　【明慧日本2025年6月21日】シンガポール法輪大法佛学会は6月7日から6月15日まで、四半期ごとに開催している「法輪功九日間セミナー」を開催し、参加者に法輪功の功法を無料で教えた。

　今回のセミナ―には、学生や、定年退職したインド系の女性、そして友人を通じて法輪功を知った社会人など、さまざまな背景を持つ人々が参加した。セミナーの最終日には、新旧の学習者が一堂に会し、九日間の学習を通じて得た収穫や体験を語り合った。

セミナーで法輪功の第二式の功法「法輪椿法」を学ぶ

セミナーで法輪功の第五式の功法「神通加持法」を学ぶ

セミナーの最終日、九日間の学習を通じて得た収穫や体験を語り合う新旧の学習者

　インド系の女性ダナさんは、数年前に妹から法輪功を紹介する資料を受け取り、その時から興味を持っていたという。当時はシンガポール法輪大法佛学会の住所も調べ、学びたいという思いもあったが、仕事が忙しく、継続することができなかった。現在はすでに定年退職し、自分のための時間が持てるようになったダナさんは、ついに今回のセミナーへの参加を決意した。

　ダナさんは、セミナーの初日にシンガポール法輪大法佛学会に到着した際、入り口に掛けられていた「返本帰真」という言葉が書かれた一枚の絵に目が留まったと話す。彼女はこの「返本帰真」という言葉について、自身の理解をこうシェアした。「返本帰真とは、自分の元の場所、つまり本来の姿に戻ることだと思います。それは、外部の環境に流されるのではなく、自分の先天的な本性に従って物事を行うことです。自分をしっかりと律し、悪い行いや徳を失うようなことをしない、という意味だと感じました」

　ダナさんはさらに、セミナーに参加し、師父の説法ビデオを視聴する中で得た大きな気づきについて語った。「どのように自分を守るかをようやく理解できました。それは徳が失われないように守ることです。職場でも家庭でも、どんな場面でも怒ってはいけないし、他人を責めたり争ったりして徳を損なってはいけないのです」。ダナさんは感慨深げに、「こんなに大切なことに、私はこれまで気づいていませんでした。もしかすると、もうたくさんの徳を失ってしまっていたかもしれません……」と言った。

　最後にダナさんは感動して、これらの教えは、ほかのところでは教えてくれないと言い、心から李洪志先生に感謝していると話した。

　会社員のリャオ・リンさんは、友人を通じて法輪功を知った。昨年、友人から『轉法輪』を渡され、「三回読むように」と勧められたという。リンさんはこれまでに7、8回読んでおり、「読むたびに違った感覚を得ている」と話している。

　リンさんは、「誰もが何かを探し求めていると思います。私自身もずっと考え、探し続け、何かを待ち望んでいました。人はこの世で、ただ表面的なことのためだけに生きているべきではないと感じていました。だから、縁あって『轉法輪』という本を手にしたとき、とても真剣に読み始めました。また、法輪大法の公式サイトにもアクセスし、音声の説法を聞いたり、功法を教えるビデオを視聴したりして、修煉に取り組んでいます」と語った。

　今回のセミナーに参加したリンさんは、「自分の煉功動作に多くの間違いがあったことに気づきました」と言った。そして、セミナーを無償で開催し、丁寧に動作を直してくれた古い学習者たちに感謝していると話した。

　今回のセミナーに参加した新しい学習者たちは皆、「法輪功を自分の身近な親戚や友人に紹介したい」と話した。

　シンガポール法輪大法佛学会は、シンガポールのカランMRT駅の近くにある。人々が法輪功を学び煉功できるように、より多くの人が健康な体、平和な心、そして精神的な向上を得られるよう無料の「法輪功九日間セミナー」を四半期ごとに開催している。同セミナ―は、九日間連続で午後7時15分から9時45分まで行われている。次回の九日間セミナーの開催日時は、2025年9月6日（土）から9月14日（日）までとなっている。

　セミナーの申し込み先：register@falundafa.org.sg