文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年6月26日】私は長い間修煉してきましたが、今日法を学んでいて、ふと真相を伝える際に自分が迫害に不満を抱く常人の心のようなものは、私が長い間放置してきた執着心であることに気づきました。

　真相を伝えるようになってから、真相に対し無関心で聞く耳を持たない人に出会えば、自分の声のトーンはどんどん高くなり、話すスピードもどんどん速くなり、相手が真相を受け入れられなければ受け入れられないほど、この人は本当に救い難い、と心の中で思うようになります。

　その後、自分は向上すべきで、内に向けて探すべきだということもわかり、「自分の敵を愛することができなければ、圓満成就することはできません」（『オーストラリア法会での説法』）という法理も理解できましたが、それはとても表面的な理解で、根本的な原因を自分の内に見つけることができませんでした。

　今日になって突然、「私は自分の心の中にある『迫害への不満』という常人の心に気づかず、それを取り除いていなかったため、もたらしたことだ」とはっきり理解できたのです。この「不満」の心で真相を語り、この「不満」の心で形成されたエネルギー場が、世人の救いを妨げていたのです。

　自分のこの心を静観し、少しずつ解きほぐして見ますと、「戦い」と「憎しみ」の党文化も伴っていることが分かります。このことは、修煉者に慈悲心を持たせず、修煉を妨げ、真相を伝えることを妨げ、世人が救われることを妨げ、さらに悪いことに、人や物事に対する自分の概念にそぐわない人や物事に「恨み」を生じさせることさえあるのです。内に目を向けると、まだ「頑固さ」や「自己中心」などの多くの多くの執着心があり、それに注意を払わなければ、時間の経過に伴い、災の元となるのです。

　この交流文章を通じて、このような執着心を持っている同修は、それを取り除いて、一緒に改善することを願っております。