　【明慧日本2025年7月9日】アメリカ・ニュージャージー州の一部の法輪功（ファールンゴン）学習者（以下、学習者）は6月29日と7月5日の週末、州内の有名な海辺の町であるシーサイド・ハイツとアズベリー・パークを訪れ、地元住民や観光客に法輪功（法輪大法ファールンダ―ファーとも呼ばれる）を紹介し、中国共産党（以下、中共）による長年にわたる法輪功迫害の実態を伝えた。学習者の平和で調和のとれた煉功の光景は、海辺の歩行者通りで再びひときわ目を引く風景となった。

　ニュージャージー海岸には多数の質の高いビーチが分布しており、アメリカ北東部における夏の観光地として人気のスポットである。その中で、シーサイド・ハイツは100年以上の歴史を持つ海辺の町で、全長2.5マイルに及ぶボードウォーク（木製遊歩道）が有名である。多くのクラブ、バー、ショップ、レストラン、娯楽施設が並び、にぎやかな海辺の歩行者天国を形成している。一方、アズベリー・パークのビーチは、世界および全米の「最も優れたビーチ」の一つとしてたびたび選出されており、多くの観光客に愛されている。

　学習者が両方の町の海辺の歩行者天国で行った平和で調和のとれた煉功の光景は、多くの観光客の注目を集めた。立ち止まって法輪大法についてさらに詳しく学習者に尋ねる人もいれば、その場で功法を学びたいと申し出る人もいた。さらに多くの人々が迫害の実態を知った後、積極的に署名し、アメリカ上院で審議中の『法輪功保護法案』を支持した。

シーサイド・ハイツのボードウォーク（木板通り）で功法を実演するニュージャージー州の学習者

　ニュージャージー州の学習者は、毎年夏になると海辺で法輪大法を広め、法輪功迫害の実態を伝える活動を続けている。この活動は、シーサイド・ハイツの町政府を含む多くの関係者から力強い支持を受けている。

法輪功迫害の実態を知った後、学習者と記念写真を撮るシーサイド・ハイツのボードウォークで勤務中の警察官たち

　今年、ニュージャージー州の学習者は、例年のように功法の実演や中国本土における中共による法輪功迫害の実態を明らかにするだけでなく、迫害がアメリカ国内にも拡大している事実にも焦点を当てて活動を行った。この問題は多くの市民の関心を呼び、数多くの人々が自発的に署名し、アメリカ上院による『法輪功保護法案』の可決を支持した。

　香港出身の王さんは、『轉法輪』一書が迫害を受けている事実を聞いた後、学習者が話した内容を全部信じていると話し、今後も学習者の反迫害の努力を継続して支持すると表明した。

シーサイド・ハイツのボードウォーク（木板通り）で、通行人に法輪功迫害の実態を伝える学習者

　7月5日、アズベリー・パークの海辺で、多くの観光客が自主的に署名し、アメリカ上院の『法輪功保護法案』を支持した。ニューヨーク市から来た観光客のアンディ・キングさんは、功法を学びたいと申し出た。

自主的に署名しているアズベリー・パークの海辺に訪れた観光客

法輪功の功法を学ぶニューヨーク市から来た観光客のアンディ・キングさん（右）

　学習者のスザンナ・デソウザさんは、数年前に法輪大法に出会い、普段は主に自宅で煉功しているという。学習者と一緒に煉功できるのはとても良い気分だと話した。彼女は「法輪功を修煉してから、より穏やかになり、集中力も高まり、周囲のすべてが変わりました」と語った。