　【明慧日本2025年6月4日】（前文に続く）（カナダ・トロント＝明慧記者）2025年5月13日は、法輪大法（ファールンダーファー）が世界に広く伝わって30周年を迎え、第23回世界法輪大法デーでもある。この世界が一同に祝う日に際し、カナダの各州、各市の政界要人は、4月から相次いでお祝いの書簡やビデオの形式で、衷心よりこの日を祝賀し、褒賞を送り、法輪大法が世界にもたらした素晴らしさと福祉を称賛した。

　以下は、カナダの政界要人6人から寄せられた祝賀書簡と褒賞の翻訳である。

「世界法輪大法デー」に祝賀書簡と褒賞を寄せられたカナダの政界要人6人

　上段左から順に

　1．カナダ野党の暫定党首アンドリュー・シーア（Andrew Scheer）氏

　2．カナダ緑の党党首エリザベス・メイ（Elizabeth May）氏

　3．ウィニペグ・ノース選挙区下院議員ケビン・ラマルー（Kevin Lamoureux）氏

　下段左から順に

　4．エドモントン連邦下院議員ジヤド・アブルタイフ（Ziad Aboultaif）氏

　5．サスカチュワン州下院議員キャシー・ワガンタル（Cathay Wagantall）氏

　6．レイニーリバー町デボラ・エワルド（Deborah Ewald）町長

　5月28日を「法輪大法デー」と宣言

　カナダ野党の暫定党首であるアンドリュー・シーア氏は祝賀書簡の中で次のように述べている。

　私は5月28日を『法輪大法デー』とすることをもって、最も真摯なるご挨拶とさせていただきます。

　私は常に、言論の自由、信教の自由、そして集会の自由を含む個人の自由を断固として擁護してきました。これらの自由は、いかなるコミュニティにおいても繁栄と福祉を支える最も重要な基盤の一つです。

　どうかご安心ください。私と保守党の野党議員の同僚たちは、カナダ国内はもとより、世界各地におけるこれらの自由を守るため、今後も全力を尽くしてまいります。

カナダ野党の暫定党首アンドリュー・シーア氏からの祝賀書簡

　学習者の人権と自由のためにたゆまぬ努力を称賛

　カナダ緑の党党首エリザベス・メイ氏は祝賀書簡の中で次のように述べている。

　私は常に、法輪大法の『真・善・忍』という価値観を支持していることを喜んで表明します。年に一度の祝典は、カナダ各地から人々を一堂に会し、異文化交流の場となるだけでなく、平和のメッセージを広め、中国で信仰者が受けている迫害に反対する機会でもあります。私は学習者の皆様による人権と自由へのたゆまぬ追求を支持いたします。

　素晴らしい祝典の開催をお祝い申し上げるとともに、新たな一年がさらなる成果に恵まれますよう心より願っております。

カナダ緑の党党首エリザベス・メイ氏からの祝賀書簡

　法輪大法の教えは、社会全体にポジティブな影響を与えている

　ウィニペグ・ノース選挙区の国会議員ケビン・ラマルー氏は、祝賀書簡の中で次のように述べている。

　この機会に、ウィニペグ法輪大法協会の皆様に心からのご挨拶を申し上げます。そして、2025年5月28日にわが国の首都オタワにおいて、法輪大法が伝えだされてから33周年を迎えることをお祝い申し上げます。世界各地の修煉者がともにこの日を祝い、法輪大法の原則である『真・善・忍』の精神をあらためて心に刻むことでしょう。

　法輪大法の教えと修煉の方法は、多くの人々の心の在り方や道徳観、そして健康の向上に寄与してきました。その結果、より健全で調和のとれた社会の構築に貢献しています。私は、もし世界中の人々が法輪大法を修煉すれば、社会全体にとってとても前向きで有益な影響をもたらすと信じています。

　私はこの協会の善意とリーダーシップを理解し、信頼しています。したがって、法輪大法の学習者が今後、私たちの地域社会に及ぼすであろう深い影響に対して、大きな信頼と希望を抱いています。

