文／中国の大法弟子　　　

　【明慧日本2025年6月27日】私は今年79歳で、法輪大法を修煉して26年になります。これらの年月の中で、私は師父と大法を固く信じ、時間があれば法を学び、法に対する理解もますます深まっています。機会さえあれば、人々に真相を伝えます。夫が亡くなったときも、義母が病気で寝たきりになり、私一人で介護していた時でも、毎日外に出て真相を伝えていました。私が住んでいる小さな町や朝市、多くのスーパーや商店を歩き回り、人々は皆、私のことを知っていて、私が法輪功を修煉している人間だと分かっています。

　地元は人口が少なく、大法弟子も少ないうえに、若い弟子はさらに少ないのです。法を実証する必要から、私は数年前からパソコンの勉強を始めました。同修と子供の助けを借りて、今では文字入力、インターネットの利用、ダウンロード、印刷、「三退」名簿やその他の関連情報の送信などができるようになりました。私は普段から自分に厳しくし、心性を修め、社会の中でも、近所付き合いや家庭の中でも、できる限り正しく行動し、自らの行いを通じ法の素晴らしさを実証しようと心がけています。周囲の人は私の姿を通し、大法の素晴らしさを感じ取り、皆が私をとても尊敬してくれます。そして、法輪功が良いものだと理解してくれています。多くの人が自発的に善い行いをし、善良な人になろうと努めるようになり、その結果、私の家族や親族の多くも恩恵を受けています。

　私の家族について

　私は普段、子どもたちと話したり物事を進めたりする際も、すべて法に基づいて悟るようにしています。私はこれまで一度も病気になったことがなく、たとえ体のどこかに不調を感じても、それを病気とは捉えず、やるべきことは普段どおりに行います。義母が亡くなったとき、私はすでに73歳になっていました。義母は3年間寝たきりで、自分では何もできない状態でした。義母の息子、つまり私の夫はすでに他界しており、子どもたちは何度も費用を出すので、おばあちゃんを老人ホームに入れようと勧めてきました。私は、97歳の義母は家を離れることでつらい思いをするのではないかと心配し、最期まで自宅で義母の世話をすることを選びました。義母は生前、毎日3回坐禅を組み、それぞれ1時間行っていました。後に座れなくなってからは、よく「法輪大法は素晴らしい」と口にしていました。そして最後は、まったく苦しむことなく安らかに旅立ちました。私の行動を見て、子どもたちは皆、大法への敬意を抱き、天や神を敬う心を持つようになりました。

　私の末の息子は今年50歳になります。地元の大きな会社で正職（主要な役職）に就いています。彼が仕事を始めた頃は、ただの一般職員でしたが、その後のさまざまな試験を順調に通過しました。最初は公務員試験に合格し、その後は幹部試験、さらに副局長クラスの試験にも合格しました。毎回の試験結果は、1週間にわたってテレビで公示されていました。当時、私が法輪功を修煉していることは周囲の誰もが知っていました。息子は仕事を着実に進めてきましたが、私たちは一度も人脈やコネを使ったことはなく、すべて師父のご按排によるものです。昨年の冬、末の息子の職場で大きな工事を請け負い、彼は上司から重用されました。工事の開始にあたり、彼は施工の責任者を連れ、心を込めて天に3本のお香を供え、神のご加護を祈りました。その結果、工事は非常に順調に進みました。

　長男の嫁は小学校の教師で、3年前に退職しましたが、毎年学校から卒業クラスの数学を依頼されました。担当するクラスは毎回、成績が最も悪いクラスでしたが、嫁の1年間の努力によって、最終的に進学試験では常に上位に入れました。嫁は大法を深く信じており、本人は修煉していませんが、いつも大法の基準に従い行動しています。また、私の修煉を強く支持し、長男ともよく私の法を実証する活動を手伝ってくれます。ある時、嫁の同僚が電話をかけてきて、病気になったと言うと、嫁はすぐに「法輪大法は素晴らしい」と念じるようにと伝えました。嫁は中学校卒業で、学歴は高くありませんが、授業の準備をしっかり行い、謙虚に質問し、学生たちに責任を持って接しています。毎日、多くの時間をかけてクラスに入り、学生の補習も熱心に行います。他の先生たちは授業がない時間はオフィスに戻り、スマホを見ていますが、嫁は決してそうしません。クラスに先生がいなければ必ず彼女が行きます。ほかの先生が休みを取ると、進んで代わりの授業を引き受けます。生徒がわからないところは、根気よく何度も説明し、丁寧に指導しています。彼女自身の言葉を借りれば、「より心を込めて」教えているのです。また、嫁は教えることだけでなく、人間としてどうあるべきかを大切にしており、よく生徒たちに「どうすれば良い人になれるか」、「なぜしっかり勉強しなければならないのか」などを話しています。嫁は学生のことをとても大事に思い、お金や贈り物を一切受け取りません。学生たちも嫁のことが大好きです。クラス担任が学生に課外活動の話をすると、ある学生はすぐに「数学の先生は行くの？」と尋ね、「先生が行かないなら、私たちも行かない！」と言います。また別の学生は嫁に「先生、抱きしめさせてください！」と言ったこともあります。後でその話を聞き、私は本当に感動しました。

