訴した。劉さんは2024年1月9日に刑期を満了したが、その後も警察から度々嫌がらせを受けた。この記事の執筆時点で起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

　事件の経緯

　2023年5月6日午前８時頃、韓さんは、自宅で地元の派出所の10数人の警官に不当連行された。その後、韓さんは晋中市洗脳班に2カ月以上に拘禁された。

　11月9日、韓さんと妻・郭さん、そして郭さんの姉・劉さんは近隣の清徐県（太原市管轄）の警察に連行された。韓さんは太原市第二留置場に拘留され、2人の姉妹は同じく太原市の古交拘置所に移送された。

　3人はその後、迎澤地区裁判所で懲役刑を宣告された。

　韓さんは2001年に懲役9年、2013年に懲役4年の不当判決を受けた。