　【明慧日本2025年6月19日】ドイツ・ハンブルク地域の法輪功（ファールンゴン）学習者（以下、学習者）は毎週金曜日と土曜日、ハンブルク市中心部で定期的に情報デーやキャンドル・ビジルを開催し、通行人に法輪大法（ファールンダーファー）が受ける中国共産党（以下、中共）の迫害の実態を伝えている。

　6月7日、初夏の北ドイツ、地元の学習者はハンブルク中心部、リーゼンダム橋の上に情報ブースを設置した。この橋は市内のショッピングエリアと歩行者通りをつなぐ要所で、多くの地元市民や観光客が買い物通りに向かって行き交っている。通行人は学習者が広げた迫害の実態を伝えるポスターに惹かれ、法輪功について尋ねた。傍らでは、学習者が功法を実演し、興味を持った人々に資料を渡した。

'图1：法轮功学员们在瑞森坝（Reesendamm）桥上设立了信息站，向过往行人发<span class='voca' kid='62'>真相</span>资料。'

リーゼンダム橋で通行人に資料を配布する学習者　

　2人の女性が興味を示し、学習者から渡された資料を受け取った。そのうちの1人は笑顔で「ここであなたたちを何度も見かけました。それで自分に問いかけたんです、法輪大法っていったい何なのかしら？」と言った。学習者はこう説明した。「法輪大法は中国に由来する、1990年代に伝え出された心身の修煉法です。『真・善・忍』の原則に基づいて修煉し、無料で誰にでも教えています。多くの人々がこの修煉を通して心身共に大きな恩恵を受けています」

　学習者は続けて「これは単なる健康体操ではなく、『真・善・忍』という原則に従うことで、思想や精神を高めていく修煉法なんです。ところが、これほど平和な修煉法が1999年以来、中共によって残酷な迫害を受けてきました。違法な拘束、脅迫、拷問、さらには生体臓器収奪や殺害まで行われています。私たち法輪功学習者はここドイツだけでなく、世界中の多くの場所で迫害の実態を無償で伝えているのです。重要なのは、人々に法輪功について正しく知ってもらい、その原則がとても素晴らしいものであると理解してもらうこと、そして、この邪悪な迫害は必ず終わらせなければならないということです」と説明した。

　2人の女性はその説明に理解を示し、「家に帰ってから資料をじっくり読んで、もっと知りたいと思います」と語った。帰る際には、学習者に丁寧に別れの挨拶をした。

　ある若い中国人女性が中国語の資料を受け取り、微笑みながら学習者にお辞儀をして感謝の気持ちを伝えた。

　法輪功迫害の実態を知った人々の中には、ハンブルク出身の若者や子供連れの家族のほか、バイエルン州、デンマーク、イギリス、イラン、アフガニスタン、サウジアラビア、そして中国やベトナムからの多くの観光客が含まれている。

　デンマークから旅行に来ていた一家は、4人の子供が突然、男性の学習者の隣に立ち、功法の動きをまねし始めた。その光景に感動した母親はすぐに写真を撮った。父親はそばで待ちながら、女性の学習者が英語で話す迫害の実態に耳を傾けていた。

学習者と一緒に第二式の功法を煉功するデンマークから来た一家の4人の子供

　イラン出身の一家がポスターと展示パネルの前に立ち、真剣に見入っていた。小さな女の子は功法を実演している学習者のそばに立ち、その動作をまねし始めた。その様子を母親が嬉しそうに撮影していた。一家は笑顔で資料を受け取り、「この公園でいつまた功法を披露しますか？」と学習者に尋ねた。彼らも学びたいと話し、以前にもこの公園で何度か学習者を見かけたという。

　学習者は彼女に、「毎週日曜日の午前10時から正午12時まで、ローズガーデンの隣にある池の前の芝生でグループ煉功を行っています。天候が悪い場合は、音楽ドーム内で行います」と伝えた。煉功点では無料で功法を学ぶことができ、また、法輪大法の公式サイト www.falundafa.org でもオンラインで学ぶことができると紹介した。母親はそれを聞いてとても喜び、「やっぱり直接、学習者の皆さんと一緒に学びたいです」と話した。