国会議員ケビン・ラマルー氏からの祝賀書簡

　「真・善・忍」はカナダが建国以来固く信じている重要な理念

　エドモントン・マニング選出の国会議員ジヤド・アブルタイフ氏は、祝賀書簡の中で次のように述べている。

　国会議事堂で毎年開催される法輪大法慶祝イベントに参加される皆さんを歓迎します。

　法輪大法が提唱する『真・善・忍』の原則は、まさにカナダが建国以来信じてきた重要な理念です。私たちの社会は、これらの理念の上に築かれているのです。

　しかし、これらは単なる抽象的な理念にとどまらず、私たちカナダ人のアイデンティティの重要な一部を成しています。

　法輪大法を修煉する人々は、これらの原則の実践を精神修養の一環と考えています。精神修養は普遍的なものであり、文化や人種の壁を超え、新たなコミュニティを創り出します。

　このような理念は、成長を望まない人々にとって脅威に感じられることがあります。個人レベルでも社会レベルでも。中国の法輪大法の学習者は、自分たちの修行には代償が伴うことをよく理解しています。彼らの信仰は、その価値観に賛同しない人々に誤解されることが多いですが、それでも彼らは真心から信じているため、依然として堅持し続けています。

　カナダ社会に対する皆さまの貢献に感謝します。この年に一度の祝典が楽しいものになりますように！

国会議員ジヤド・アブルタイフ氏からの祝賀書簡

　法輪大法が提唱する平和的な修煉法は、全世界の人々の心身の健康に貢献

　サスカチュワン州のヨークトン＝メルヴィル選挙区国会議員キャシー・ワガンタル氏は、祝賀書簡の中で次のように述べている。

　33年間にわたり、法輪大法は世界中の何百万もの修煉者にとって、心理、道徳と身体の修養の源であり続けています。

　しかし、この33年間の大部分において、法輪大法は中国共産党政権から中国国内だけでなく海外においても迫害を受け続けてきました。

　なぜ北京がこれほどまでに法輪大法の学習者を執拗に弾圧するのか、それは決して意外なことではありません。なぜなら、法輪大法が提唱する『真・善・忍』の原則は、共産主義政権の核心理念と正反対だからです。

　法輪大法は平和的な修煉法を通じて、中国、カナダ、そして世界各地で成果を上げ、人々の心身の健康を向上させてきました。過酷な弾圧や暴力に直面しながらも、法輪大法はなお、その強靭な生命力を示し続けています。

　カナダは、法輪大法を黙らせようとする北京の試みと無縁ではなかったのです。新たな議会が始まるにあたり、ここではっきりと申し上げます。私たち議員は、信仰や言論の自由を抑圧しようとするいかなる試みに対しても、たとえそれが中国であれ、世界のどこであれ、断固として非難します。

　宗教および信仰の自由は、最も基本的かつ不可侵の人権の一つです。実際、それは国際社会において最も重要視される自由のひとつでもあります。この自由を平和的に行使することに対して、いかなる政府も干渉する権限を有してはなりません。

　カナダ法輪大法協会が、法輪大法の普及と、学習者が直面している苦難を明らかにするために尽力されていることに、心より感謝申し上げます。

　私たちは本日、皆様と共にあり、そしてこれからの日々も常に皆様と共にあります。

国会議員キャシー・ワガンタル氏からの祝賀書簡

　レイニーリバー町「法輪大法デー」を宣言

　レイニーリバー町のデボラ・エワルド町長は、褒賞の中で次のように述べている。

　法輪大法（法輪功ともいう）は、心身の修煉を通じて「真・善・忍」という普遍的な価値を広める、先進的な修煉法です。

　法輪大法は、1992年5月に中国で初めて公に伝えだされて以来、カナダを含む100カ国以上に伝わり、異なる文化背景を持つ数千万の人々が心身両面で恩恵を受けています。

　法輪大法は文化や人種の境界を超え、より平和で寛容、そして思いやりのある社会の構築に貢献しています。

　カナダ各地の法輪大法の学習者は、5月13日の法輪大法デーを祝っており、その33周年を記念しています。

　よって、レイニーリバー町議会は、2025年5月13日をレイニーリバー町の「法輪大法デー」として正式に宣言します。

レイニーリバー町のデボラ・エワルド町長からの褒賞