　【明慧日本2025年6月5日】（豪州メルボルン＝明慧記者）オーストラリア・メルボルンの一部の法輪功学習者（以下、学習者）は5月31日午後、、華人地区ボックスヒルのショッピングセンター広場に集まり、第26回「5.13世界法輪大法デー」、法輪大法（ファールンダーファー）が世界に普及して33周年、そして創始者・李洪志先生の誕生日を祝賀した。複数の政界要人が祝賀イベントに出席して祝意を表し、法輪大法団体が「真・善・忍」という普遍的な価値を広め、地域社会に前向きな精神的力を注いでいるとして賞賛し、オーストラリア社会の模範であると称えた。

　これは、5月17日にメルボルンのグレーター・ダンデノン市のパーム・プラザで行われた、第26回「5.13世界法輪大法デー」の祝賀イベントに続く、別の地域で行われた祝賀イベントである。この2回の祝賀イベントは、それぞれメルボルン南東部と東部の文化の中心地で開催された。小雨が降る中でも、また晴天のもとでも、会場には希望と前向きなエネルギーが満ちあふれ、和やかで熱気の雰囲気に包まれた。地元の人々は写真を撮ったり、歓声を上げたりしながら、祝賀イベントを見いていた。

5月31日、ホワイトホース市のボックスヒルショッピングセンター広場で行われた第26回「5.13世界法輪大法デー」祝賀イベント

5月17日、グレーター・ダンデノン市のパーム・プラザで行われた、法輪大法が世界に普及して33周年を記念するイベント

　グレーター・ダンデノン市では、1998年より学習者によって当地に法輪大法の煉功場所が設立され、現在まで27年にわたり、法輪大法がオーストラリアの地域社会に根付き、広がってきた歩みを見守ってきた。

　2つの地域での祝賀イベントでは、来賓たちは挨拶の中で口をそろえて、法輪功が社会において積極的な役割を果たしていると称賛した。それは、人々の心身の健康を高めるだけでなく、多民族間の架け橋としても重要な役割を果たし、地域社会の結束力を強めているという点においても評価している。

　これにて、メルボルンの学習者が「感恩の5月」に開催した一連の祝賀イベントは円満に幕を閉じた。なかでも、祝賀イベントの会場では、多くの来場者が「貴重な中国伝統文化の体験だった」「パフォーマンスは前向きなエネルギーに満ちていた」「心の平和を感じた」と語った。

　ホワイトホース市議会議員「法輪大法の貢献はとても優れている」

5月31日、「世界法輪大法デー」の祝賀イベントで祝辞を述べる、ホワイトホース市議会議員ブレア・バーカー氏

　5月31日、ホワイトホース市議会議員ブレア・バーカー氏は挨拶の中で、まずホワイトホース市長アンドリュー・ダベンポート氏からの挨拶を伝えた。「市長アンドリュー・ダベンポートより、皆様に心からの感謝の気持ちをお伝えするよう託されております」と述べた上で、バーカー市議は「本日このような素晴らしい催しに皆さんとご一緒できて、大変光栄に思います」と語った。

　バーカー市議は、「私は長年にわたり、法輪大法の皆さんの良き友人であり続けてきました。これまでにも何度もボックスヒル・ガーデンズの煉功点を訪れ、皆さんと時間を共にしてきました」と述べた。また、法輪功の五式の功法については、「ポジティブなエネルギーを解き放ち、人々が心を込めて人生を見つめ直す助けになています」と語った。

　バーカー市議は敬服して、「私はよく理解しています。『真・善・忍』という三つの核心理念は、実はオーストラリア文化に深く根付いている価値観でもあります。法輪功学習者はとても善良で、すべての人の模範となる存在です」と話した。

