　【明慧日本2025年6月15日】夏季に入り、カナダの首都でさまざまな文化活動が開催されており、地元の法輪功学習者たちはこれらのイベントに積極的に参加して人々に真実を伝えている。

　6月7日の午後、スティツヴィル地区の多文化フェスティバルがビレッジスクエア公園で行われました。この年次イベントはオタワ市議会議員グレン・ガウワー氏の主催で開催され、観客は多様な文化を探求し、ライブのエンターテイメントを楽しみ、またパスポートにスタンプを集めることで賞品がもらえる仕組みになっている。法輪功学習者（以下、学習者）たちもブースも設置している。

　また、6月8日の午後、カナダ首都地域の宗教間協議会（Capital Region Interfaith Council、CRIC）による「信仰の喜び」（Joy of Faith）のイベントが開催され、法輪功の団体は招待され参加して歓迎された。

6月7日の午後、オタワの学習者たちが多文化フェスティバルで地元住民に法輪功を紹介

　通信会社のマネージャー「世界には真・善・忍が必要」

　インド系のショーバ・ディーパクさんは通信会社のプロジェクトマネージャーで、夫と二人の息子と一緒にこの文化祭に参加した。彼女たちは法輪大法のブースで法輪功の信仰に関する説明を聞き、とても興味を持った。

ショーバ・ディーパクさん（右端）はご主人と2人の息子と共に文化祭に参加した

　彼女はインタビューで次のように話した。「この功法(煉功動作）については全く知りませんでした。一番素晴らしいのは、学ぶことが無料であることです。彼らは私たちに多くのこと、特に今起こっていることや、この団体がどのように活動を通じて私たちの安全を守り、健康を維持し、私たちをより活発にし、仕事だけに固執せず、退屈な生活から抜け出せるよう助けているかを教えてくれました」

　他の州からオタワに移住して2年のディーパクさんは次のように述べた。「法輪功は本当に素晴らしいです。私は初めてこの功法について知りましたが、そこで女性たちの説明を聞いて、この功法に大いに期待を寄せています。そして家族と一緒に体験したいと思っています。オンラインのコースは必ず参加しますし、もし時間が許せば、オタワ大学に行って受講したいです。多くの人と出会い、さらに多くのことを学びたいです」

　ディーパクさんは、法輪大法の核心的価値観である「真・善・忍」を非常に評価しているとも語った。彼女はこう言った。「私は法輪大法が従う『真・善・忍』が大好きです。なぜなら、今の世界に最も必要なものだと思うからです」

　また、彼女自身の民族文化と「真・善・忍」の理念との関連性を見出した。「『真』については、私も理解できます。私たちの文化と密接に結びついています。時には真実を貫くのは本当に難しいことがあります。しかし、もし真実を受け入れ、正直であれば、未来には素晴らしい結果が待っているでしょう。その瞬間、自分に不利に思えることでも、実際には良くない結果ではありません。それは、良い行為は良Iい結果を、悪い行為は悪い結果を招くと言うことです。それが『真』の意味だと思います」

　「『善』については、私たちは小さい頃から人に礼儀正しく、思いやりを持つことを教えられてきました。そして分かち合い相手を思いやることです。それはカナダでも同じです。私の子供たちはカナダに来たばかりの時分かち合うことと思うやりを教えてくれました。そうです、それが慈悲だと思います」

　「『忍』は私たちに力を与えてくれるものです。現代の世界ではネガティブな感情がポジティブな感情よりも多いので、これに立ち向かうための大きな力が必要です。この力を通じて、周囲の人々にポジティブな感情を届けることができます」

　政治家たちが法輪功団体を歓迎

　オタワ市の議員であるグロー氏はインタビューで次のように述べた。「いくつかの国、特に国の中でも多様性が非常に豊かな国々では、多くの異なる伝統があります。場合によっては異なる宗教や信仰も含まれます。この文化祭はスティッツヴィルの地域住民にとって、他の国々からカナダに持ち込まれた豊かな文化について学ぶ素晴らしい機会です」

　さらに彼は、「多くのブースの方々が自分たちの文化を共有し、新しい交流を生み出していることが分かります。法輪功のブースも同様に、このようなイベントを通じて他のコミュニティとつながる良い方法だと思います」と述べた。

　また、この地域の新しく選出された国会議員であるブルース・ファンジョイ氏もイベントに姿を見せ、「さまざまな文化がカナダにやってくることで、カナダはさらに良い国になります」と語った。彼は法輪大法を含む中国系コミュニティの参加を歓迎し、「この素晴らしいお祭りに皆さんが来てくれたことに感謝し、今日は素晴らしい一日を過ごしていただければと思います」と話した。

　学習者、美しさと恩恵を共有

　6月8日の午後、「信仰の喜び」（Joy of Faith）のイベント中、一部の地元学習者たちは法輪大法の美しさと恩恵を共有した。このイベントでは、多くの人々が初めて法輪功について知る機会を得た。また、学習者たちは精巧な手作りの「真実のロータスフラワー」を来場者に配布した。

学習者がイベントでブースを設置し、来場者に法輪大法を紹介

　今回のイベントは、年間の宗教間の文化交流イベントであり、音楽、美食、そして地域合唱を通じて異なる信仰間での交流と理解を促進することを目的としている。学習者たちは再び招待を受け、法輪大法を紹介するブースを設置した。

首都地域の宗教間評議会議長ギャリー・ヴァン・デ・メール氏

　主催者である宗教間評議会議長のギャリー・ヴァン・デ・メール氏は次のように話した。「法輪大法のブースでは、美しい手工芸品を目にしました。昨年のイベントではモントリオールから来た楽団がいました。それもまた重要な取り組みであり、彼らにとってバスでの移動は決して簡単ではありません。そのため、学習者の皆さんに心から感謝しています」

　昨年、モントリオールやオタワから集まった法輪功の楽団「天国楽団」がこのイベントで演奏し、ギャリー・ヴァン・デ・メール氏は深い感銘を受けた。「音楽は非常に感動的で、私たちを驚かせました。そのような優雅で美しい演奏を共有してくれたことに感謝します」

　ヴァン・デ・メール氏はさらに、法輪大法の「真・善・忍」の理念に共感を示した。「私たちはそれぞれ異なる言語や方法でこれらの理念を表現していますが、一緒に集まることで知恵の普遍性に気づきます。その知恵がどこで見つかったものであれ、それを大切にし、感謝するべきだと思います」

エメカ・オニヨングバロ牧師

　ナイジェリア出身のオタワ在住の牧師、エメカ・オニヨングバロ氏も法輪功の修練に興味を抱き、次のように話しました。「私は法輪大法の修煉者を観察してきました。彼らが煉功する方法をここで見ました」

　彼は法輪大法の「真・善・忍」について次のように語った。「法輪功については直接的には触れたことがありませんが、私自身がある程度の修練方式と生活習慣を実践しています。これにより、自分自身と自然との調和を保つことができます。それはたとえキリスト教徒でなくても、これらの原則がその人に助けをもたらすものだと感じています。これが私が興味を持った理由であり、さらに知識を深める予定です」

　オニヨングバロ氏はさらに次のようにも述べた。「私は瞑想が好きで、一人で生活するのも良いと感じています。それは心身の健康の両面で素晴らしいものです。この功法は私にとって魅力的です」