　【明慧日本2025年7月6日】

　河北省の裁判所が姜徳新さんに対し不当な裁判を開く

　2024年10月26日夜、遼寧省撫順市の自宅にいた法輪功学習者（以下、学習者）の姜徳新さんが、警察の一団により連行され、撫順南溝拘置所に拘束された。

　翌日の2024年10月27日、姜さんは河北省承徳市の警官により不当に取り調べを受けた。10月28日、姜さんは河北省承徳市へ強制連行された。今年3月、この案件は承徳市双橋裁判所に送致された。

　承徳市双橋裁判所は7月4日（金曜日）に裁判を開くと発表した。

　山東省の谷文花さんが不当連行

　山東省徳州市陵城区の学習者・谷文花さん（65）は6月24日、陵城区610弁公室の関係者により連行され、徳州市拘置所に拘束された。

　それ以前に、谷さんは強制的に陵城区人民病院に連れて行かれ、身体検査を受けさせられた。高血圧などの症状が見つかり、入所の基準に達していないため解放された。警官らは法律を無視し、再び谷さんを連行した。

　河北省滄県の警官らが肖樹栄さんと文君さんを連行

　2025年6月24日朝5時ごろ、河北省滄州市滄県大官庁郷呂寺村の学習者・文君さん（女性）は、自宅に侵入してきた滄県公安局国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保）の警官10数人に連行され、家宅捜索を受けた。

　翌日、6月25日午前3時には、これらの国保警官は塀を乗り越えて、杜林郷趙管営村の学習者・肖樹栄さん（男性）の自宅に侵入し、すべての家財を押収した。現在、文君さんと肖樹栄さんは滄州市拘置所に拘束されている。

　河北省滄州市派出所とコミュニティの人員が邢煥省さんと王淑梅さんに嫌がらせ

　6月25日、学習者・邢煥省さんは現地の派出所から「ちょっと来てほしい」との電話を受けたが、邢さんはこれを拒否した。

　6月30日、学習者・王淑梅さんの住むコミュニティの関係者が、王さんの夫に電話をかけ、家の住所を確認した。

　吉林省の複数の学習者が警察から電話で嫌がらせを受ける

　吉林省榆樹市の学習者・楊英輝さん、孫慶紅さん、孫慶敏さんは6月末、榆樹市派出所から嫌がらせの電話を受けた。内容は、「今も某団地に住んでいるのか？　まだ法輪功を修煉しているのか？」といった質問であった。

　四川省徳陽市旌陽区の関係者が管轄内の学習者に継続的に嫌がらせ

　6月12日、四川省徳陽市旌陽区の天元派出所の警官が学習者・厳玉蘭さんを連行した。

　4月15日頃、学習者・錢書菊さん（70代女性）、蔡商玉さん（70代女性）は、法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして連行された。現在、二人は徳陽市旌陽区の拘置所に拘束されている。

　6月11日、旌陽区八角井派出所の警官2人が林頂玉さんの自宅に行き、嫌がらせをした。

　2024年末、天元派出所の警官らは、学習者・江一全さん（70代）が経営する店舗に入り、写真を撮影するなどの嫌がらせを行った。

　2024年末、旌陽区旌陽派出所文廟コミュニティの警官らは、学習者・呉慧珍さん（70代女性）が経営する店舗に行き、嫌がらせをし、写真を撮った。

　黒竜江省伊春市伊美区の警察とコミュニティ人員が嫌がらせを働く

　7月1日午後5時、黒竜江省伊春市伊美区に住む学習者・崔雪蕾さんの家に警官およびコミュニティ関係者の一団が押し入り、嫌がらせを行った。コミュニティ人員は崔さんに「三書」への署名を強要したが、崔さんは拒否した。そのとき、2人が崔さんの腕を押さえ、1人はノートを崔さんの胸の前に構え、もう1人が写真を撮ろうとしたが、崔さんは強く抗議し、足でそのノートを蹴り落とした。彼らはノートを拾い上げて撮影を続けた。

　この間、崔さんの母親が彼らに娘を放すように求めたが、母親自身も腕を押さえられた。そして崔さんは母親を放すように強く訴えた。押したり抵抗したりする中で、崔さんの家のテレビがぶつかって画面の三分の二が壊れた。

　今年はこれが2回目で、崔さんへの前回の嫌がらせは5月7日だった。

　遼寧省の王慧さんと李晶さんが15日間不当に拘留

　6月2日、凌海市の学習者・王慧さんと李晶さんは自宅から連行され、15日間拘留された。6月18日に帰宅した。

　河北省深州市の李祥瑞さんが嫌がらせを受ける

　6月11日、河北省衡水市にある深州市辰時鎮潤家荘の学習者・李祥瑞さんは、地元の派出所から嫌がらせを受けた。

　福建省福州市の王永金さんが連行された件に関する追加情報

　福建省福州市の学習者・王永金さんは6月25日午後1時、同市倉山区公安支局の国保警官により自宅に押し入られて連行・家宅捜索された。法輪功の書籍を含む、携帯電話数台や全ての電子機器が押収された。

　3日後の午後、王永金さんは福州市第一拘置所に拘束された。

　四川省徳陽市の李煥群さんが嫌がらせを受ける

　6月26日午後7時50分ごろ、淮河通り恵民団地に住む李煥群さんの家のドアをノックする者が現れた。ちょうど食事中だった李さんが扉を開けると、「派出所の者だ」と名乗る警官2人がいた。どこの派出所は明言しなかった。そして「あなたがまだ法輪功のことを伝えているか」などと尋ね、写真を撮ろうとしたが、李さんがそれを制止し、「中に入って座りませんか？」と勧めた。警官は「用がある」と言ってすぐ去って行った。

　遼寧省の周風蘭さんが再び嫌がらせを受ける

　遼寧省瀋北区の学習者・周風蘭さん（76）は、2024年に連行され帰宅して以来、警官による嫌がらせを度々受けている。

　家族の話によれば、現在体調の悪い周さんは、数日前にも警察からの嫌がらせを再び受け、輝山派出所に出頭するよう要求された。そのため、家族は不安と恐怖を感じているという。

　（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）