文／四川省の大法弟子

　【明慧日本2025年6月22日】私は27年間法輪大法を修煉しています。大法を学ぶ前の私は、30数年の間に2度癌の転移を経験した者で、漢方薬と西洋薬で辛うじて生きている毎日でしたが、いつ死が訪れてもおかしくないような状態でした。大法を修煉した後、私は大法の教えの「真・善・忍」の基準に従って自分を厳しく要求し、師父は絶えず私の体を浄化してくださり、私は何十年もの薬物治療から解放されました。私は生き延びることができるだけではなく、幸せで有意義な人生を送ることができるようになったのです。

　師父は『オーストラリア法会での説法』の中で、「一人が煉功すれば、一家全員が受益する」とおっしゃいました。私の夫は修煉者ではありませんが、大法のことを理解し、支持することで、恩恵を受けています。以下、夫が大きな恩恵を受けたことを話したいと思います。

　夫は現在80代で、正式に大法の修煉していませんが、私が重い病気で死を待つような患者だったのが、短期間のうちに健康になったのを目の当たりにしました。同時に、夫は私のために薬を煎じなければならない忙し日々から解放されました。

　法輪大法の素晴らしさを目の当たりにした夫は、法輪大法が良い功法であることをよく理解しています！　私が法輪大法を修煉することをいつもしっかりと支持してくれています。特に、中国共産党が法輪大法を迫害し始めてから20数年間、夫は大法の真実を知っており大法を理解し、正念を持ち、巻き込まれることや影響を受けることを恐れませんでした。夫が大法を守るために敢行した善言と善行は、私の周りの隣人や同修も知っています。

　2000年7月16日、私の住む市の警官は江沢民の法輪大法への迫害政策を実行し、公園で法輪功学習者を1人も見逃さずに捜索するため、公園で歌う人、歌を聴く人も追い払いました。その時、私の夫も歌を聴き、楽しんでいましたが、警官に追い払われました。これには納得がいかず、夫はその場で歌う人、歌を聴く人の約100人の人たちと一緒に区の公安局に行き、「あのようなやり方で法輪功学習者を捜索するのはおかしい。それに、我々まで追い払うのはいけないことだ」と抗議をしました。世論に押され、警官は歌う人たちの活動を再開させました。

　その日、私は別の公園で連行されました。翌日、夫が私を迎えに派出所に来たとき、派出所の所長に向かって大声で叱責しました。それが私をいち早く解放させる要因となりました。警官は私に、1カ月間毎日派出所に出頭するよう要求しました。夫は私に、「あなたは煉功することに何の罪も犯していないのだから、行くな」と言いました。すると、その後のある日、年配の警官が家に訪ねてきて、「俺はもうすぐ定年退職だから、俺の仕事に影響しないように出頭してほしい」と懇願しました。何度も言われた結果、私は5日間だけ出頭に行き、夫が同行してくれました。その後、一度も行ったことはありませんでした。それきりのことでした。

　2001年、私が住む市は知られた法輪功学習者に対して、いわゆる全面的な「転向」を実施し、全員に修煉を放棄するいわゆる「誓約書」を書かせましたが、夫は私に「協力するな。書くな」と言いました。警官と勤め先の人が私を説得するために家を訪れてきた時、夫が家にいれば、私は彼らと顔を合わせず、別の部屋でドアを閉めて発正念をしました。夫が彼らと弁論をしていました。こうして4、5カ月間、警官は私に嫌がらせを続けました。2002年以降、師父のご加持があって警官からの嫌がらせはなくなり、いわゆる「誓約書」を書くこともなくなりました。

