文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年6月25日】全体の向上と昇華を達成するために、最近、当地域の数人の同修が一緒に師父の『轉法輪』を学んだ後、修煉と衆生救済についての体験を交流しました。以下にその主な内容を整理して、同修の参考になるように共有します。

　一、生老病死の観念を取り除く

　今回の小グループ交流には高齢の同修が多く参加しており、同修のAさんは自分の知っている高齢の同修が病業の関を乗り越えた体験を話しました。最近、その高齢の同修の身体に重い病業の状態が現れ、数日間食事もできませんでしたが、Aさんが一緒に交流し、どこに漏れがあり邪悪に隙を突かれたのかを探りました。

　その高齢の同修は数年前、孝心ある子供たちが彼女のために用意した死装束（亡くなったときに着せる服）を思い出しました。その服はずっと保管されたままでした。

　Aさんは法に基づいて彼女と交流しました。「生老病死は常人の観念であり、私たちはこの観念を取り除くべきです。私たち大法弟子は性命双修の功法を修煉していて、修煉を続けることで師父は私たちの命を延ばし、若返らせてくださっています。師父は私たちは大法にしか管轄されないと言われました。私たちの名前は三界、つまり人間界、冥界、地獄から抹消されており、私たちの命の根本はすでに三界に属していません。生老病死などどこにあるのでしょうか？」

　その高齢の同修はこの交流を聞き、生老病死の観念を改め、現れた病業の幻相を認めず、師父の法像の前で懺悔し、「旧勢力の手配した道を歩まず、師父と一緒に家に帰ります」と誓いました。そして死装束を倉庫にしまったところ、すぐに食事がとれるようになり、身体も正常に回復しました。

　この話は参加者に大きな啓発を与えました。Bさんはハッと悟り、「ここ数年私も病業の関をたびたび経験していました。その原因は自分に漏れがあったからだと気づきました。数年前、重い病業の関を通過し、視力をほとんど失ったとき、自分の寿命が尽きたと感じ、後始末をしっかりしなければと思って、子供二人を呼び寄せ、家の不動産をそれぞれに分けました。その後、私は回復しましたが、当時の考えが法にかなっていたのかどうか、ずっと考えてきませんでした。今回の交流を聞いて、あの『自分は寿命が尽きた』という考えこそ、生老病死の常人の観念が抜けきっていなかったのだと気づきました。だから、この数年たびたび邪悪に隙を突かれて身体的な迫害を受けたのかもしれません。帰ったら、師父の法像の前でちゃんと懺悔しようと思います」と言いました。

　二、師父の夢での啓示　「衆生は救われるのを待っているが、外に出て救う大法弟子があまりにも少ない」

　Aさんは、もう一人の同修の最近見た夢についても語りました。その同修はマンションの階段室に真相資料を何冊か配った後、夢の中で師父が教えてくださいました。

「この建物全体の衆生、そして無数の衆生が救われるのを待っている。しかし、外に出て人を救う大法弟子があまりにも少ない……」

　この話を聞いて、Cさんは次のことを思い出しました。「昨日、市内に住む同修に偶然会ったんですが、その人が言うには、市内の同修はみんな外に出て午前中は人を救い、午後は家で法を学んでいるそうです」

　Bさんも言いました。「私の故郷の同修たちも毎日外に出て人を救っているそうです」。しかし当地では、数年前の大規模な干渉と迫害以来、資料を作る同修も少なくなり、資料を配ったり、面と向かって真相を話す同修はあまりいません。

　その場にいた同修たちは皆、これは師父が地元の同修の夢や、他地域の同修の言葉を通して、私たちに「法の中で互いに学び、修煉において互いに励まし合い、急いで精進して、外に出て人を救うように」と促してくださっているのだと悟りました。

　Dさんは、ある交流文章を読んでこう話しました。「海外の大法弟子たちは、真相を伝え貴重な中国人を救うために観光地まで行って真相伝えをしています。中には、片道1～2時間も車に乗って遠くまで出かける人もいて、それでもなお続けています。それに比べて、私たちは家を出たらすぐに貴重な中国人に出会えるというのに、本気で取り組まないのは、本当に間違っていると思います」

　私たちが外に出て人を救うのを妨げている心とは何でしょうか？

　交流を通して、同修たちはみな「やはり恐れる心」だと気づきました。長年にわたり、中国の大法弟子たちは風雨をくぐり抜け、多くの人がさまざまな程度で迫害や妨害を受けてきました。だから、もう二度と問題を起こしたくなく、平穏無事に「法が人間界を正す日」まで歩みたい、という思いが強くなってしまっているのです。しかしこの心こそが、私たちを束縛しているのです。根本的に言えば、法を深く学べておらず、師父と法に対する信じる力が足りないこと、衆生への慈悲の心がまだ十分でないこと、「人心、人間的な考え、人情」がまだ取り除かれておらず、それらが私たちの修煉の歩みを妨げ、大規模に外に出て人を救うのを阻んでいるのです。

　Bさんは、面と向かって真相を伝え三退を勧めることについて、恐れの心がなく、堂々と人を救っています。彼女は私たちの話を聞いた後、「恐れる必要なんてない。もう邪悪は終わったのだから、細かいことを気にせず、とにかく人を救いに外へ出ましょう。バス停でも、マーケットでも、多くの人を救えます。出かける前に、『衆生よ、真相を求めて、真相を聞きに来てください』と発正念をしてください。それは本当に効果がありますよ」と励ましてくれました。

　Bさんはさらに「私たちは決して、旧勢力が相生相剋の理に基づいて、大法と大法弟子に魔難を与えてくるのを認めてはなりません。神が人を救うために来たのに、十字架に磔にされ、様々な形式で誹謗中傷され、迫害を受ける—このようなことは、本来ありえない変異であり、堕落なのです！　師父が認めておられないのですから、私たちも決して認めてはなりません！　私たちは、正念を発して、法を正すことを妨げるために旧勢力が敷いた機構や仕組みを破壊しなければなりません。恐怖心や恐れる考えといった負の思念は、すべて旧勢力が押し付けたものです。私たちはそれを必要としません。きっぱりと否定し、取り除きましょう！」と言いました。

　同修の皆さん、本当にもう時間は残されていません。時間は本当に刻々と過ぎていきます。自分ができる限りのことをして、さまざまな方法で貴重な中国人を救いに外へ出て、私たちに無限の希望を託してくれている衆生のため、あらゆる手段を用いて、かけがえのない中国人民を救い、私たちに無限の希望を託してくださるすべての衆生の期待に応えられるよう努めましょう。

　至らぬ点があれば、同修の皆さん、どうか慈悲をもってご指摘ください。