文／中国黒竜江省の大法弟子・新生

　【明慧日本2025年7月8日】私は2014年に幸運にも法輪大法の修煉を始め、絶望の淵から救われました。

　私が53歳のとき、息子の家のリフォームをするために外地に行きました。家の工事が終わったころ、関節が腫れて痛み出し、手も腫れて拳を握ることもできなくなりました。当時は自分で「きっとリウマチだろう」と思っていましたが、息子がそれを知って、私を病院へ連れて行ってくれました。検査の結果、医師から「これはリウマチではなく、全身性エリテマトーデスの病気です」と告げられました。

　そのとき私は、これが慢性の不治の病だということをまだ知りませんでした。家に帰ってからインターネットで調べ、この病気の恐ろしさを初めて知ったのです。この病に特効薬はなく、世界中どこを探しても治せる方法がないと書かれていました。

　私はステロイド系の薬を服用しましたが、症状はまったく改善されず、むしろ副作用で顔や頭が腫れ上がり、変形するほどになりました。病状は日に日に悪化し、夜も痛みで眠ることができず、まったく休めない状態が続きました。

　私には法輪大法を修煉している姉が2人おり、すでに20年近く修煉しています。私は以前から「大法は素晴らしい」と知ってはいましたが、『轉法輪』などの大法の書籍を読み始めると、すぐに眠くなってしまい、どうしても読み進めることができませんでした。その後、2番目の姉が修煉をやめなかったことで中共から残酷な迫害を受けているのを目の当たりにし、それが恐ろしくて、私は大法に近づくことすらできなくなってしまいました。

　私が病気になったとき、長姉は私の体の状態を知ってとても心配していました。当時、次姉はまだ刑務所に不当に拘禁されていました。長姉は次姉の夫に電話をかけ、私が病気になったことを知らせました。すると義兄は長姉にこう言いました。「彼女を救えるのは大法しかない。大法を学ばせなさい。もし彼女が法を学べれば、師父がきっと救ってくださる」。それを聞いた長姉は、すぐに私に電話をかけてきました。

　その年の秋、長姉が故郷に戻ってきました。数日後、私も実家に戻りましたが、その頃の私は歩くことすらままならず、孫を抱くこともできない状態でした。長姉は私に「法を学びなさい」と勧めてくれましたが、私は「私には法なんて学べないよ。あなたたちは朝早くから夜遅くまで煉功してるけど、私はそんなふうに続けられない」と言いました。

　姉はこう言いました。「それじゃあ、自分の命と今の暮らしとどっちが大事なの？　どうして続けられないの？　自分でよく考えてみなさい」。私は、「じゃあ、読んでみようか」と言いました。すると姉は大法の宝書を持ってきて、「読んでごらん、実の姉があなたを騙したりすることがある？」と言って渡してくれました。姉の気持ちを無駄にできず、私は本を受け取りました。

　姉はさらにこう言いました。「読んでみて、よさそうならそのまま読み進めればいいし、合わないと思ったら読まなければいい」。今回は不思議なことに、私は本をすんなり読めたのです。眠くなることもなく、読み進めるほどに「師父がおっしゃっていることはまったくその通りだ」と感じるようになりました。

翌朝、長姉はさっそく私に煉功を教えてくれました。その日から今日に至るまでの10年間、私は朝の煉功を一度も欠かしたことがありません。毎日、午前3時に起きて煉功を始め、一日も休まず続けています。

毎日法を学ぶ中で、私の考え方は少しずつ変わっていき、師父が説いてくださった法理もだんだんと理解できるようになりました。そうして私は薬を飲みながら、煉功も続けていました。煉功を始めて一週間ほどで、体に変化が感じられるようになりました。薬を飲むとき、全身がとても痛くてたまらないのです。ある晩は特にひどく、苦しくてどうにもならない状態でした。

　私は思いました。「薬を飲んでもこんなに痛いなら、もうどうしようもない。飲んでも苦しい、飲まなくても苦しい。それなら、いつ命が尽きてもいい、そういう運命なら受け入れよう」と考えました。私は治そうとする心を捨てて、「この身を師父にお任せしよう。私はすでに大法を得たのだから、生きようと死のうと、どちらでも構わない」と覚悟を決め、薬をすべて捨ててしまいました。その夜、私はぐっすりと眠れたのです。病気になって4カ月以上経っていましたが、こんなによく眠れたのは初めてのことでした。

　あの、ぐっすり眠れた夜の後、翌週には私はすっかり元気になり、まるで病気などなかったかのように、全身が軽く感じられるようになりました。体はすっかり正常な体に戻っていたのです。これこそが、大法が私の身に示してくださった奇跡なのです！あの日以来、私は一錠の薬も飲んでおらず、病気も再発していません。体にも力が漲り、すっかり元気になりました。本当に、師父の救いのご恩に心から感謝しています。

　後になって当時の写真を見たとき、次姉は私のことがだと分からず、長姉に「この人は誰なの？」と聞いたほどでした。その頃の私は、まるで凍傷にあった後の大根のような顔をしていたのです。それほどまでに、ひどい状態でした。しかし、師父はたった一晩で私のすべてを変えてくださり、病業を取り除いてくださいました。私は新たな命をいただいたのです！

　師父は長年にわたって、慈悲深く私を守ってくださいました。今日はこの明慧ネットを通して、師父に感謝の気持ちを伝えたいと思います。師父、ありがとうございます。