　彼は称賛して、「皆さんの、この偉大な都市に対する貢献はとても優れています。それは、修煉によって得られる健康や社会の他の利益をはるかに超えています」「皆さんは日々、この多文化共生の地に暮らす人々に、ここオーストラリアでは誰もが自由かつ安全に自分の信仰を実践できることを思い起こさせてくれています」と述べた。

　「ここでは、皆さんは言論の自由を持ち、抑圧を受けることはありません」と強調した彼は、「皆さんの存在が、私たちに民主主義と社会の尊さをあらためて考えさせられています」と語った。

　バーカー市議は最後に、「皆さんがこれまでにしてこられたすべてのことに、心から感謝いたします。実のところ、皆さんを特別に『ようこそホワイトホース市へ』と歓迎する必要すらありません。なぜなら、皆さんはすでにこの街のかけがえのない一部になっているからです」と述べた。

5月31日、「5.13世界法輪大法デー」祝賀イベントで祝辞を述べるホワイトホース市議会議員ピーター・アレン氏

　同じくホワイトホース市議会議員であるピーター・アレン氏は挨拶の中で、法輪大法の核心となる「真・善・忍」の価値観は互いに深く結びついており、個人の成長に寄与するだけでなく、社会全体に平和をもたらしていると称賛した。

　アレン市議はさらに次のように述べた。「私自身の人生における信念は、法輪大法の教えととても一致しています。できる限り、誠実さ、寛容さ、そして善良さという基準を守るよう努めています」

　「本日の祝典が皆さまにとって楽しい一日となりますように。そして、ホワイトホース市ボロニア山で開催される第33回世界法輪大法デーの祝賀イベントが、皆さまにとって素晴らしい思い出となりますように」　

　ビクトリア州議会議員「法輪大法は世界の数千万人に人生の方向性を示している」

5月17日、第26回「5.13世界法輪デー」の祝賀イベントで、祝辞を述べるビクトリア州議会議員デイビッド・リンブリック氏

　「再びダンデノン地域で『世界法輪大法デー』を祝う機会をいただき、大変光栄に思います。法輪大法は、世界中の何千万人もの人々に安らぎと人生の導きを与える修煉法です」と、ビクトリア州議会議員デイビッド・リンブリック氏は述べた。法輪大法グループの権利を擁護し続けている同氏は、これまでの年月を通じて、私は法輪功学習者が実践している『真・善・忍』という価値観を学びました。そしてそれは、私自身が大切にしている価値観でもあります」と語った。

　「皆さんのような方々がメルボルン南東部の大都市選挙区に住んでおられることを、私はとても誇りに思います」と話すリンブリック議員は、「私はこれからも皆さんの権利のために戦い続けます。迫害や差別のない環境の中で、自らの信仰や修煉を追求できるようにします」と述べた。

　イベント終了後、リンブリック議員は自身のスピーチ動画をソーシャルメディアに投稿した。

　人権活動家「法輪功を支持することは、中華民族に対する責任を果たすこと」

5月31日、「5.13世界法輪大法デー」祝賀イベントで祝辞を述べる、人権活動家メルボルン連絡事務所責任者・阮傑（グエン・ジェ）氏

　「私たちが法輪功を支持するのは、基本的人権の擁護だけでなく、遠く離れた東方の地で私たちを育んだ民族の将来に対して負うべき責任でもあります」と、人権活動家の阮傑（グエン・ジェ）氏は述べた。

　政党リーダー「法輪功と共にいることをとても誇りに思う」

5月31日、祝辞を述べる、オーストラリア自由党リーダーのモーガン・ジョナス氏

　モガン・ジョナス氏（連邦選挙候補者）は「5.13世界法輪大法デー」祝賀イベントで次のように述べた。「今日ここに立ち、皆さんと肩を並べられることをとても誇りに思います。同時に、心から感謝しています。なぜなら、私たちは自由な国に暮らしており、人々が自分らしく生き、自ら選んだ信仰を信じることができるからです」

