　【明慧日本2025年6月5日】済南市の法輪功学習者・宋宗蘭さん（78歳女性）と張玉香さん（50代女性）は、現在、南市留置場に不当に拘束されている。済南市市中区公安局と長清区裁判所は、2人を山東省女子刑務所に送り、さらなる迫害を行おうとしている。

　2023年2月（または3月）、宋宗蘭さんと張玉香さんは、真相資料を配布している姿が監視カメラに記録されたことを理由に、3月7日に済南市七賢派出所の警察によって家宅捜索を受けた。

　済南市市中区公安支局政保大隊の指示の下、七賢派出所の警察が迫害の証拠を捏造し、宋宗蘭さんと張玉香さんを陥れるための案件記録を長清区検察院に送致した。宋宗蘭さんと張玉香さんは、2024年3月29日に済南市公安局市中区支局によって1年間の裁判待ちを命じられ、2024年8月20日には長清区検察院によって再び1年間の裁判待ちを命じられた。

　2024年9月14日、済南市長清区裁判所の職員が宋宗蘭さんと張玉香さんの自宅を訪れ、嫌がらせを行い、裁判所からの通知を待つよう伝えた。その際、2人は体調に異常をきたしていた。宋宗蘭さんは血圧が最高250、最低130であり、張玉香さんは最高260、最低170に達していた。9月27日、長清区裁判所は張玉香さんと宋宗蘭さんに対し、9月30日午前9時に2人の居住地である問荘において、いわゆる「裁判」を行う旨を通知した。

　今年5月、長清区裁判所の職員が再び宋宗蘭さんと張玉香さんに嫌がらせを行い、彼女たちを不当に拘禁しようとした。宋宗蘭さんが自宅で最初に受けた健康診断では、血圧が250に達していた。張玉香さんは血圧が270を記録し、その後、長清区裁判所の職員は張玉香さんに指定病院での診察を強制し、診察が終わると市立第四病院での検査を受けるよう指示した。現在、宋宗蘭さんと張玉香さんは警察によって済南市留置場に連行され、不当に拘束されている。

　済南市市中区公安局と長清区裁判所は、2人を山東省女子刑務所に送り、さらなる迫害を行おうとしている。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）