　【明慧日本2025年6月24日】ルーマニアの一部の法輪功（ファールンゴン）学習者（以下、学習者）は5月31日から6月8日にかけて、ブカレスト、コンスタンツァ、ブラショフの三都市で複数の情報デー活動を開催した。学習者はブースを設け、周囲には横断幕やパネル資料、小さな旗などを配置し、功法の実演を行いながら市民に資料を配布し、人々の質問に答えた。

　学習者はまた、中国共産党（以下、中共）による学習者からの生体臓器収奪に対する関心を呼び起こすために、署名を募るための請願書も用意した。この請願書は、「強制臓器摘出に反対する医師団」（DAFOH）」および「中国での臓器移植濫用停止（ETAC）国際ネットワーク」がG7＋7諸国に向けて発起したものである。　

　5月31日、ブカレストの情報デー活動は、マイケル1世国王公園のシャルル・ド・ゴール広場入口で開催された。6月1日と8日にはコンスタンツァで2回の活動が行われ、6月7日にはブラショフで再び情報デー活動が開催された。また、6月1日には、学習者はティミシュ県で行われた2つのこどもの日のイベントにも参加した。

5月31日、ルーマニアの首都ブカレストでの情報デー活動で功法を実演している学習者（右）

6月8日、コンスタンツァで行われた情報デー活動

6月7日、ブラショフで行われた情報デー活動で、学習者を称賛する市民

学習者を支持して、請願書に署名する市民

　多くの人々が請願書に署名し、学習者を支持するとともに、法輪大法の「真・善・忍」の理念に対する敬意を示した。また、一部の人々はどこで煉功に参加できるかを尋ねていた。

　法輪功迫害の実態を知った人は、人々に伝えるのを手伝った

　コンスタンツァでは、ある男性が学習者に対し、以前の活動で小さな蓮の花の飾りを受け取ったことを話した。家に帰ってからも、中共による法輪功への迫害のことがずっと心に残っていたという。

　そこで彼は、その小さな蓮の花を家の目立つ場所に飾り、訪ねてくる客人たちが目にするようにした。そうすることで、法輪功やその迫害の実態について客人たちに話す機会が得られたという。彼は、多くの人々が中国で起きていることを知らないことに対して、悲しさを感じていると言った。

　ウクライナの女性が法輪功に興味を示す

　数人の女性が興味津々にブースに訪れた。その中には、ウクライナ出身の女性2人がいた。最初に、彼女たちの子どもが横断幕を見て、その内容を読もうとしたことで、母親たちもブースに立ち寄った。

　彼女たちはブースの前にいた学習者に、法輪大法と中共による迫害の実態を知りたいと言った。

　話を聞いた1人の女性は、「ああ、なるほど、これは心身を調和する功法なのですね。どこで修煉できますか？」と尋ねた。世界中の多くの都市、キエフも含めて法輪功を修煉している人がいると知り、彼女は喜び、さらに多くの質問をした。

　女性2人は、一度にすべての情報を知ることができてとても喜んでいた。そこで学習者は、法輪大法のウェブサイトを訪れると、法輪大法の書籍を無料で入手できることを伝えた。子どもたちは小さな蓮の花の飾りと『蓮の花の物語』という冊子を受け取った。この冊子は学習者が作成した児童向けの読み物で、子どもたちに法輪大法の「真・善・忍」の教えに従って生活することを教えることを目的としている。

　2人のウクライナ人女性は学習者にルーマニア語で子どもたちに、法輪功の功法とそのもたらすメリットを紹介するよう頼んだ。

　学習者を応援する市民

图5：二零二五年六月七日，在布拉索夫，就读刑事科学硕士课程的法律系学生卡门·图多尔（右）和友人玛格达·拉扎尔支持法轮功。

6月7日、ブラショフでの学習者の活動を支持した学生カーメン・トゥドルさん（右）と友人のマグダ・ラザールさん

　6月7日、刑事科学修士課程を履修している法学部の学生カーメン・トゥドルさんと友人である店舗マネージャーのマグダ・ラザールさんはブラショフの法輪功のブース前で足を止めた。彼女たちは中共による学習者への迫害に対して悲しみ、衝撃を受けた。

　「私はこれがとても恐ろしいことだと思います。彼らも私たちと同じように無実なのに、共産党政権が気に入らなければ迫害されるのです。もし私たちが日常生活で真・善・忍を尊重できれば、誰もが変わり、邪悪が多すぎてお互いに冷たく接することもなくなるでしょう。もし皆が善人で、真・善・忍の三つの資質を持っていれば、私はもう外出を怖がらなくなるでしょう」とトゥドルさんは語った。

　ラザールさんは、迫害の制止を求める請願書を見て、学習者にさらに詳しく尋ねた。
「もっと知りたいので、（請願書を）読んでみたいです。あるいはあなたから話を聞いて、それから署名します。少なくとも、これが何かの助けになるなら」

　「私の見るところ、この迫害は何年も続いており、時間の経過とともにさまざまな形で現れ、至るところに存在しているようです。それは中国だけでなく、世界中に広がっていて、別の形でも現れています。だから、私たちは少なくともこうしたことが起こるのを止めさせるべきです」と彼女は付け加えた。

　学習者が開催する情報デーの活動について、ラザールさんはこう話した。「法輪大法は人々の道徳水準を高めることを目的としており、国際社会は法輪大法を抑圧しようとする勢力に対抗するために、広範な努力を行う必要があります」

　ラザールさんは続けた。「これは少なくとも一つの試みです。迫害の真実を知り、それに反対する人が増えれば、（変化が）起こるでしょう。私は嬉しく思います。さまざまな面から見て、私たちは一人ひとり、特に中国のように政治やその他の面で問題を抱えている国の人々にも影響を与えられる方法を見つけました。もし真実が本当に明らかになり、すべてが正直で透明になれば、多くのことが変わるでしょう。でも、それは一人一人の選択にかかっています」

　ラザールさんは自信に満ちた様子で学習者に温かい言葉をかけた。「幸運を祈ります。成功を収め、力に満ち、希望にあふれ、いくつかのことを変えられると信じてください。たとえ困難があってもあきらめないで。私は、きっと変化が訪れることを願っています！」

　5月31日、ブカレストでの活動で、ある家族が法輪大法を知り、真・善・忍の原則や、それが人々にもたらす恩恵についての説明を真剣に聞いた後、とても喜んでいた。この家族の一人の女性は、法輪功について聞くのは初めてだと語り、中共による法輪功への迫害および学習者からの生体臓器収奪に反対の意を表した。

图6：布加勒斯特一家人了解<span class='voca' kid='62'>真相</span>

5月31日、ブカレストでの情報デー活動で学習者の話に耳を傾ける一家

5月31日、ブカレストでの情報デーでパネル資料を読む市民

5月31日、ブカレストのマイケル1世国王公園を散歩していた若者のグループが、学習者の情報デーに立ち寄る

　子供の日に法輪大法の価値観を分かち合う

　6月1日、学習者は、地元自治体とルーマニア成人教育学院が2つの村で共同開催した子供の日のイベントに参加した。ジルマタ村では、ある母親が法輪大法の紹介講座に参加できたことをとても喜んだ。

　学習者は彼女の子どもに「真・善・忍」の素晴らしさを語り、これらの言葉が書かれている蓮の花の作り方を教えた。また子供たちは、学習者によって作られた児童向けの書籍『蓮の花の物語』も受け取った。

ジルマタ村で開催された法輪大法の紹介講座に参加した親子