　【明慧日本2025年6月8日】（前文に続く）

　保守党国防担当影の内閣大臣「真・善・忍はカナダの原則でもある」

　保守党の国防担当影の内閣大臣であるジェームズ・ビザン議員は、スピーチの中で法輪大法（ファールンダーファー）が世界に広く伝わって33周年を迎えたことを祝賀し、次のように述べている。「法輪大法の核心となる理念『真・善・忍』は、実は私たちカナダ人の原則でもあります」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするジェームズ・ビザン議員

　「私たちがこれらの普遍的価値のために共に闘うとき、私たちは一致団結しています。中共による法輪功学習者への残酷な迫害は、まさに暴虐行為であり、中共はその責任を追及されなければなりません。迫害や拷問、さらには違法な臓器摘出によって利益を得ている者は、必ず法の裁きを受けるべきです」

　ビザン議員は、カナダ国歌の中でカナダを称える言葉を引用し、次のように述べている。「私たちは皆さんのために引き続き祈りを捧げ、毎年、法輪大法デーを祝い続けます。私は知っています。皆さん一人ひとりが、生まれながらのカナダ人であれ、この国にやってきてカナダ人となった方であれ、皆さんのおかげでカナダは、『独立、自由、強大な国』であり続けているのです。ありがとうございます！」

　長年にわたり「法輪大法デー」の祝賀イベントに参加しているイヴァン・ベーカー議員は、次のように述べている。「これまでの年月の中で、ここにいらっしゃる皆さん一人ひとりのおかげで、私は法輪大法とその信念についてより深く理解することができました。皆さんの信仰と価値観の核心には、『真・善・忍』があると知りました」

　「私はこの理念に共感し、理解しています。そして、皆さんと同じ信念や価値観を持つ人々が、現在中国で迫害されているという事実を、もっと多くの人々に知ってもらう必要があると考えています。より多くのカナダ国民がこの現実を知ることはとても重要です」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするイヴァン・ベーカー議員

　「私たちは、彼ら（中国の法輪功学習者）を支援するためにあらゆる努力を尽くすべきです。そうすることで、あなた方や中国で同じ価値観を持つ人々が、私たちがカナダで享受している個人の権利を持ち、それが保護されるようになるのです」

　「大きな困難に直面しながらも、あなた方はなお平和、心身の健康、そして人間の尊厳を広め続けています」

　国際開発大臣の議会秘書であり自由党のアニータ・ヴァンデンベルド議員は、法輪大法デーの年次祝典に出席されたすべての学習者の皆に、心からの挨拶をした。

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするアニータ・ヴァンデンベルド議員

　アニータ・ヴァンデンベルド議員は、スピーチの中で次のように述べている。「今回の祝賀イベントは改めて私たちに思い出させてくれます。私たちを結びつける普遍的な価値観があり、それは『真・善・忍』です。この三つの重要な道徳的信念は、法輪大法の核心となる信仰であるだけでなく、カナダ社会、そして世界中の地域社会において、平和的共存と相互尊重の啓発となっています」

　「私は、法輪大法学習者の皆様が示してこられた不屈の精神と奉仕に心から敬意を表します。多大な困難に直面しているにもかかわらず、平和、心身の健康、人間の尊厳の推進を貫いておられます。皆様の存在と大切にされている価値観は、カナダ社会に輝きをもたらしています。より寛容で思いやりのある社会の構築に向けた皆様のたゆまぬ努力に、心より感謝申し上げます」

　国会議員「真実と正義を守るために力を結集を」

　「国会法輪功友の会」共同首席のガーネット・ジーニアス議員は、スピーチの中で祝賀イベントに集まった学習者に歓迎と感謝の意を表した。「再び国会議事堂にようこそ！　法輪大法の皆さんとここで再会し、『真・善・忍』という核心的価値観への揺るぎない奉仕を目の当たりにできたことは、とても感動的であり、深い意味を持つ出来事です」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするガーネット・ジーニアス議員

　　ジーニアス議員は、法輪功は中共によって最も残酷な迫害を受けている平和的な団体だと述べている。「皆さんはここに集まり、平和と善意を示すと同時に、私たちに真実と正義を守る必要性を改めて思い出させてくれます。中共による法輪大法への迫害、そして国内外の他の人々に対する迫害に、私たちは反対しなければなりません。私たちは一致団結し、真実と正義を守り、中共による世界の平和と人間の尊厳への脅迫に立ち向かわなければなりません」

　同議員は「すべての指導者が、法輪功に対する迫害を終わらせるよう声を上げなければならない」と強調した。そして、イベントに参加した学習者に向けて、このように述べた。「真実と正義のために、再びここに立ち、揺るぎない声を上げてくださってありがとうございます。どうか、皆さんに神のご加護がありますように！」

　保守党の民主改革担当影の内閣マイケル・クーパー議員は、スピーチの中で次のように述べている。「法輪大法が中共の迫害の標的とされているのは、法輪大法が素晴らしいからです！　真・善・忍という原則を守っているがゆえに、それらの価値観は中共のあらゆる立場と根本的に対立しているのです」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするマイケル・クーパー議員

