　【明慧日本2025年7月6日】私は生粋の農民で、家族の中では長男です。妹が一人、弟が二人います。15年前に大腿骨頭壊死を患い、杖をついて歩くようになり、身体障害者になりました。両親は早く亡くなり、家は貧しく末の弟はてんかんを患っており、記憶力もよくありません。そのため、今でも結婚できず、一人で生活しています。

　最初、私は法輪大法に対して特に反対はしなかったのですが、支持もせず、自分を守るという立場でいました。弟は健康状態が悪く、「法輪功は病気を治し、身体を鍛えることができる」と聞いて、修煉を始めました。すると間もなくして弟のてんかんは治り、二度と再発しませんでした。親戚や友人も、法輪大法の不思議さと超常さを目の当たりにしました。

　数年前、弟は人々に真相を伝えたことで逮捕されました。彼は修煉をやめなかったため、不当に6年以上の刑を宣告されました。家は貧しく、逮捕された当初は弁護士を雇うお金もありませんでした。私は痛みと苦しみの中、どうすることもできずに日々を耐えていました。

　そのことを知った法輪功の学習者たちは、自らお金を出し合って弁護士を雇ってくれました。弟の救援活動の中で、私は学習者たちの高い道徳心、利己心のない他者への思いやり、見返りを求めない助けと奉仕の姿に深く感動しました。私は心の底から、こんな素晴らしい人たちを育ててくださった法輪大法の師父に感謝し、名前も言わずに黙って助けてくださった大法弟子の皆さんに感謝しています。

　法輪功の学習者たちに感動した私は、杖をつきながらも、弁護士と一緒にさまざまな機関に資料を届け、関係者に事実と真相を伝えに行きました。ある学習者が、「歩きながら心を込めて『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と念じると、福を得られる」と教えてくれました。

　数日間唱えただけで奇跡が起こりました。以前より早く歩けるようになり、腰の痛みもなくなり、背中のこわばりも取れ、杖なしでも歩けるようになったのです。ただ、大腿骨頭壊死の脚はまだまっすぐにしか動きません。実は弟が何度も、「心を込めて『法輪大法は素晴らしい』『真・善・忍は素晴らしい』と念じてみて」と言ってくれたのに、当時は信じなかったことを今は心から後悔しています。

　今、弟は刑務所にいて、毎月生活費を口座に入れる必要があります。そのお金で日用品などを買っています。学習者たちは、私たち家族の苦しい状況を知っています。妹の夫は脳梗塞で寝たきりで常に薬を必要としており、重いときは入院も必要で、妹がずっと介護しています。次弟は山間部の農村に住み、妻の両親は常に薬や注射を必要としています。私は何年も前に離婚しており、障害者でもあるため、経済的にはずっと困難な状態です。

　そんな中、学習者たちは黙ってお金を渡してくれて、弟の口座に振り込んでくれましたが、彼らの名前すら私は知りません。世の中に良い人はいると聞いたことはありましたが、これほど良い人たちに出会ったことはありません！　これほど多くの善良な人たちに出会ったのは初めてです！

　私は心から、法輪大法の師父の偉大さを讃え、大法の威厳と超常の力を讃えます！

　そして今、私は心からこう言います。　「私も修煉します！　人のために思いやりを持てる良い人になります！」

　今、私はすでに『轉法輪』という宝の書を手にしています。