　【明慧日本2025年7月3日】（明慧ネット特派員・山東省の報道）山東省徳州市の法輪功学習者・高宝良さんは6月19日、陵城区610弁公室により連行され、徳州市留置所に不当に拘禁された。済南市の6人の法輪功学習者は最近、徳州市陵城区で法輪功資料を配布中に連行され、徳州市留置所に不当に拘禁されている。

　河北省東光県の5人の法輪功学習者、程桂君さん、宋桂芬さん、張文平さん、門丙程さん、于永利さん、及び衡水市阜城県の法輪功学習者・李珍英さんは2024年6月19日、山東省徳州市寧津県の警官により連行され、徳州市留置所に不当に拘禁され、でっち上げの罪で訴追された。今年4月18日、寧津県裁判所で不当に開廷された。

　1. 徳州市陵城区の法輪功学習者・高宝良さんが陵城区610弁公室により連行、拘禁

　今年6月19日、山東省徳州市陵城区西馮村に住む法輪功学習者・高宝良さん（50代男性、障害者）が陵城区610弁公室により連行され、徳州市留置所に拘禁され、迫害されている。

　以前、2023年10月24日、徳州市陵城区公安局の約10人が高宝良さんの自宅に不当に侵入し、家宅捜索を行い、プリンターなどを押収した。高さんを連行しようとしたが、身体の障害のため、最終的に自宅外での監視執行が通知され、自宅の外に監視カメラが留置所に設置され、高さんの生活が監視されている。

　2. 済南市の6人の法輪功学習者が徳州市陵城区で資料配布中に連行

　最近、山東省済南市済陽区の6人の法輪功学習者が徳州市陵城区で法輪功の資料を配布中に、鄭寨郷派出所の公安職員により連行され、約20日間留置所に拘禁された後、徳州市留置所に不当に拘禁された。詳細は調査中である。

　3. 河北省の6人の法輪功学習者、程桂君さんらが徳州市留置所に拘禁され、でっち上げの罪で訴追

　河北省東光県の法輪功学習者、程桂君さん、宋桂芬さん、張文萍さんは2024年6月19日、隣県の山東省寧津県の市場で法輪功について人々に伝えていたところ、寧津県国家保衛大隊（国保）の警官により連行された。同日午後、国保の警官は複数の警官を動員し、県を越えて東光県に赴き、地元派出所警官と共謀して程桂君さん、宋桂芬さん、張文萍さんの自宅に不当に侵入し、家宅捜索を行った。同時に、東光県公安局の警官は東光県の法輪功学習者・門炳城さん、于集郷の于永利さん、衡水市阜城県碼頭鎮の李珍英さんの自宅にも侵入し、3人をそれぞれ連行し不当に家宅捜索を行った。警官は、これらの法輪功学習者とその家族の日常活動や情報を詳細に把握していると主張した。

　程桂君さんら6人の法輪功学習者は山東省徳州市留置所に拘禁されている。2024年7月29日、6人は寧津県検察院により留置所に逮捕された。寧津県検察院は一度、公安局に「追加捜査」を求めて書類を差し戻した。9月24日頃、でっち上げの事件書類が寧津県検察院に再提出され、担当検察官は鄭芳栄である。

　2025年4月18日、程桂君さん、宋桂芬さんら6人の法輪功学習者が寧津県裁判所で留置所に開廷された。

　この不当開廷では重大な違法行為があり、家族や弁護士が強く抗議し、その場で警官に通報や苦情を申し立てたにもかかわらず、午前の留置所での審理は野蛮に強行された。弁護士と家族は現場で「110番」「12345」市長ホットライン、「12309」検察院苦情ホットラインなどに通報し、苦情を申し立てた。弁護人は法廷執行員に警告した。「あなたたちが守るべきは公開法廷の秩序であり、特権や違法行為を維持することではない！　真面目に責任を果たす方向を間違えている。真面目であればあるほど悪事を助けることになる！　盲目的に上司の言うことに従えば、結局は他人も自分も害するだけだ！」

　寧津裁判所は開廷3日前に「証人の排除」を口実に、当事者の家族に電話で連絡し、傍聴者の氏名、身分証番号、当事者との関係などを事前に提出させ、各家族につき2名のみの傍聴を制限した。公民の傍聴権を不当に制限・剥奪する追加条件を設けたため、当事者の家族はこれに協力することを拒否した。

　法輪大法は心と体を高める仏家気功であり、学習者に「真・善・忍」の原則に従って善良な人間、より良い人間になることを教える。1999年に江沢民が嫉妬心から法輪功を弾圧して以来、法輪功学習者は数十年にわたり正しい信念を堅持し、真相を明らかにしてきた。