　迫害が始まった当初は、法輪大法の真実を伝えるための資料がなかったので、私はコピー屋に行き、高い値段で何百部もコピーしました。夫は私が足が遅く、人に見られることを心配して、毎回、資料の入った大きな袋を家まで運ぶのを手伝ってくれました。私が会計を済ませると、手ぶらで楽々と歩いて帰っていました。その後、私が自分で資料を作れるようになると、夫が印刷用紙を買ってきてくれました。私は同修に大法の真実が書かれた紙幣を作るため、少額の紙幣を必要とすると、夫が工夫して少額の紙幣を集め、持ってきてくれました。また、大法のチラシを折るのを手伝ってくれました。

　人を救うために大法の真実を伝える最初の数年間、私は真相資料を配り、夫もほとんど同行してくれました。一度だけ、私たちが当局の法輪大法に対する出鱈目な宣伝を信じた人に通報されたことがありました。当時、私の表情を見た夫は素早くその場から離れ、家に帰って、家に保管されていた法輪大法の書籍と真相資料など、すべて他のところに移しました。午後、警官が家宅捜索に入ってきましたが、何も見つからなかったのです。警官は誤解だと思い、その夜、夫に電話で謝罪しました。夫はこの機会に警官に法輪功への迫害が間違っていると伝えました。その結果、警官は大法の真実を知りました。その後、私に関わる別の件では、その警官が率先して私の家に来て、夫にその情報を伝えたので、家にある真相資料を事前に移動したりする時間ができました。

　私が勤めていた会社の警備員は、大法の真相を理解していなかったため、同僚たちに「あの人（私のこと）は労働教養を受けた人だ」と言い、人々に私に近づかないよう忠告しました。それを聞いた夫は我慢できなくなり、その警備員に、法輪功への迫害は悪報をもたらすと言いにいきました。その結果、その警備員は3カ月後に自宅で亡くなりました。10年前、中国共産党の敏感な日には、コミュニティの職員が私の家に、外出するなと言いに来ました。夫はまず「食料を買わなければならないのに、外出しないで何を食べればいいのか？」と聞き、「もう家に来るな！」と大声で言いました。その結果、コミュニティの誰も私に嫌がらせをしに来なくなりました。私の修煉環境は大きく改善され、外部からの妨害はほとんどなくなりました。

　二十数年の迫害の環境の中で、不必要な損失を避けるために、夫は何度も大法の書籍や資料などを適時に移動してくれました。同時に、夫は食料品を買う時、大法の真実が書かれた紙幣を使い、また、友人や親戚に真相資料を送ったり、三退を勧めたりしました。特に私が警官に連行された時、夫は私に、迫害されても他の修煉者の名前を言わないようにと言いました。これは、私が何度も迫害されても、師父と大法に対する信念が揺らぐことがなく、同修の名前を言ったことがなかった外的な理由の一つです。

　中国共産党の極めて恐ろしい圧力の下で、ほとんどすべての人は、自分が巻き込まれたり、影響を受けたりすることを恐れて、知らないふりをしたり、邪悪な迫害に協力したり、学習者を騙して「転向」させたり、法輪功学習者を拷問したり、虐待したりすることさえあります。しかし、私の夫は、はっきりした態度と正義感を持って、いつも正義の側に立って、断固として大法を擁護し、大法弟子を支持し、助けたりしました。これは非常に勇気のいることです。大法に対する言動は、夫に大いなる福報をもたらし、夫の生命を延ばし続けています。

　1995年、夫の実家で有名なお寺の「能力がある占い師」が自ら夫のことを占って、高齢の義母と私に「夫の人生の終わりが近いので、心理的な準備をしなさい」と告げました。その時は、まるで晴天の霹靂（へきれき）のように、家族全員がどうしたらいいのか途方に暮れ、「神様に従うしかない」と思いました。それから2年後の1997年、私は大法を学び始める機会を得、夫も20年以上も私を助け、守ってくれました。その間、夫に関する占い師の予言はまったく当たらず、夫は病気もせず、薬も飲まず、いつも健康でした。私たちは皆、慈悲深い師父がすでに夫のために本来の人生の取り決めを破り、代わりに夫の人生を変え、延命してくださったのだと知っています。

