　【明慧日本2025年7月4日】アメリカ・シアトルの法輪功（ファールンゴン）学習者（以下、学習者）とカナダ・バンクーバーからの一部の学習者が6月21日、シアトル北部に位置するメアリーズビル市で開催された「ストロベリーフェスティバル・パレード」に参加した。

　メアリーズビル市は自然環境に恵まれ、シアトル大都市圏で通勤者や家庭に人気の居住地である。同市の「ストロベリーフェスティバル・パレード」は93年の歴史を持ち、パレードはシアトル近郊で開催されるイベントの中でも規模が大きく、今年は90の団体が参加し、観客も多く、年々規模が拡大している。

6月21日、メアリーズビル市で開催された「ストロベリーフェスティバル・パレード」でパフォーマンスを披露する学習者

　市の政界要人が学習者を歓迎

　今年4月28日、メアリーズビル市のジョン・ネーリング（Jon Nehring）市長は法輪大法（ファールンダ―ファー）に送る褒賞令を発表し、2025年5月13日をメアリーズビル市の「法輪大法デー」とすると、宣言した。

　イベント会場では、メアリーズビル市議会選挙に立候補しているクリス・デイビス（Chris Davis）氏とジョン・スノウ（John Snow）氏の両候補にも出会った。学習者は2人とそのスタッフに、法輪功が受けている迫害の実態や、中国共産党（以下、中共）による学習者からの生体臓器収奪の犯罪行為について紹介した。2人は話を聞いて深く心を打たれ、今後、学習者が何か支援を必要とすることがあれば、いつでも連絡してほしいと述べた。

　学習者はまた、スノホミッシュ郡議会第1区の代表であるネイト・ネーリング（Nate Nehring）氏にも出会った。同氏の父親は、法輪大法に送る褒賞令を発表したメアリーズビル市長ジョン・ネーリング氏である。ネイト氏は会場で学習者のグループに会えて嬉しいと述べ、パレードに参加した法輪功の隊列の規模の大きさに感嘆した。

　主催責任者ゲイル氏も、学習者がメアリーズビル市に来てくれたことに感謝の意を表し、来年もぜひ参加してほしいと招待した。

　学習者のパレード隊列は観客を感動させる

　学習者は、ストロベリー・パレードのために、精巧に装飾されたフロート車を制作し、現地の観客と法輪功の功法の穏やかさと美しさを分かち合った。学習者はまた、中華伝統の腰太鼓の素晴らしさを披露した。

　学習者のフロート車は、美しい瑞雲や色とりどりの花々で精巧に飾られ、花の中からいくつもの大きな蓮の花が咲き誇っていた。フロート車の上では、学習者が五式の功法の動作を実演したり、観客に手を振って微笑みかけたりしていた。学習者が放つ純粋なエネルギーは遥かな時空を超えて、人々の心の奥深くにある「真・善・忍」への渇望を呼び覚ましていた。

　腰太鼓はフロート車の後ろに続き『法輪大法は素晴らしい』や『喜び』などの曲に合わせて腰太鼓の演奏を披露した。澄んだ力強い太鼓の音と学習者の見事な演技は、観客を感動させた。

『法輪大法は素晴らしい』や『喜び』などの曲に合わせて演奏する腰太鼓

　このパレードのルートは比較的長く、観客は法輪功団体に対して特に熱心で、沿道では拍手や歓声が途切れることなく続いた。多くの観客が、学習者が実演する五式の功法を真似していた。

　法輪功の隊列がメインステージ前を通過した際、司会者はこう紹介した。「法輪功、または法輪大法は、人々の心身の健康を促進する修煉法です。修煉には動功と坐禅があり、『真・善・忍』の原則に従って道徳心を向上させるように導きます。これは中国に起源を持ち、現在では100以上の国と地域で実践されています。法輪大法は誰でも無料で受講できます。より詳しく知りたい方は、www.falundafa.org をご覧ください」

　観客の中には、わざわざ法輪功のパレード隊列の前まで来て感謝の意を伝えた。多くの観客が学習者に合掌して敬意を表し、中には中国語で「你好（こんにちは）」と挨拶する人もいた。現場には中国人の観客もおり、法輪功のパレード隊の壮観な姿に圧倒され、真剣な眼差しでその様子を見つめていた。

　パレード終了後、あるグループの観客が学習者に向かって「私たちはあなたたちのチームが一番好きです」と声をかけた。彼らは、法輪功が「真・善・忍」を修める平和で穏やかな修煉団体であること、そしてそれが中国で中共によって迫害されていると知ると「迫害のことは聞いたことがありますが、そんな迫害が今も続いているなんて……迫害する者は理不尽で話にもなりません」と語った。