文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年6月21日】私は農村で生まれ、今年77歳です。1997年に法輪大法を修煉し始め、心身の健康を得ました。

　修煉してまもなく疾病が全て消えた

　修煉前、私は病気に見舞われ、頭から足の先までどこもかしこも不調で、あちこちで医者に診てもらい薬を求めましたが、好転は見られませんでした。私がもうどうすることもできない状況だった時、突然転機が訪れました。姻戚の姉が、彼女の家へ訪問にやってきて、私も呼び寄せました。

　会うなり、その姉は穏やかに私に言いました。「妹からあなたの体調が悪いと聞きました。一緒に私と法輪功を修煉しましょうか。法輪功は性命双修の功法で、病を治し健康を増進する上で奇跡的な効果があります。私は法輪功を修煉して健康になったのです、みてください、そのためにここへ来たのです」

　姉が言うには、彼女は温かいベッド（炕）に3年以上も横たわったままで、起き上がることも、寝返りを打つこともできず、娘さんが排泄の介助をしてくれていたそうです。それに、口は歪み、目は斜めになり（顔面麻痺のような状態）、食事も食べさせてもらわなければなりませんでした。姉の娘さんが、「お母さん、あなたも（法輪功を）煉功してみましょうよ」と言いながら、姉を支えて起こし、後ろから姉の手を取り、第一式の功法から煉功を始めたそうです。

　数日間煉功すると、姉は体を起こして動けるようになりました。自分でしばらく煉功を続けると、ベッドから降りて歩き回れるようになり、トイレにも行けるようになりました。その後、体は完全に回復し、正常な状態に戻りました。姉は、「本当に師父に感謝します、命を救ってくださった師父のご恩に感謝いたします！」と言いました。私は姉の話を聞いて、法輪功はとても奇跡的だと感じ、非常に喜んで言いました。「私も煉功します、必ず揺るぎなく煉功を続けます」、「いつから煉功するのですか？」と尋ねると、姉は「今から始めましょう、私があなた方二人に煉功の仕方を教えます」と言いました。私が煉功してみると、とても良いと感じ、大変でもありませんでした。

　1週間のうちに、私は五つの功法をすべて習得しました。

　姉が家に帰ってから娘さんにこのことを話したようで、娘さんが私たちに『轉法輪』を持ってきてくださり、動作も直してくださいました。それ以来、私たちは自分たちで煉功するようになりした。

　しばらく学法と煉功を続けた後、体はずいぶん軽くなり、とても気持ちが良いと感じました。その後、私は本当に病なくして体軽しという状態を実感しました。

　私は、慈悲深く偉大な師父が私を死神の淵から引き戻し、体を浄化してくださったと深く理解しています。私は煉功を始めたその日から今日まで、20年以上にわたり薬を一片も飲まず、注射も一度も打っていません。

　拾った金品を自分のものにしない

　林業現場で働いていた時、私たちはいつも二人で大きな土の塊がついた苗木を、植える場所まで運んでいました。一日作業をしても、私はそれほど疲れませんでしたし、やればやるほど力が湧いてきました。時間が経ち、皆と親しくなると、私は空いた時間を見計らって、ちょうど良いタイミングで人々に真相を伝えました。話を聞いてくれる人もいれば、そうでない人もいましたが、私は気にしませんでした。職場の作業員の家族もそこで働いていて、皆さんと良い縁ができました。

　中共ウイルス（新型コロナ）のロックダウンが解除された後、職場の人々は皆、仕事に復帰しました。ある日の朝、私が庭で食事の準備をしていると、ふと顔を上げると門の外に黒いバッグがあるのが見えました。中身はわかりませんでしたが、私はそのバッグを門の取っ手にかけておきました。

　ちょうど孫娘が起きてきたので、私は「うちの門の前でバッグを拾ったの。お金がのぞいているわよ！　あなたも見ていて、誰か探しに来たらすぐに渡してあげてね」と孫娘に言いました。孫娘が見ると、バッグの中に携帯電話があったので、それを取り出して持ち主に電話をかけ、事情を説明しました。

　持ち主は、奥さんの実家のお兄さんの車に乗ってやって来ました。彼は「ちょうど職場から6000元（約12万円）あまりの給料を持ち帰ったばかりで、家に持って帰る前に紛失してしまいました。本当に、あなた方善人の方々の大きな慈悲とご恩のおかげです。しかも電話までして、私たちに取りに来させてくださった」と言いました。

　彼はそう言いながら、バッグの中から400～500元を取り出して、私に渡そうとしました。私は「私は法輪功を修煉していますから、いりません。私たちの師父は、拾った金品を自分のものにしないようにと教えておられます」と言いました。しばらく押し問答をしましたが、私は受け取りませんでした。私の孫娘が「うちのおばあちゃんがいらないと言ったら、いらないんです。あなた方にお返しするのが正しい道理です」と言いました。彼らは帰っていきました。

　師父は私たちのためにあまりにも多くのものをくださいました。人間世界のあらゆる言葉を尽くしても、偉大な師父への感謝を表現することはできません。多く法を学び、三つのことを多く行うことだけが、師父の慈悲深い救いに報いることになります。