　【明慧日本2025年7月8日】4機のアメリカ空軍戦闘機が7月4日午前10時、サイパン島の空を飛行し、「サイパン解放記念日」および「アメリカ独立記念日パレード」が祝賀ムードの中で幕を開けた。パレードはススピ海岸通りで盛大に開催され、サイパン島の法輪功学習者（以下、学習者）も招待を受けて参加した。華やかな隊列と迫力ある腰太鼓の演奏は観客の好評を博した。

　パレードは海沿いの（Rte 30）にあるナショナル・オフィス・サプライから出発し、市中心部のススピ市民センターを目指して進行した。市民は通りの沿道に集まり、パレード隊列の風采を楽しみながら、興奮と喜び、そして地域への誇りに満ちた雰囲気に満喫していた。

　パレードには、YoungGunzモーターサイクルクラブ、アメリカ海兵隊Blaz大隊、アメリカ陸軍予備役、警察署、ゴルフカートおよび自動車クラブ、ナイツモーターサイクルクラブ、そして地元のさまざまな民族コミュニティ団体など、全部で58のグループが参加した。各団体は活気に満ち、個性あふれるフロート（花車）が祝祭ムードをいっそう盛り上げた。

7月4日、サイパン島で開催された「アメリカ独立記念日パレード」で、パフォーマンスを披露する法輪功チーム

　法輪功の隊列は、横断幕グループ、腰太鼓グループ、フロートで構成されていた。学習者は精神に満ちあふれ、中国語と英語で書かれた「法輪大法は素晴らしい」「世界には真・善・忍が必要」「真実を知ることは救いへの希望」などの横断幕を手に、法輪大法の素晴らしさを人々に届け、その姿は観客から好評と尊敬を集めた。

　色鮮やかな衣装を身にまとった腰太鼓グループは、「法輪大法は素晴らしい」「慶び」といった曲に合わせて腰太鼓を力強く打ち鳴らし、観客の注目を集めた。沿道の人々は歓声と拍手で応え、熱気に包まれた。

　フロートの上では、古代中国の女官（宮廷に仕える女性）に扮した学習者の姿が観客の目を引き、新鮮な印象を与えた。法輪功のパレード隊列は、純粋で穏やかなエネルギーを発しながら前進し、多くの人々が写真を撮ったり、学習者が手渡す資料を受け取ったりする光景が見られた。

メインステージの前で演奏を披露する腰太鼓グループ

　メインステージの前を通過する際、学習者は政府関係者、アメリカ陸・海・空軍の代表、そして各界の来賓に、中共による法輪功迫害の実態を伝える冊子と精巧に作られた小さな蓮の花の飾りを手渡した。同時に、腰太鼓グループはメインステージの前で演奏を披露し、観客に大変喜ばれ、多くの人が写真を撮って記念に残していた。

　演技が始まる前に司会者は、「法輪大法は27年前にサイパン島に伝えられ、現在も現地で広く支持されています。法輪大法はすでに世界100以上の国と地域に広まり、何千万人もの人々がその恩恵を受けています。法輪大法を修煉することで、人はより慈悲深くなり、心が穏やかになり、他人を先に思いやることができるようになります。法輪大法はこの素晴らしい機会を通じて、その素晴らしさを人々に伝えたいと願っています。純粋な心と高い道徳心こそが、健康な身体と幸福な人生をもたらすのです。そして共に、法輪大法の原則である『真・善・忍』を心に刻みましょう」と、観客に法輪大法を紹介した。