　【明慧日本2025年6月24日】

　黒竜江省ハルビン市の尹洪偉さんと尹力さん　不当な裁判うける

　黒竜江省ハルビン市呼蘭区の法輪功学習者（以下、学習者）・尹洪偉さんと尹力さんは6月19日、道外区裁判所で不当な裁判にかけられた。

　遼寧省撫順市の佟静さん　不当な裁判に直面

　撫順市の学習者・佟静さんは、「遼寧省撫順市東洲裁判所は6月24日午前、撫順市拘置所で裁判を開く」との通知を受け取った。

　佟静さんは2025年3月7日午前8時30分頃、インターネット料金の支払いで外出したまま行方不明となった。後に家族は佟静さんが新撫区の駅前派出所の警官に連行され、撫順市拘置所に拘束されていることを知った。現在までにすでに3カ月以上が経過している。

　遼寧省鞍山市の王秀玉さん　不当な裁判に直面

　遼寧省鞍山市の立山区裁判所は6月26日午前、学習者・王秀玉さんに対して不当な裁判を開くという。

　河北省深沢県城関鎮派出所　大規模な嫌がらせを実施

　6月19日、河北省深沢県城関鎮の派出所が多数の学習者に対し、写真撮影を強要したり、「まだ修煉をしているのか」といった質問を繰り返したりするなどの大規模な嫌がらせを行った。

　河北省承徳市高新区の陳艶秋さんへの迫害に関する情報

　河北省承徳市高新区の学習者・陳艶秋さんは、自身と家族による控訴が受理された翌日、二度にわたって取り調べを受けた。陳さんは一切の尋問に応じず、自身が冤罪であることと、公正な再審を求めることを明確に述べた。陳さんが取り調べへの協力を拒否したため、裁判官はその場を立ち去った。

　定興県の村幹部・李全奇が学習者に嫌がらせ

　6月20日午後3時過ぎ、河北省保定市定興県高里鎮平堽村西街の村幹部・李全奇は、同村の村民・趙春華に指示を下し、学習者・李春林さんの身内を通して、李春林さんの電話番号を聞き出そうとした。

　李全奇は、2005年から2014年までは村の治安係を担当し、2014年以降は村幹部として勤務。村幹部となってからも、他人を使って村に貼ってある法輪功の資料を損壊させている。

　趙春華は平堽村西大街に住む60歳の男性で、仕事をせず遊んでおり、妻と息子に養ってもらっている。彼は李全奇の親族になるが学習者・李春林さんの親戚でもある。

　四川省遂寧市の国安局が若者を利用し法輪功迫害に加担させる

　近年、四川省遂寧市船山区の国安局は、就職していない若者たちを雇い、市場や人通りの多いバス停などで監視役として利用している。これらの若者たちは遠距離で写真を撮ったり、学習者を尾行したりしている。最近、市内で起きた複数の学習者の連行事件には、これらの人物が関与しているとみられている。

　遼寧省鞍山市の王金麗さんほか6人が不当拘留

　6月3日、遼寧省鞍山市の学習者・王金麗さんを含む6人は、遼陽市裁判所に向かう途中、警官に連行された。運転に使った車は後日返還された。王金麗さんは15日間拘留されてようやく解放された。

　黒竜江省尚志市葦河地区の複数の学習者　相次ぎ嫌がらせを受ける

　黒竜江省尚志市葦河地区では、春以降、警察および地元の居民委員会による学習者への嫌がらせが相次いでいる。

　葦河鎮では、王艶傑さん、付崇進さんなどの学習者は、居民居委会の役員から嫌がらせや監視を受けている。また、葦河林業局地区の徐志軍さん、岳淑蘭さん、韓喜庭さんなどは、警官からの嫌がらせを受けている。

　河北省唐山市の派出所の私服警官　学習者の資料を押収

　6月13日、唐山市豊潤区白官屯の市場で、私服の中年男性が、法輪功の資料を配っていた高齢学習者を呼び止めた。その男は自らを白官屯派出所の警察官だと名乗り、資料を押収した。高齢学習者は法輪功について説明したが、私服男性は「話すな、話すなら連れて行く。すぐに市場から立ち去れ。今後はもう来るな」と命じた。

　湖北省黄石市の李彩華さん・李萍さん・汪春紅さん　大冶市検察庁に送検

　湖北省黄石市の学習者・李彩華さん・李萍さん・汪春紅さんの3人は、今なお黄石市第一拘置所に不当に拘束されている。3人に罪を着せる書類は、すでに大冶市人民検察庁に送致された。

　山東省平度市祝溝派出所　高齢学習者を不当連行

　目撃者によると、2025年6月19日、祝溝市場で学習者の郭新香さん（85）と80歳前後の隋広花さんの後に、祝溝派出所の私服警官2人がカメラを持って尾行していたという。

　これに気づいた郭さんの娘は母親に「早く帰ろう」と言ったところ、母親と一緒に連行された。派出所に着くと、「資料はどこから来たのか」と問い詰められたが、郭さんは「あなたたちには関係ない」と断固として答えた。その日の夜、郭さんと娘は無事に家に戻った。

　山東省青島市の派出所の警官　複数の学習者を嫌がらせ

　2025年6月3日前後、山東省青島市平度市仁兆鎮の仁兆派出所から派遣された若い警官2人が、村の書記・趙永俊の案内のもとで、趙家管村の複数の学習者に対して嫌がらせを行った。

　そして、2人の警官は仁兆鎮の鄭家管村へ向かい、村の書記・鄭少杰の案内で学習者に対して、嫌がらせを行った。

　湖北省の範少林さん　不当に懲役3年の判決

　2024年3月10日、湖北省孝感市にある安陸市の学習者・範少林さんは、法輪功の資料を配布していたところ、連行され家宅捜索された。

　情報筋によると、範さんは懲役3年の不当刑を言い渡されたことが分かったが、家族はその事実を知らされておらず、いつ判決を宣告されたかも知らなかった。その後、湖北女子刑務所からの電話で、範さんはすでに2024年末に、武漢市にある湖北女子刑務所に移送されたことを初めて知った。

　吉林省の孫暁艶さん　1年以上にわたり嫌がらせを受け続ける

　吉林省白山市撫松県の学習者・孫暁艶さんは2023年12月28日、吉林省長春市の学習者の家を訪ねた際に警官により連行され、地元の派出所に連れ戻された。孫さんは署名を拒否し、当日中に解放されたが、その後警官による監視、尾行などの嫌がらせを受け続けており、1年以上たった今もなお続いている。

　遼寧省の王鳳春さんと王興華さん　迫害の実態を伝えた際に通報され連行

　遼寧省興城市南大郷の学習者・王鳳春さんと、望海郷に住む王興華さんは、法輪功迫害の実態を伝えていたところを通報され、南大郷派出所の警官に連行された。

　遼寧省の劉聡さん　不当に懲役4年の判決

　遼寧省葫蘆島市の学習者・劉聡さんは、同市連山区裁判所により不当に懲役4年および罰金2万元（約40万円）の判決を言い渡された。劉さんは現在、控訴中である。

　遼寧省の王素平さんと劉桂娟さんが不当連行される

　2025年6月13日午後、遼寧省葫蘆島市の学習者・王素平さんは、街で迫害の実態を伝えていたところを警官に連行され、家宅捜索を受けた。

　翌6月14日には、学習者・劉桂娟さんが法輪功の資料を配布した後に帰宅する際、マンションの清掃者に通報され、警官に連行された。

　2人の学習者は、15日間の拘留処分を受けた。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）