　前年末のある日、寝室から居間に行くと、夫がソファの横の床で、音もなく動かずに寝ていたのを見て、私は夫に「どうしたの？」と尋ねました。夫は、数日前にも歩いていたときに足に力がないと感じ、今日は転んで起き上がれなかったのだと言いました。脳出血でも起こしたのかと心配になって、「怪我はないですか？」と聞くと夫は体を揺すって見て、怪我はなさそうだと言い、起きるのを助けるように頼みました。夫の体重は75キロで、私の体重より25キロも重かったので、私が頑張っても夫を起こすことができませんでした。家に他の人もいなかったので、「そのまま寝ていて、『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』と心から唱えてください。大法の師父に、自力で立ち上がれるように頼んでみてください！」と言いました。しばらくすると、夫は本当に自力で立ち上がり、痛みも怪我もありませんでした。

　その後の２カ月間で、夫は家で3回も転んだのですが、「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と唱え、師父にお願いして起き上がりました。しかも、怪我はありませんでした。私の会社の年配の大多数の人が脳出血で亡くなっていました。私は夫に再三、「大法の師父は4回もあなたの命を助けてくださいました。それはあなたが大法を信じ、大法を支持したことの福報です！　『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』と唱え続けてくださいね」と言いました。夫は「そうする」と嬉しそうに言いました。

　4回転んでも無事だった後、夫は大法のお守りのカードを毎日持つようになりました。毎日、心からの九文字を唱え、特に散歩の時に念じ続けました。夫は師父の説法の録音を数回聞き、もう1年以上、転んだことはありません。

　しかし、夫は常人で、まだ修煉の道に入っておらず、体に異変を感じると心配になり、病気かと見なします。夫は大法が素晴らしいと信じていながら、病院に行って処方箋してもらい、薬をもらったり、薬局に行き、薬を買ったり、ネットで薬を買ったりして、薬を多く飲めば飲むほど、夫の体の表面症状が悪化していました。足の腫れ、つま先が黒く、さらには時々足を動かすのも困難な状態がありました。私は、具合が悪いことも業力を返すことで、少し耐えれば良いと助言しました。しかし、夫は私の言葉を無視しました。この2カ月間、夫は薬を飲んだせいで口が曲がってしまったため、顔面神経麻痺の治療のために病院に行きました。顔から足にかけての症状があるのを見て、医師は重大な病気ではないかと考え、総合的な検査と身体検査を行いましたが、結果はすべての生理指標が正常で、病気ではないという結論でした。今時の年寄りで少しも病気でない人はいない、ましてや、これほど深刻な症状を示し、松葉杖をついているのにと医師たちも不思議に思っているようでした。

　夫の話を聞いた後、私は夫に「病院で治療や検査を受けている時、何を考えていたの？」と尋ねました。夫は、「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしいと唱えていた」と答えました。

　夫の答えに私は笑いながらこう話しました。「私たち修煉者の中では、心をよく修めていない人は、具合が悪いと病院に行き、検査して医者に病名を言うのよ。それは煉功者を悟らせることだけ。でも、あなたは毎日病気を求めても病気にならず、すべての検査の指標が正常であるのは、あなたが大法を認めていて、大法と大法弟子のために正義な発言をし、私の修煉と人を救うことを支持しているからです。師父はあなたを延命してくださり、大いなる加護を得ることができたのです。これは人の人生における最大の福報で、どれだけの人が福報を求めていながらそれを得られないでいることでしょう。しかし、あなたはすでに大法の師父の守護と救いを受けているのです。とても良い明るい未来を手に入れることができたのです！」

　この記事を5月13日の世界法輪大法デーに捧げ、祝賀し、師父の慈悲深い救いに感謝し、修煉の道における師父の守護に感謝します！

　（明慧ネット2025年世界法輪大法デーの入選文章）