　【明慧日本2025年6月28日】現在、ある人物がネットの複数のグループ内で、自分は明慧ネットから派遣された、明慧の上級特派員だと自称し、明慧や佛学会を代表して各グループを管理し、各プロジェクトと大法弟子を指導するなどと言っています。さらに、彼が明慧と佛学会を代表して、どのプロジェクトチームと学法グループを存続させるかを決定し、中国国内の大法弟子が迫害を暴露する報道を、まず彼に提出し、彼が明慧ネットに転送するとも言っています。これは、明慧のサイト内のメールボックスを使って投稿することは信頼できず、彼の「特殊なルート」を通す必要があるとしています。また、この人物は個人的なメッセージで、口実をつけて同修の個人情報を一生懸命探ろうとしています。

　この種の人物や出来事は、法を正す時期の修煉の中で鍛えられた古い大法弟子、真の修煉者であれば、「このような人は非常に問題がある」と一目で分かります。迫害が26年続く中で、中国国内ではこのような人物がさまざまな場所で次々と現れています。

　彼らは以前、中国の各地を行き来していましたが、今では多くがソーシャルメディアで活動しています。中には師父と直接連絡を取れると自称する者もいれば、「総協調人」を自称する者、佛学会の代表だと自称する者などもいます。彼らの表れ方は様々ですが、その目的は皆、自分の権威を築き、「大きなことを成し遂げよう」とすることで、人心に駆り立てられた非理性的な行為にほかなりません。なぜなら、常にそのような人に居場所を与える学習者がいるため、このような人物が時々現れるのはすでに驚くに値しません。

　明慧ネットは26年間、低調に仕事をしており、スタッフは黙々と貢献し、口を修め、秘密を守ることを心がけています。中国国内の特派員や資料拠点の人々も「単線連絡」（他を通さず直接的な連絡）を重視し、「得勝（Signalプラットフォームの仮名）」、「神勇（Telegramプラットフォームの仮名）」といった、「英雄」を自称する者やその背後にいる何者かが大手を振るい、取り仕切る必要などあるでしょうか？

　実は『轉法輪』の中で、このような人物についてすでに述べられています。「『工場長や社長をやれと言われればやれるし、もっと高いポストだってこなせる。総理大臣でもやれないことはない』と思っていました。上司も同僚たちも、この人は大変なやり手で、才能があるなと褒めていました」。彼らは良い人を目指しているのでしょうか？　良い人が持つべき謙虚さや恭敬の念がどこにあるのでしょうか？　彼らは修煉しているのでしょうか？　自分の魔性を放縦し、自らを誇示しているだけです。

　これらの人は、スパイでなければ、常人の心を抱えて学習者の中でうわべだけを言っており、人心が非常に強い人たちです。これらの人の行為は、中国国内の学習者が真相を伝え、人々を救う環境を著しく破壊するだけでなく、自身の修煉にも深刻な損失をもたらし、他人と自分を害し、世の人々を害しています。もし直ちに停止し、損失を挽回しなければ、その結果は想像もできません。

　中共による法輪功への迫害は終わっておらず、中共による海外への浸透と妨害は収まっていません。このような前提のもと、グループを作り、国内の学習者を集めてオンラインでの学法、集団の煉功、集団で何々をするなどについて、明慧ネットは何度も文章を発表して中止を呼びかけてきましたが、一部の人は強弁して、明慧編集部も師父の説法も明確に禁止していない、などと言います。

　現在もグループを作ったり、これらのグループに参加したりしている中国国内の学習者、そして近年中国から海外に来た中国本土の学習者は、真剣に考えてみてください。一体どういう心があなたにそれほど執着させているのでしょうか？　自分の修煉に責任を持つ気はあるのでしょうか？　そのような人に居場所を与える学習者は、「自分は今日、法をしっかりと学びましたか？　今日、真相を伝えて人々を救いましたか？　理性とは何かを知っていますか？　法を師とすることを知っていますか？」と、一人一人が自分に問いかけるべきです。

　法を正す時期はすでに終盤に差し掛かっています。まだ急いで三つのことを行わなければ、遠くない将来、後悔しても手遅れです。

明慧編集部
2025年6月25日