　ジョナス氏は、法輪大法が掲げる「真・善・忍」について、「それは普遍的な人類の道徳的価値観です」と述べ、「法輪大法の学習者はとても素晴らしい人々で、卓越した人間の倫理と道徳を実践しています。私は、れらこそすべての人が育むべき人格的特質だと思います」と述べた。

　「この素晴らしい皆さんと共にいることを、私は本当に、本当に誇りに思います。過去もそう思っていましたし、今もそう思っています、これからもその思いは変わりません」と心込めて語った。　　

　中国人が三退　市民が感動と敬意しめす

　祝賀イベントでは、天国楽団の力強く荘厳な演奏がひときわ注目を集めた。テンポの良い腰太鼓の演技、優雅に舞う扇子の踊り、そしてベトナムのノンラー舞踊が、観客から大きな喝采と拍手を浴びた。澄んだ声で真心を込めて歌い上げられた独唱は、温かさと希望を伝え、五式の功法実演は、賑わいの中に静けさをもたらした。学習者が伝える法輪大法の素晴らしさと「真・善・忍」という普遍的価値は、観客や市民に感動と敬意を呼び起こした。

　5月31日の祝賀イベント当日に起きた出来事は、学習者の静心さんに深い感動を与えた。彼女は次のように話してくれた。「91歳になる陳さんは、中国本土ではかつてエリート層に属しており、30年間中国で勤務した後、オーストラリアに移住し、さらに10年間働いてきた。彼女は中国共産党の体制には好感を持っていないと話していたが、法輪功に対しても誤解を持っていたようです」

　「ここ数年、毎週ショッピングセンターに買い物に来るたびに、法輪功の『三退』案内ブースの前を通りかかり、学習者と顔なじみになっている。私たちは何度も三退（共産党員、共青団、少年先鋒隊からの脱退）を勧めてきましたが、彼女はずっと同意しなかったのです」

　「今日、祝賀イベントを見た後、彼女はとても感動し、中国共産党と中国の違いをようやくはっきりと理解できたと話しました。そして『順徳』という匿名で、中国共産党組織の共青団、少年先鋒隊からの脱退を正式に表明しました。別れを告げる際には、私の手を握り、抱きしめてくれて、心からの感謝の言葉をかけてくれました。その後も天国楽団の演奏を聴きながら、その場にとどまり、音楽に合わせて片足でリズムを取って楽しんでいました」

5月17日、祝賀イベントのパフォーマンスを鑑賞したジョイさんとトニーさん夫妻

　グレーター・ダンデノン市の住民ジョイさんは、夫トニーさんととも学習のパフォーマンスを鑑賞した後、「とても素晴らしい演出で、本当に目の保養になりました」と称賛した。

　「真・善・忍は、私の信念でもあり、これまでもずっとこの理念を人生の準則としてきました。もし人類が皆この理念に従うことができたなら、世界はもっと素晴らしい場所になるでしょう。なぜなら、今の世の中では、本当に寛容で忍耐強くいられる人があまりにも少ないからです」

　インド出身のシャビールさんは、オーストラリアに移住して15年になるが、学習者が開催する祝賀イベントを見るのは今回が初めてだという。「とても素晴らしいパフォーマンスで、私たちの心を惹きつけました。異なる文化的背景を持つ者として、こうした機会を通して他の文化を知りたいと本当に思いました」と語った。

　シャビールさんは法輪大法に強い関心を示し、「家に帰ったらインターネットで調べてみます。ぜひ学んでみたいし、もっと知りたいです。本当にとても興味があります」と話した。

　地元住民のタイソンさんは、「素晴らしいパフォーマンスでした。とても気に入りました。カラフルで楽しくて、音楽もとても心地よかったです」と述べた。

　彼は「今の世界には、真・善・忍のような理念が必要です。これらの価値観は本当に素晴らしく、素敵だと思います。みんながこの価値観に従えば、世界はもっと良くなるはずです。私も実践できるよう努力したいと思います」と語った。