　私の孫娘は、昨年大学院を卒業し、公務員試験に合格しました。彼女の面倒をずっと私は見てきましたが、小さい頃から多くの『洪吟』の詩を暗記できました。彼女も常に「真・善・忍」の基準に従い自分を律し、同級生に優しく、多くの善行を行いました。中学生の時、彼女は率先してクラスの鉢植えに水やりを担当しました。休みの間は、鉢を全部家に持ち帰って世話をしていました。普段、もし当直の生徒が帰ってしまうと、孫娘は自主的に残って掃除をしました。大学生になってからも、彼女は法の暗唱を続けていました。毎朝、孫娘は自発的にルームメイトたちのためにお湯を汲み、みんなの粉ミルクを作ってあげてから、グラウンドでランニングをします。決して朝寝坊はしません。孫娘の心性が良いため、師父は彼女の智慧を開いてくださいました。そのため、他人のように必死に勉強しなくても、大学入試や大学院入試でも優秀な成績を収めて合格しました。昨年の秋、公務員試験を受けてから１カ月も経たないうちに、二つの機関で公務員に合格しました。彼女はその中でより理想的な職場を選び、現在勤務して約１年になりました。

　私の親族について

　長男の嫁の弟、成子は軍隊出身で、現在はある機関で副職に就いています。数年前、長男が新居に引っ越した際に親族一同が集まりました。その機会を利用して、私は成子に大法の真相を伝えました。時間に余裕があったので、私は詳しく話しました。大法の素晴らしさ、国際社会での広まりの盛況、邪党（中国共産党）の本質、そして私の修煉状況についてです。彼は真剣に聞いてくれ、最後には感動してこう言いました。「法輪功はこんなに素晴らしいのですね！」とその場で中共の党から退き、帰って妻にも三退を勧めると言いました。

　それから間もなく奇跡が起こりました。成子の妻の職場の同僚3人が長春へ出張に行くことになり、道のりが遠いため、妻は成子に車の運転を手伝ってほしいと頼みました。当時成子の妻が運転し、成子は助手席に座っていました。高速道路を走行中、突然右側のタイヤがパンクし、車は右側に転がり完全に廃車になりました。後部座席に乗っていた3人は全員ケガを負い、そのうち1人は3カ所も骨折しました。しかし、成子夫婦は無傷で無事でした。当時、高速道路には車が絶え間なく通っており、もし車が左側に転倒していたら、大惨事になっていたでしょう。事故の後、長男の息子（孫）が急いで私の家に駆けつけ、「おばあちゃん、ひとつ奇跡の話を伝えます！」と言いました。

　子どもの叔母（父方のおば）の娘の夫、亮子は建築関係の仕事をしており、外壁の仕上げ塗装を担当しています。昨年の中秋節の2日前、亮子は同僚と一緒にある工事現場で外壁の塗装作業をしていました。その時、彼は5階で作業中に足を滑らせ、不注意で踏み外してしまい、5階から落下しました。しかし、3階まで落ちたところで、壁にあった何かの配管にぶつかり、それをとっさに抱きかかえたことで命が助かりました。中秋節の親族の集まりでこの出来事を話したところ、みんなとても感慨深かったのです。「亮子はいい人だから、先祖も悪いことをしていないおかげで、神様に守られた、線香を3本立てて、感謝の気持ちを伝えてくださいね」と言い、亮子は「信じます。必ずそうします」と答え、その場で息子の名前もすぐに変えると話しました。なぜなら、息子の名前には天を敬わない要素が含まれていたのです。数年前、私は亮子一家全員に「三退」（中共の関連組織からの脱退）を勧め、みんなすでに脱退していましたが、亮子はとても敬虔だったため、大法の師父が彼を見守ってくださっていたのです。

　師父に心から感謝します。弟子の私を無知だった命から、法の光を浴び修煉の中で成長させてくださいました。家族全体、そして多くの親族もまた大いに恩恵を受けました。正法はまもなく終わろうとしていますが、弟子としての使命はまだ最後まで果たされていません。私たちはまず自分自身をしっかり修めてこそ、より多くの衆生を救うことができるのです。私たちは三つのことをしっかり行うだけでなく、自身の修煉も非常に重要です。自らが法に則って発する一言一行が、知らず知らずのうちに周囲の人々の品格や考え方を高めることができるのです。