　「ですから、私たちは立ち上がらなければなりません。国会議員として、私はこれからも変わらず、議会の場で法輪大法のために声を上げ、支持を表明していきます。政府に対しては、中共に立ち向かうため、より多くの行動を取るよう求めていく必要があります。深刻な人権侵害を犯した中共の関係者に対しては、制裁を科すべきです。私たちは、責任を追及する体制を確立し、正義を守らなければなりません」

　クーパー議員は「真・善・忍を体現する法輪大法は素晴らしいものです。そして、素晴らしいものは必ず勝利します」と語った。

　ジーニアス議員やクーパー議員とともに登壇したのは、保守党のベテラン国会議員キャシー・ワガンタル氏である。同議員は、法輪大法学会に宛てた祝辞を読み上げた。「33年間にわたり、法輪大法は世界中の何百万人もの学習者に、精神的・道徳的・身体的な豊かさをもたらしてきました。しかし、この33年のほとんどの期間、中共は国内外で法輪大法を組織的に迫害し続けてきました。中共がこれほど執拗に法輪大法学習者を弾圧するのは驚くことではありません。なぜなら、法輪大法の核心原則である『真・善・忍』は、共産主義の理念と完全に相容れないからです」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするキャシー・ワガンタル議員

　「それにもかかわらず、あなた方は平和的な修煉を通じて、中国、カナダ、さらには全世界で成功を収め、人々の生活を改善してきました。中共の暴力的な弾圧に直面しても、常に粘り強さを保ち続けています」

　ワガンタル議員は、中共の迫害が海外まで拡大しカナダも被害者になっていると述べた。同議員はこれまで通り正義のために声を上げ続けると表明し、次のように語った。「新しい議会が始まるにあたり、私は明確に表明します。私たちは、信仰や表現の自由を抑圧しようとするいかなる試みにも反対します。それがカナダであろうと、世界の他の場所であろうと関係ありません。信仰の表現、宗教、あるいは信仰の自由は基本的人権であり、世界で最も重要な自由の一つです」

　市議会議員「法輪功の模範が、全世界のすべての人々に同情心が具わることを願っている」

　祝典に出席したのは連邦議員だけでなく、市議会議員も出席している。ガティノー市のマイク・ダガン市議は、スピーチの中で次のように述べている。「法輪大法は『真・善・忍』の原則に根ざした精神的な修煉法であり、坐禅や瞑想、道徳的な教えを通して、何百万人もの人々に自己成長、健康、そして心の平静へと至る道を提供しています。100を超える国で法輪功学習者は公園や公共の場に集まり、自らの信仰と功法を自由に分かち合い、文化の多様性と相互理解に貢献しています」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするガティノー市のマイク・ダガン市議

　「カナダでは、私たちは自由を大切にしており、あらゆる信仰が共に繁栄し発展することを歓迎しています。私は、すべての国がこのような開かれた姿勢を育むことから恩恵を受けると信じています。人々が精神的な修行を自由に探求できることで、自らの人生と地域社会がより豊かになるのです」

　「各国政府の主権を尊重しつつも、私は対話と理解を提唱します。それによって、意見の相違を乗り越え、法輪功のような精神的団体が世界中で健やかに発展できるようにするためです。寛容を通じて、私たちは信仰の表現が社会を分断するのではなく、むしろ人々のつながりを強めるような世界を築くことができます。私は、法輪功学習者が平和的に信仰を追求する姿勢を支持します。そして、彼らの模範が、全世界の人々にもっと思いやりの心を育み、多様性への尊重を深めるきっかけとなることを願っています」

　新たに当選した議員および再選された議員からの祝賀の言葉

　再選された連邦議会議員のコスタス・マネガキス氏は、前回法輪大法デーの祝典に参加したのは10年前の2015年だったという。同議員はスピーチの中で次のように述べている。「モントリオール、オタワ、トロントから多くの人々がここに集まり、法輪大法デー33周年を祝っているのを見るのは素晴らしいことです。国の首都でこの記念日を祝うことができて本当に嬉しいです」

5月28日に開催された法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするコスタス・マネガキス議員

　新たに当選した2人の連邦議会議員が祝典に出席し祝賀の意を表した。オシャワ選挙区ロンダ・カークランド議員は法輪大法が広く伝わって33周年を祝福し、次のように述べている。「私の選挙区には多くの華人コミュニティがあり、この日を祝う人々がたくさんいます。皆さんと一緒にこの日を祝い、応援できることを嬉しく思います」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするロンダ・カークランド議員

　オンタリオ州ボーン選挙区の連邦議会議員マイケル・グリエルミン氏は、スピーチの中で次のように述べている。「真実と正義の側に立ち、私たちのコミュニティの友人たちを支援できることを大変光栄に思います。特に中共が引き起こす様々な問題に直面している時に、人権のために立ち上がることを誇りに思います」

5月28日に開催された、法輪大法が世界に広く伝わって33周年の祝典でスピーチするマイケル・グリエルミン議員

　（完）